壁のポートレート

道端の壁が気になって写真を撮り続けています。
でもオーロラやら植物・風景などが最近多いですね。

オーロラ撮影旅行 Kiilopaa2009 (1)

2008年12月22日 | オーロラ

フィンランドのキーロパーからUPしています。

   *

   *

20(Sat)Dec Osaka - Helsinki

   *

「Tomorrow ?」
「Ya.」
最初から前途多難だー。 
   *
 出発するときは、そんなに深刻に思っていなかったんだけど…。
「機材の整備のため、搭乗時刻が送れます。」
という待合室のアナウンスが何回かあった後、関空をかなり遅れて出発。後の説明ではエアコンの不調だったらしい。
 結局そのままヘルシンキ到着も40分遅れの見込みになり、乗り換えてウィーンへ行くという隣席の女性が心配しているのを、
「大丈夫。1時間あったら十分乗り換えられますよ。それにもし乗れなくても、今回は機材が原因だからフィンエアーがホテルを用意してくれますから。」
なんて慰めていたのだが…。
 自分は、国内線だからいくらでも後の便があると甘く見ていた。
   *
 ヘルシンキヴァンター空港で降りて、念のため、乗継ぎゲートの係員にイヴァロ行きのチケットを見せると、到着のサービスデスクへ行けと言う。この辺で暗雲が…。
 混雑することで悪名高いヴァンター空港の乗継ぎゲートだけど、今日はガラガラだったので、ウィーン行きの彼女は楽に間に合っただろうと思う。さよならも言えなかったので残念。
 で、言われたサービスデスクでチケットを見せると、
「Today is no flight. Please board to 11:20 flight tomorrow.」
「…. Tomorrow ?」
「Ya.」
ああ、やっぱり…。(ToT)
夕食とホテルの部屋と朝食を用意するので、フリーバスでホテルへ行ってくれという。
「Thank you…」
最近の旅行は結構トラブルが多く、少々のことでは驚かなくなった自分が悲しい。
   *
 今日泊まる予定だった宿へ断りの電話を入れて、ただ飯を食って、…とりあえず寝よう。日本時間ではもう夜中の3時だよ。お休みなさい。

   *

   *

21(San)Dec Helsinki - Kiilopaa

   *

 朝8時でもまだ暗い。冬至から余り日が経ってないからね。1Fのレストランで朝食を食べて部屋に戻ると、電話が鳴った。昨日泊まる予定だったサーリセルカのホテルに常駐しているツアー会社の人からだった。
「昨日は電話を頂きありがとうございました。空港からのバスの件で補足説明させていただきます。」
ということで、イヴァロ空港から、今日から5泊滞在予定のキーロパーへ向かうバスの説明をしてくれた。
「ほかに何かご不明な点はありますか?」
「そちらの天気はどうですか? 延着トラブルよりもそっちの方が気になって…。」
笑い声の後、
「今日はやっぱり曇りですね。週の後半から晴れ間が見えるようですが。」
「期待しています。」
   *
 ホテルからヘルシンキ空港へフリーバスで向かう。たまたま同じバスに乗り合わせていた日本人の女性を、イヴァロ行きの搭乗ゲートでまた見かけたので、思い切って声をかけてみた。
「昨日関空から来られた方ですか?」
「ええ、そうです。」
「じゃあ、僕も同じなんですよ。延着で大変でしたね。」
昨日の飛行機内でCA(客室乗務員)さんから、もう一人イヴァロ行きの日本人がいると聞いていたが、どうやら彼女だったらしい。
 今日はサーリセルカ泊というので、話をしながら途中まで一緒に行くことにした。
「CAさんに次のイヴァロ行きの便に変更してくれるよう連絡を頼んで、OK貰っていたのに、ヘルシンキ空港に着いたら、今日はその便は飛ばないって言うんですよ。」
彼女は、CAを通じて次便への変更が出来る旨の確認を貰っていたらしいが、実はCAが勘違い?して、昨日は当初搭乗予定の便が最終便だったらしい。フィンエアーなんか二度と信じない!みたいに怒ってる。そりゃそうだね。
   *
 さて、イヴァロ空港に着くと、ターンテーブルから預け入れ荷物が出てこない。僕のも彼女のも。飛行機に乗る前にヘルシンキ空港のカウンターで、預け入れ荷物をイヴァロで受け取れることを確認済みだったのに、おかしいな。
「ヘルシンキでは、イヴァロで受け取れるよ、OKって言ってたんだけどなぁ…。」と言うと、
「OKなんて信じません。」と彼女。
あー、まだ怒ってる。(^^;)
 結局、係員に尋ねると、2人の荷物が奥から出て来た。昨日の夜から届いていたらしい。えー、じゃあ、荷物の積み替えが間に合うくらいなら、必死に走ったら人間の方も間に合ったかも…。
   *
 空港からエアポートバスでサーリセルカ経由でキーロパーへ。彼女はサーリセルカで降りる。さようなら。明日からは良い旅行になるといいですね。
   *
 最初は立たされたぐらい満員だったのに、キーロパーに近づくにつれ、5人降り10人降り、最後は僕1人になってしまった。途中バスの前方に幾つかの黒い影が見えて、ドライバーがブレーキをかけビックリしたけれど、トナカイの一団が悠々と道路を横断していった。そういえばトナカイ注意?の標識が所々に立っているな。
 到着したのはFell Centre Kiilopaa というコテージ村のようなところ。街灯の他は周りに一切灯りが無く写真撮影には良さそうだ。レセプションで鍵を貰って、2人用だというログハウス風のコテージに入ると、一人では広過ぎるくらい。サウナまで付いてる。後で入ろうっと。今夜は粉雪が舞っててオーロラは望み薄だしね。

  Img_0150Img_0149Img_0148

コメント (1)    この記事についてブログを書く
« 新しいカメラでテスト撮影 | トップ | オーロラ撮影旅行 Kiilopaa20... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すいません、コメント途中で切れてしまったみたい... (ミスコンプレイン(2))
2009-05-25 21:34:07
すいません、コメント途中で切れてしまったみたいですね。続き、こちらに書かせて頂きます。

~曇りのせいで、オーロラを見れるチャンスは絶望との事だったんです。 もちろんこの時また、フィンエアーに怒り!!でした。サイトにあったオーロラの写真見ました。見れて良かったですね!写真でもすごく綺麗ですが、実物は感動的なものだったんだと思います。ちなみに私はお土産に、見れる予定だったオーロラのポストカードを買って帰りました(;_;)。今後も時々サイトを拝見させていただきます(P子は何も言わなくても、時々以上にもっと見てると思います)。またP子からリクエストがあれば、お伝え致します。では。
返信する

コメントを投稿