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ポンペイの遺跡、そしてナポリへ

2012-01-17 01:29:22 | 旅行・散歩
3日目はポンペイの世界遺跡を訪れるツアーに参加し、
そのままナポリへ移動というスケジュールでした。

雨上がりの空は真っ青!
めずらしく雪が降った山々を高速道路から眺めながらポンペイまでドライブしました。

ポンペイは古代ローマの地方都市のひとつでした。
紀元79年のヴェスヴィオ山の噴火によって一夜にして灰の下に埋まり、
18世紀半ばから発掘調査が進み、古代都市ポンペイの姿が明らかになりました。

2009年に国立西洋美術館で「古代ローマ帝国の遺産」が開催され、
それを観ていたので、なんとなく下知識がありました。
その時に、古代ローマの偉業に触れ、
電気もガスもない2000年前に、こんなに豊かな暮らしを実現していたなんて、
と感動したのを覚えています。
今回の旅行で、実際にその土地に訪れることができ、嬉しかったです。



この「ディオニュソス秘儀の図」という壁画は、ディオニソス秘教会への入信の儀式を描いたフレスコ画。
この時代、ギリシャから伝わった秘教である「ディオニュソス教」の崇拝・信仰は禁じられていました。
しかし、実際にはローマ帝国の監視の目が届かなかったポンペイをはじめ、
イタリア南部の殖民都市ではギリシャ文化が根強く残っていたと考えられ、
ディオニュソス教信仰の風習が残っていたものと考えられているそうです。

ディオニュソスとは、ギリシャ神話の豊穣神、葡萄酒の神「バッカス」のこと。
バッカスのおかげで私たちはお酒を手に入れることができたのですよ。
紀元前五世紀の頃、バッカスをたたえるお祭りをしようと、アテネに大ぜいの人が集まって、
呑めや唄えの大騒ぎをやったそうです。
この騒ぎのことを、ギリシャ語で、コーモーディア(Komoidia)と呼び、
これがやがて英語のコメディ(Comedy)と変わったのだそうです。
面白いですね。



ところ変わってナポリ。
ちょっとこの写真気に入ってます。

オフシーズンだから寂しげなのか、
不景気だからなんとなく活気がなくて荒れた感じがするのか、
月の光だけが美しく照らし出してくれる灯り、そんな印象の港でした。



「サンタルチア港の冬の夜」

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