Kite.comの花を探して毎日ブラ散歩!

今日もカメラ片手に、日常の中の非日常を探して彷徨ってます。猫の額でも、ほんの少しですが季節の山野草と戯れています。

夏の宵 涼を運ぶや 白鶴花

2023年08月06日 14時18分25秒 | みんなの花図鑑

 📸2023年8月5日19時7分:タマノカンザシ
 (玉の簪:キジカクシ科ギボウシ属(ホスタ属)の多年草)
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 📸2023年8月5日19時6分
 雲中の白鶴もかくやあらんといった景が現出。
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 📸2023年8月6日5時22分:余韻のなかで朝を迎えた白鶴花。
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 7月31日の日記で、「まさに、雲中の白鶴もかくやあらんといった景が現出する」と記述した。
 そう、このタマノカンザシ(玉の簪)はいくつかの別名を持っている。
 漢名は「玉簪(ギョクシン)」という。中国原産とされ、和名の「玉の簪」は漢名を読み下したものとされる。
 その他、玉春棒(ギョクシュンボウ)、棒玉簪(ボウギョクシン)、白鶴仙(ハクカクセン)、そして、白鶴花(ハクカクカ)などの別名がある。
 前述した「雲中の白鶴」とは「雲のなかを優雅に飛翔する白鶴」を指し、その意は「心が清らかで、気高く立派な人物をたとえた言葉」とされる。
 夏の宵に、芳しい香りとともに花開くタマノカンザシ--別名として、白鶴花とはよくぞ名付けたものである。

 📸2023年8月6日:地植えにしてある八重のタマノカンザシである。
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 さて、地植えにしてある八重のタマノカンザシはどうであろう。これが、あまり芳しくないのである。
 今春、株分けしたのだが、株自体はとても大きく育ってくれたと思う。ところが、この酷暑である。自分自身でさえ、これほどの夏は初めての経験と言ってよい。かなり長く生きているのにね。
 ご覧の通り、至る所で、葉が茶枯れている。花茎は2本上がっているのだが、この時期としてはあまり生育がよいとは言えないようだ。
 もっとも、2021年開花した折には、8月21日20時6分であった。ともかく、無事、花ほころんでくれることを祈るとしよう。

 📸2023年8月6日:今日も三輪の台咲き牡丹系統の朝顔が暴れている。
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📸2023年8月6日:花筒が妙に太く見える。
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📸2023年8月6日:花筒に台咲きの痕跡が。
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 丸咲きの牡丹、台咲き牡丹、車咲牡丹、・・・、そう、候補はいくつかあるのだが、絞り切れていない。
 ただ、今日の開花状況を見ると、単なる丸咲き牡丹とは言えないようだ。引き続き、捜査を続行するとしよう。

📸2023年8月6日:爽やかバイカラー!
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📸2023年8月6日:透明感のある花姿!
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 美しい! 心が洗われるようだ! 花を愛でるとは、かくありたいものである。
 咲き方がどうのとか、この名称は何というのかとか、七面倒くさいことを考えず、そこに在るがままの花を素直に鑑賞したいものだなぁ~。
(あっ、面倒なことを言うと、左側は「時雨絞 染分(しぐれしぼり そめわけ)」、右側は「時雨絞 雀斑(しぐれしぼり そばかす)」)などと呼ぶらしい。)



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