北京暮らしを始めてみれば その後

3年間の北京暮らしを終え、2006年1月に帰国しました。
その後の日本での生活を綴っていきます。

北京のゴルフ場デビュー

2005-10-16 | 北京生活編 中国ならでは
 昨日の土曜日、遂に北京のゴルフ場デビューとなった。先のビンタン島ゴルフ場で散々だったにも関わらず、夫は「日本に帰ったらなかなか行けないだろうから..」と予約を取ってくれたのだ。正直言うと、その時は楽しみ1割不安9割と言った感じ。北京でゴルフをする奥さん達は皆めちゃめちゃ上手と聞いていたから、ド素人の私が良いのだろうかと緊張しまくりだった。

 当日、市内から車で1時間半かけてようやく到着。すると、駐車場はもう満車状態。ものすごい人である。ゴルフ場の周りには別荘も立ち並んでいた。...が、人が住んでいる気配はなく、まるでモデル住宅状態。当初のもくろみとは裏腹に、きっと買い手がなかったのだろう。勿体無いなあ...。

 さて、スタート時間よりも20分ほど遅れてようやく私たちの番が回ってきた。キャディーさんも一目で私をビギナーだと見切り、何故かいつも5番アイアンを渡してくる。そう、5番でもほとんど飛ばないので、最初から最後までフル活用なのだ。

 ハーフを終えて移動してびっくり。15、6人の中国人がたむろしている。彼らは全て順番待ちなのだ。私たちもその辺に腰を下ろして打つ人を見るともなしに見ていたら、なんか中国人のおっちゃんが騒がしい。何やろ..と目をやると、何と彼らは私のゴルフバッグを覗き込んでいるではないか!

 私のゴルフセットはかなり前に母親から譲り受けたものである。その中には今ではほとんど見ないパーシモン(柿の木のウッド)があった。前日夫が私のクラブを見て「こんなん見たん、十何年ぶりや~」と驚愕していたのだが、中国人にとってもそうだったらしく、何やら引っ張り出しては興味深そうに見ている。勝手に人のもん、触るなよ~...。 ところで、そんな年代物のウッドを持つにもかかわらず、私はド素人...。彼らの視線を浴びながら打つことほど恥ずかしいものはなかった...。

 それにしても、中国人ゴルファーのうるさいこと。「お静かに」の札を掲げたいくらい、大声でしゃべる(わめく?)彼ら。街中と変わらないではないか。

 マナーに関して言えば、ショックだったのがキャディーさん。かなり若い女性で、下手くそな私にも何の文句も言わずついてきてくれたのだが、何と彼女グリーンで「かーっぺ」っとタンを吐いたのだ。せめてゴルフ場ではやめようよ~。

 そんなこんなでゴルフに興味を持ち始めた私。今日早速夫と近くのゴルフショップへ出かけてゴルフセットを購入した。ミズノ...のニセモノ。値段も日本の十分の一以上か、というくらい安い。初心者の私にはこれくらいで丁度いいのだ。あっという間に寒くなってしまう北京、このゴルフセットを使う機会はあるのかな?

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