神楽源五郎丸の うなぎ~たべたべ日記(名古屋・愛知うなぎ食べ歩きブログ)

「うなぎ屋」さんを紹介しています、 左サイドバーに「愛知・名古屋、岐阜の至高のうなぎ屋ランキング」を掲載

神楽源五郎丸の「うなぎ~たべたべ日記」です《ブログ》

ご覧いただきありがとうございます。
「うなぎ」の食べ歩きが好きです。多い時は週に3回~4回ほど食べます。
訪問した、名古屋、愛知県中心の「うなぎ屋」さんを紹介しています。
どのお店も先入観なしに食べた感想を素直に自分の言葉で書いています。
写真は1店舗につき1枚だけのUPです。
まずは名古屋の「うなぎ」を食べつくすのが夢です…(^^)/
よろしくお願いします。
お料理とお値段は訪問当時のものです。変更になっている場合があります。
左サイドバーに「愛知・名古屋、岐阜の魅惑のうなぎ屋ランキング」を掲載しています。

【名古屋市中村区】うなぎ家「はせ川」

2021年04月22日 | ◆はせ川 名古屋市中村区
今から15年以上も前のこと
春日井市気噴町北1丁目の
かつて戸建ての
イタリアン・レストランだった跡に
うなぎ家「はせ川」さんは誕生した!!

当時、新聞の折り込みチラシに
うなぎ家「はせ川」さんの
OPENを告げる広告チラシが入った

丁度「うなぎ」高騰の時期や
不況なども重なって
低価格で「うなぎ」が食べられるという
インパクトは絶大で

オープン直後は
春日井市民はもとより
噂を聞きつけた市外の「うなぎ党」で
お店は溢れかえった!!

チラシを見て
開店当時に訪問させていただいたのですが
順番待ちの家族連れや「うなぎ」好きの方で
店内10坪前後の待合場に
まるでディズニーランドの順番待ちをするかのように
丸く円を描くように整列して皆並んでいたのです。

当時の「はせ川」さんの売り文句で
印象に残っていたのは
「秘伝のタレの再現に成功…云々」
(今でもメニューに記載されている)

秘伝のタレではなく
再現した秘伝のタレなのか…

15年以上も前のことなので
これくらいのことしか印象に残っていない!!

しばらくして「はせ川」さんは閉店した

閉店はあっという間の出来事で
お店の前をよく通るけど
気が付いた時には
もうお店はなかった!!
極めて速いスピードの閉店劇だった!!

その前後では
ラーメン屋「はせ川」にも
変わったような気もする…

今はその場所は
すべて壊して葬祭場になっている。

うなぎ家「はせ川」さんの
運営母体の会社は
確か春日井市東野町にあって
多額の負債を抱えて破産し
県内に数店舗あったらしい「うなぎ屋」は
ほぼ閉店したらしいのです。

そんな
うなぎ家「はせ川」さんのお店が
名古屋駅にあると噂に聞いて
早速、訪問してきました。

場所は大都会「名古屋駅」の表玄関
桜通りを少し北へ入ったところで
かつてあったキャッスル・プラザ・ホテルの
桜通りを挟んで北方面に位置する
「大名古屋ビルヂング」の裏手で
まわりがビジネス街の一角。

以前は外国料理のお店
だったような気がする場所

店内はまだオープンして
1年以内と間もないので
キレイで清潔感があるから楽しみだ!!

今のこの店舗の売りは
1.000円ちょっとで食べられる
うなぎの「ミニ丼」らしい

平日の午後1時10分ぐらいに訪問したけど
お客様は誰一人いなかった!!

もしかして
お客さんは
ぼくひとり…? 不安

ランチ時
この立地このお値段で
この光景は
ありえないだろうと思いつつ

ここは「うな重(上)」3.600円(税込)を
ずどーんと注文。

待つこと10分少々で
注文した「うな重」が運ばれてきた。
お膳には一緒に
「肝吸」や「デザート」も乗っている。

早速、尾肉からいただき
テイスティング開始!!

むむっ!!

なんだこのムニュムニュ感??
皮は香ばしさのかけらもなく
身は硬質で切るのに一苦労!!
見た目も身が少し反り返っている。

いやな予感がよぎる…。

そして頭に近い
お腹のトロの部分を食する

一口運んだその瞬間に
皮と身の間の
脂のヌルっとしたものが
口のなかに入って来る

ううっ

焼きの時に
「うなぎ」の余分な脂が
落とされていないし
皮と身の食感も
この部位であっても
極めて悪い。

さらに
口に入れて初めてわかる
「ドロ臭」もする

「うなぎ」は濁った水の中を
好んで生息するので
丁寧に流水にさらして
「ドロ臭」を時間をかけて
取り除いてやらなければなりませんが

果たして
中国産の「うなぎ」を使用している
「はせ川」さんの「うなぎ」には
そこまで神経が注がれているのでしょうか
???疑問

「ゴム感」「ドロ臭」「ぬるっとした脂肪」
低レベル「うなぎ」の悪いとこ三つ巴

低コスト低品質の
中国産「うなぎ」の
まさに典型です。

丁寧に養殖された国産うなぎを使用するか
ぞんざいに扱われた
心くばりのない海外の畜養うなぎを使用するか

それはお店の自由だけれど
「うなぎ」は高価格な食事なので
食べるほうの見極めが必要で
単に安ければよいというものでは
ないような気がします。

以上のファクターから
個人的な主観ではありますが

小さなお子様や女性の方
また体力のない方
デリケートな方
お年を召した方
接待や商談、観光
胃腸の弱い方には
「はせ川」さんは
特におススメではない
「うなぎ屋」さんです。


一応3.600円も支払うのだから
という思いと意地から
全部を完食させていただきましたが

後味の悪さだけが
訪問後、数日続きました。


うな重(上) (吸物付) 3.600円 税込

◆お店のデータ◆
名古屋市中村区名駅3丁目18−13
キムラビル1階
うなぎ家「はせ川」
電話番号:052-526-5858
営業時間:
【昼】11:00〜15:00(LO.14:30)
【夜】17:00〜22:00(LO.21:30)
定休日:日曜日