神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

震災3日後に仙台にて手伝い

2011-04-08 18:16:43 | 学生の声
ロボット・メカトロニクス学科の学生の一人は、震災直後の被災地を訪ねており、次のように報告してくれました。

「震災3日後の3月14日、友人が家族を心配して仙台の被災地に入りたいということでしたので、一人では心細いと思い同行しました。テレビでみた現地の惨状から、これは自転車を乗せていったほうがいいと考え、車に積み込みました。高速道路は閉鎖されているので、こちらを出てから、新潟、山形、青森を経て、それから南下し、仙台に入りました。その間、一日がかりでした。幸い、友人の家族は無事でしたが、停電していて、あたりは真っ暗な状態でした。少しでも役立ちたいと考え、近くの避難所に行きました。ちょうど支援物資が届き始めていたので、それを運ぶのを手伝いましたが、仙台近郊の大学生も大勢まとまって手伝っていました。滞在中は余震もあり、また、ライフラインは不安定な状態で夜は真っ暗となり、被災者の方々はとても不安な状態に置かれていました。そして、これから先、長期的な支援が必要だと痛感しました。
今、被災地支援の要請を知人から受けているので、その手伝いをしていきたいと思っています。」

(写真の自転車について)
「現地の情報がネットでしかなかったので、一番不整地にむいているMTBを選びました。実際に出向いてみたら、停電で信号がついていない程度でしたが、ガソリンの確保に不安があったり交通整理をしていた場所が多かったので、これはとても有効でした。」
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