神楽源五郎丸の うなぎ~たべたべ日記(名古屋・愛知うなぎ食べ歩きブログ)

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【愛知県春日井市】うなぎ屋「たむろ本丸春日井店」

2021年04月12日 | ◆たむろ 愛知県春日井市
今から5年ほど前に春日井市民病院の東にオープンした
「たむろ本丸春日井店」さんには
オープン当時にうかがいましたが
実はその時の記憶がまったく薄れ
今回改めて訪問させていただくことになりました。

オープン当時のことで
印象で残っているのは
待ち時間が1時間ほどあったことと
店外にお客さんから見える「いけす」があり
その中で「うなぎ」が何匹も泳いでいたこと…

現在は当時はなかった
入口はいって右側も
飲食スペースになっており

カウンター席の前では
大きなスクリーンビジョンに
犬山城や富士山などの
3D映像が映し出されている~
ビジュアル面でも楽しませてくれるお店に変身していました。

今回はそのカウンター席を利用させていただくことに

事前調査では
このお店のこだわりは
自家養殖の「うなぎ」と
長野県産の「特別栽培米」のお米
ということだったので
期待で胸が膨らむ。

まずお米の「特別栽培米」について

メニューに挟み込んであったリーフレットから
長野県産の「特別栽培米」
いわゆる一定の基準の50%以下の
農薬と化学肥料で栽培された「コシヒカリ」を使用しているという
俗に言う減農薬/減化学肥料の「特栽米」だ。

10年ほど前に勃発した事故米騒動をきっかけに
「トレサビリティー法」が整備され
原産地からお客様の手に渡るまで
納品書などの書類で
紐付けされた証拠が必要になってきた。

一方「うなぎ」はというと…

産地など何も書かれていない!!

早速
メニューにある「うな重定食(極み)」を注文して
待つこと10分少々
お膳に乗った「うな重」と
「あさりのお吸い物」
「お豆腐」などが提供された。

後からデザートも出てくるらしい

おおっと…見た目「うな重」の
露出している「ごはん」の面積が
いくぶんやや多いように…
そして「うな重」も含めて
全体的な盛り付けが「ぞんざい」に感じ
高価な食事なのに
お客様への配慮と感謝も感じない。

「うなぎ」を口に含むと

おおっと…

パリッとした食感はなく
ぬちっとした弾力性のある皮のタッチ

そして肉薄の身の味が
後から追いかけては…

こない!!

???

サイズが見た目少々小さめで
形も飯櫃(いびつ)で貧弱に感じる「うなぎ」
「うな重」特有のダイナミックさは
ないような気がする。

「お吸い物」も火加減が甘く温く感じるし
一匹「うなぎ」を「うな重」では使用しているのに
なぜ「肝吸」ではなく「あさりのお吸い物」なのか???

「肝」は何処へ

まるで調理済みの安価な冷凍「うなぎ」を
素早く業務用の両面焼きグリラーで焼いて
食べさせられたかのような
寂しい思いにもなったような気がする。

しかし

ご飯は
おいしかった!!
「たむろ」さんの
お米の選択は
ほぼ正解だと思う。

メニューには「お刺身定食」や
「天ぷら定食」もあり
ファミリーレストラン感覚で利用したい



いささか定食ではお値段が高いので

メニューに
「うな重」単品を追加して
「肝吸」と「香の物」だけを付け

自家養殖であるならば
価格を2.000台前半か
1.800円か1.900円ぐらいに設定すれば

そして
「お子様ランチ」のような盛り付けの
お子様メニューや
ポテトとかフライドチキン

さらに
ピザやパスタなども
メニューに追加し
バリエーションを豊富にして

寿司屋の「スシロー」さんのような
ファミリーレストラン感覚で利用できる
新しいうなぎ屋さんのスタイルを
「たむろ」さんには期待したいな

再訪した印象は
お料理、接客、配膳、価格など諸々に
大きな「スキ」を感じてしまいました。

いつの日か
また、もしも、きっと、たぶん
訪問する時が来るかもしれないです。

最後に
おいしい「コシヒカリ」を栽培された
長野県の農家の方に感謝します。


うな重定食 たむろ「極み」 3.490円 税込

◆お店のデータ◆
愛知県春日井市西山町3-2-2
うなぎ屋「たむろ本丸春日井店」
電話番号:0568-85-2777
営業時間:
11:11~14:30(オーダーストップ)
17:11~21:30(オーダーストップ)
定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌日休)

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