Free Your Body and Soul

身体と心を自由にして健康で幸せに💕
Advanced Rolfer Asako の独り言

緊張を手放す感覚?

2011-09-11 01:17:43 | ”からだ”と“こえ”

先日、ヴォイス・トレーニングのクラスの発表会があって、緊張した話です。

発表会は、私の習っている先生のクラスだけではなく、他の先生の音楽教室と合同で、そちらのクラスはお子さん達のピアノと大人の歌。

お子ちゃまのピアノのくらすと合同ということだったので、みんなが知ってそうな曲にしようと先生と相談し、"Over The Rainbow” を歌う事にしました。皆さん良く御存じの美しい曲ですよね♪ 一人で歌う場合、キーは変えれるのですが、この曲は出だしにいきなり音が1オクターブ跳ぶので、咽喉が緩んで準備万端でないと、1オクターブ上がった時の声が”ヒィ~”となってしまいます。

 

当日、行ってみると、お客さんはほとんどがそのピアノのクラスのお子ちゃま達の家族。今時は子供が少ないから、運動会もそんなだって聞いてたけど、聞きしに勝る~両親、両方の祖父母、は勿論、叔父叔母?親の友人?なんだか皆さん大所帯でした。お父さんはビデオを構え、おじいちゃんは写真を撮り、お子ちゃま達はみんな素っ晴らしいドレス出番が終わると兄弟やおばあちゃんがお花やプレゼントをもってステージに駆けつけ、それはもう凄い盛り上がりでした。

 

さて、出番が近づいてくると緊張して、横隔膜が上がってきます。でも、4人前くらいまでは客席で他の人の演奏を聞いているので、動いたりはできません。こっそり肋骨の下の縁のあたりを押してみたりしてました。

そして、3人前くらいに舞台袖に移動。横隔膜も上がってくるし、咽喉も締まってきます。人からは見えませんが、咽喉を緩めるのに声を出すわけにはいかないので、ロルフィングSi®からの知識と、先日の発声のための呼吸法のWSからの情報と、第九の先生の言ってたこと、の中から、声や音を出さずにできる事を色々やってみました。グラウンディングして、足の裏の目を開いて、呼吸は吸った息は骨盤底から地面へと出て行くイメージで、背面を感じた方がいいからちょっと壁に背中つけてみたり、膝は緩めて頭から背骨一つずつ曲げて行ってだら~んとして、また背骨一つずつ上がってきて、口を奥歯の間を開けるイメージで開け閉めしてみて・・・

おっ、ちょっとずつ緊張を手放していってる感じ?

でも、他の人の演奏を聴いているうちに、また一旦下がった横隔膜がグぅ~と上がってきます。

なので、また同じことしてみて

・・・

というわけで、結局自分の名前呼ばれるぎりぎりまで、他の人は順番待ちの人用の椅子にお行儀よく座って待ってるのに、私一人うろうろしたり、変な格好したりして、同じ事を繰り返してました。

そして、本番。

色々してたことのお陰で、横隔膜は落ち着いていて、咽喉はそんなに締まらず、リハーサルの時よりもちゃんとブレスができました。とはいえ、やはり緊張してないわけではなく、歌詞が飛びましたが、しらぁ~っと勝手に作詞して上手く誤魔化しちゃえました。

いつも、グループレッスンの時に練習の時結構うまく行ったと思っても、一人ずつ前で歌う時にクラスメートの前で歌うのでさえ緊張して咽喉が締まって練習通りに歌えた試しがないので、ちょっと、びっくりしました。今度、クラスメートには変な目で見られるでしょうが、クラスで歌う時も、その前に上記のような事を前の人が歌ってるときにしてみようかな。

(おぉ~・・・聞いてる人が、“歌習ってるクラスメート”ではなく、全く知らない人ばかりで且つ私の歌など全く興味ない(自分とこの子のピアノ以外)だろうなということも良かったのかもしれませんね!)

スポーツでもスピーチでも歌でも楽器でもなんでも、”緊張してても大丈夫なくらい練習しろ”とか言うけど、それって、”緊張と戦ってやっつけろ”なイメージな気がしません? 上記のいろんな事をやってた時の感じって”戦ってる” っていうより、”手放していってる”って言う方がぴったり来てたと思う。 

”適度に緊張してた方がいい”っていうのもどうなんだろう?だらだらでは駄目だと思うけど、それって”適度な緊張”というより、”張り切ってる”って感じな気がする。そうなると、身体の話で”緊張(=固さ?)ではなく張り”っていうのとつながってくるんだなぁ~って、そりゃあ、そうだよね~本人が意識してるかどうかに関わらず心の緊張が身体にも現れてるんだから。だから、心が緩むと身体が緩むし、身体が緩むと心も緩むんだもんね。(ここでいう緩むはだらだらになるっていうわけではないですよ~余計な緊張を手放した状態)心も身体も緊張は手放して、張りがあるっていうのが一番いいって事ですね。

というわけで、歌う時の緊張を手放せた時の感覚がわかった気がしましたが、問題はいつもそういうことを歌う前にできるかどうかですね~。

例えば、カラオケに友達と行って、それができるか?どうでしょうねぇ~

う~ん、私にとっては、歌う時にいかに咽喉を締めない状態でいられるかについては、まだまだ課題がいっぱいです


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