PCゲーム制作サークル『RETROGIC』活動ブログ

PCゲーム制作サークルRETROGICの活動ブログです。不定期更新!!

RETROGIC Official Site 移転のお知らせ

2014年04月02日 | レトロジック


昨日は嘘物語を失礼いたしましたwwwいろんなSNSでついた嘘を一つにまとめて物語にしたのが昨日の日記ですw部分的に信じてくださった方もみえたんですが、全て嘘ですので!!てか、トムソンガゼルやらアルパカのくだりでどう見ても嘘だろうよ!!


はい、それはさておき、本日レトロジックの公式サイトが移転しました!!!!

RETROGIC Official Site

前々からもっとサイトをスマートにしたいと考えておりまして、新年度開始ということで移転することにしました!!今年度は『落日町の夕陽の中で』を完成させるとともに、サークル事業、活動エリアの拡大を図っていきます!!


レトロジックは創設からまるっと11年!!この間にフリーゲーム界は目まぐるしい変化がありました。11年前からの数年間はフリーゲーム最盛期といってもいい時代で、どのパソコン雑誌を見ても大体フリーゲーム紹介コーナーがあったり、それ専用のCD‐ROMがついてきたり…更にはフリーゲームオンリーの雑誌なんてものもありました。無料で遊べるゲームがたくさん…これが当時のフリーゲーム誌の一番メジャーなうたい文句でした。ネットゲームなども無料で遊べたものの、課金をしないとまともに遊べなかったり、ガチヲタ勢だけが集まるイメージが強く、一般に広く浸透しているとは言い難い状態で、フリーゲームとの住み分けができていました。

しかし近年になりSNSの普及により、新たなタイプのネットゲーム…「ソーシャルゲーム」が誕生しました。無料で普通に遊ぶことができ、従来のネットゲームと比べて遥かにお手軽、その上メーカー製のゲームのためクオリティも非常に高い。こいつの登場はゲーム業界全てを変えたように思います。もちろんフリーゲーム界も影響を受けました。PC雑誌を見てまず思うのが、フリーゲームコーナーが以前と比べ恐ろしく減った事。フリーゲーム専門雑誌など存在すらしないんじゃないでしょうか。それに代わりソシャゲ特集は見ろ見ろの押し売り!!本屋さんでは専門誌どころか、ガイドブック、ファンブック、CG集まで見かけ、それらがPC誌コーナーの5割以上を占拠しております!


かなり強烈な無料ゲームが出たことにより、フリーゲームは肩身の狭い思いをしているのですが、現在ニコニコ動画様主催でフリーゲームの祭典を定期的に開いてくださっており、今後それに期待できるのではないかと思っております。…が、それもまたフリゲ界を変えた要因の一つでもありまして…。


動画投稿サイトの普及により、暇な時間お手軽にできるソシャゲ以外のゲームはプレイするのではなく見るものへと変化しました。実況者様や投稿者様が動画を投稿し、それを視聴するというわけです。実況者様たちは面白い映像を提供するのがお仕事ですので、面白く、完成度の高い作品を望んでおられます。ソシャゲの登場で多くのプレイヤー様を失った我々フリーゲーム制作者の最後の望みは、この実況者様、投稿者様というわけですが、その方々に気に入っていただかなければならないという狭き門を通らなければならないのです。その門を通るため、作り手側はがんばり…その結果、フリーゲームの平均クオリティの向上が起こりました。

平均クオリティの向上は一見いいことのように思えますが、門が狭くなった今となっては、深刻な障害になり得ます。最近たまに聞く、一部の動画投稿サイトユーザーのモラルの低下も手伝い、昔だったら平均クオリティの作品が低クオリティとみなされ、クソゲー扱いされてしまったり、そもそもその作品存在すら誰も知らないなんてことも起こりうるわけです。有名実況者様、有名絵師様だけが神扱いされ、そのほかの人はゴミ同然と扱われる状況が、そっくりそのままフリーゲーム界にも訪れようとしていると言っても過言ではないのです。


では、我々に一体何ができるのか!?その考えから至った結論が、今年度のサークル方針なのです。まずサイトを一新し、きっちりしたサークルとしてのイメージを作ります。そして事業拡大、エリア拡大…これはサークルの骨組みをより強固なものにするためのものです。日本中にはたくさんの才能豊かな方がみえるはずです!!うちのサークルはありがたいことにメンバーに恵まれ、基盤は固まっているので、その方たちのお力をお借りしたら、さらに素晴らしい作品を作り上げていくことができるはずです!!作業効率やメンバー同士の友好関係の重視という理由から近場にばかりこだわり過ぎていましたが、定期的に会える距離であれば多少離れていても問題はありません。


時代は変化し続けています。我々もそれに沿って変化していかなければなりません。ユニクロの社長の言葉に「Change or Die」というものがあります。変革か死かです。まさにその通りなのです!!サークルとしても死ぬわけにはいきませんし、作り出した作品を死なせるわけにもいきません!!今年度の運営スローガンは「Change or Die」で行きます!!


すみません、長くなりました。というわけで、サイト移転のお知らせでしたwww