北京暮らしを始めてみれば その後

3年間の北京暮らしを終え、2006年1月に帰国しました。
その後の日本での生活を綴っていきます。

占いで名前を変える人々

2005-10-30 | 北京生活編 中国ならでは
 今の学校の先生(女性)が今年の2月くらいに結婚するらしい。何とその結婚のきっかけが、占いによる名前の変更だったそうだ。

 先生は今まで何人かと付き合ってきたが、交際期間が長かろうが短かろうがどうしても結婚に至らなかった。なんでや??というわけで、占い師に見てもらったそうだ。すると占い師が言うには、もともとの名前が良くないという。他の面ではまだ良いが、こと結婚面に関して言えば、この名前では一生結婚できないという。

 そこで占い師が提案したのは名前の変更。と言っても何か手続きをするわけではない。メールや手紙を書く際に、最後のサインを新しい名前にしてみたり、友達には新しい名前で呼んでもらうようにしてみたり、とにかく普段の生活でその名前に触れる機会を増やすのだそうだ。

 占い師は、「新しい名前にすることで、あなたは素晴らしい結婚相手と出会い、更にスピード婚になるだろう」と予言したらしい。それが今年の4月頃の話。その後数ヶ月、先生は常に「素晴らしい人」と出会わないか緊張していたが数ヶ月たっても出会わない。なんでやねん!と思い始めた2ヶ月前。先生曰く「見た目はバットしないけど、心は最高の人」に出会い、あっという間に結婚を決めたのだそうだ。

 さて、これが名前を変えたお陰なのかはわからない。今回の結婚相手が本当に運命の人なのかもわからない。が、この話を聞いた韓国人学生達はものすごく興味津々で、早速先生に占い師の名刺をもらっていた。中には結婚している奥さんもいるのだが、名前を変えてまで一体今の何を変えようとしているのだろう?

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