田子の浦清掃

1300年前の和歌にも詠われた、富士山の景勝地・静岡県富士市の田子の浦で、和気藹々と楽しく、富士山クラブ主催の清掃活動が行われました。静岡や山梨、都内などから多数のボランティアが駆けつけました。

可燃物を中心に、ゴミ袋が126袋にも及びました。他にタイヤやテレビなどの大物もありました。

初めて海の清掃に参加しましたが、山とは違い、発泡スチロールのようなものが多数ありました。割れるとなかなか拾いにくく、苦労しました。また、どこからか流れ着いてきたようなペットボトルも一ヶ所に固まって大量に発見されました。ゴミを出さない、捨てないようにすることの大事さを感じました。

静岡県の川勝知事、世界遺産推進課職員も一緒に汗をかきました。イコモスの視察も近々来るようで、知事は「両県が力を合わせて頑張りましょう！」と、真剣に語ってくれました。

一日、曇り空でしたが帰路のバス車窓から、少しだけ富士の頂が見えました。希望の光が射し込んできました。

地元に住む山梨・静岡の県民の熱い心が、富士山の未来を決めます!