さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

美馬市 台ケ丸山

2014年11月10日 | トレッキング 阿讃の山
 トレッキングへ出かけるつもりが、朝起きるとまだ雨が残っていた。用事をしながら様子を見て、昼過ぎになってやっと出かけた。
 雨の後なので、登山道は濡れている。車道歩きで頂上にたどり着ける山、ということで、先週歩いた妙体山の向かいにある、美馬市の台ケ丸山へ・上ってみることにした。

 多和を抜け、国道193号を走り、脇町の落合から少し入った椚野集落まで車を走らせた。車で40分近くかかっている。

 車をとめ、用意をする。県道沿いには東俣谷川が流れている。


11:45 椚野を出発 しばらくは車道歩き

 上り口には商店があり、仕入れ用の軽トラがとまっている。民家を数軒通り過ぎていき、


11:52 上方に見える台ケ丸山(地元では「だいまるさん」)

 水田もあり、立派な民家が多い。


スズメバチが十数匹飛び交ってた(水抜き穴に巣?)


12:08 途中通ると思われる西阿串の集落


 分岐に来ると、工事中で行き止まりの看板。ちょうどバイクで来た郵便屋さんにお聞きすると、迂回して配達しているらしい。


12:10 分岐の「阿串」集落案内板

 歩いてなら通れそうなので、そのまま進むと工事の方が昼休み休憩中だった。工事現場の方にお聞きすると、山頂神社まで車で20分はかかるという。


12:17 カゴノキの大木


12:19 山頂まで延びるコンクリ道の向こうに妙体山

 バイクの音が上方から聞こえ出し、しばらく歩くと先ほどの郵便屋さんに再び出会う。この周辺の集落をバイクで回り配達されているそうだ。親切にいろいろ教えていただく。
 


12:28 標高が上がり、先週歩いた妙体山が見えだす


最終民家?近くの畑とイノシシ除けフエンス


12:31 教えられたとおり、表示を神社へ左折


12:42 きれいな畑・色づいたケヤキと妙体山


山側には、風化が進んだ和泉層

 アキノキリンソウやヤクシソウ、リュウノウギク、イナカギクなどが残っている。ヤブコウジの赤い実も見えている。

 車道は、アスファルト道からコンクリ道に変わり、やがて石がごろごろ浮き出た道になる。普通車で山頂まで上がるには・・・


12:43 南向かいの尾根(桜で有名な「万の神」・鶏舎)

 12:53 NHK関係の4駆の車がとまり、草刈り中の電波施設を通り過ぎる。


12:56 標高が600m近くになり、いい雰囲気

 モチツツジ、リョウブ、コナラ、クヌギ、アベマキ、ヒサカキ等々・・・



12:59 携帯かなにかの鉄塔でペアピン状に曲がり


13:04 カマツカの紅葉 赤い実も見える



立派な鳥居 祭りのためか周辺の草が刈られている


モミの巨木が数本


60段もある立派な石段が現れる


13:10 山頂にある神社 左王神社に着く

 上には、赤く色づいたウリハダカエデの木が見える。


山頂三角点 台ケ丸山 694.5m 

 山頂から北西方向に下山道が見えるので、斜面を下り、神社下の巻き道に出る。阿讃の山に多いタンナトリカブトは実になっている。

 北西に延びる尾根道を進もうとしたが、潰れてしまったいるので引き返した。この先に標高700mを超える三角点があるのだが、


13:19 巻き道から神社方向の自然林

 巻き道を通り、鳥居のところに出て、しばらく付近をうろうろとして、下山することにした。帰りは工事中の箇所を迂回し、東阿串集落方面まで足を延ばした。


13:26 神社の上に広がる林


イイギリの黄葉


車道だが、光が入り美しい林の中を歩く


13:50 本来なら、今日上る予定だった高越山

 昼を過ぎて天気が良くなり始めた。色づいた山々の斜面を見ながら、車道を歩いていく。


14:05 向かいの寒風の尾根と高越山


東阿串方面の集落と妙体山


14:15 下の民家や県道の集落が見えだす


上の民家 草刈りされた畑とケヤキ

 新しく完成したばかりの集会所横を通り、

 


14:24 下山中 ケグワ(だろう)に出会う

 ケグワは、香川では女木島や豊島で見たことがある。


14:25 立ち止まり上を見上がる(集会所方面)


15:00 立派な民家と妙体山


菜花畑と南向かいの尾根

 県道まで下山したところで、地元の方と少し話しをする。山頂神社へは行かれたことがないようだ。


県道から川を覗く

 15:30 車に戻る。3時間30分、約20000歩のトレッキングだった。冬までに、もう少しこの周辺を歩いてみたい。


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