Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

鈴虫花が咲き、人工衛星が飛び交い、白鶴花が舞う

2023年08月07日 15時38分00秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年8月7日:スズムシバナ(鈴虫花:ゴマノハグサ科イセハナビ属の多年草)
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 鈴虫が咲き始める頃に咲き出すという。この辺り、藪はあるが、ついぞ鈴虫の音色など耳にしたことはない。
 スズムシバナ、いっとき葉焼けが酷くダメかなと思った。それでもと思い、さらに日が当たらぬ遮光ネットの奥深くに移動させた。
 葉焼けの痕はいかんともしがたいが、それでも、たった一輪だが先駆けて咲いてくれた。なんとも愛らしい花ではないか。鈴虫とは、比ぶべくもない!?

 📸2023年8月7日:シマタニワタリノキ
 (縞谷渡の木:アカネ科タニワタリノキ属の常緑低木)
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 📸2023年8月7日:猫の額に人工衛星が飛んできた!
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 それは、突然のことのように思えた。変化朝顔だ、タマノカンザシだなどとうつつを抜かしていたら、目立たぬところで密かにその思いを育てていたやつがいた。シマタニワタリノキがそれだ。
 そう、オールド・ファッションのその姿は、いかにも昭和の臭いが漂うけれど、それが植物だということになると話は変わる。この人工衛星みたいなモノが花だって? なんとも珍妙な姿だこと。球形の頭状花序(花の集合体)を持ち、その小さな花びらは5裂している。人工衛星のシンボルともいえる(?)つんつんと飛び出した細長いトゲトゲ、あるよね、実は、これが花柱ということになるようだ。
 なんとまぁ、驚きのパフォーマンスを秘めた花、それがシマタニワタリノキの花なのであった。

 📸2023年8月6日19時25分:タマノカンザシは、なぜ夜の訪れとともに花開くのだろう?
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 📸2023年8月7日6時23分:まだ人通りの少ない朝、残り香を漂わせながら・・・。
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 📸2023年8月7日6時22分:何を思ってか、その面貌に涙がたった一滴・・・。
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 昨日の宵も、タマノカンザシとの逢瀬を重ねた。そう、あの白鶴花とである。
 何があったかって? 深くは訊ねない、それが大人の作法ってやつだ。



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