午前中の用事をいくつか済ませ、10時前から車を走らせて、10日ぶりのトレッキングへ阿讃の山へでかけた。数年前、毎週のように歩いていた、戸石水ケ本から雨島峠、竜王への道を久しぶりに歩いてみることに・・・・
塩江谷岡食堂を過ぎて右折し、田植えが済んだ下切集落から林道「塩江ー琴南線」に入ると、道路脇には草が伸びている。ウツギやエゴノキの白い花が目に入る。日が当たる路上には、大きなシマヘビ、太いアオダイショウが次々に横たわっている。踏まないように走って、戸石水ケ本に着く。久しぶりに見上げる景色。
10:23 水ケ本の尾根と青空を見上げ出発
おなじみの木小屋も荒れてきた
白いウツギや赤いヤブウツギの花、足元には黄色のコウゾリナ、ピンクのノアザミがあちこちで咲いている。
10:26 旧町道切山線に入る
いつもの場所にオオハンゲの花が咲き始めている。
早速、アオテンナンショウが出てくる
日陰の斜面にはユキノシタの花が咲いている。
10:35 最終民家に近づくが犬の鳴き声がしない
遠くからでも鳴いていた犬は、いなくなっていた。訪れるたびに挨拶をし、何度も話をしたことがある民家の方も、住んでいる感じがない。民家から奥へ続く畑、大きく草が伸びた草の中にシャクヤクの花が寂し気に咲いている。
「イノシシの罠有」の表示から登山道に取り付く。
10:38 登山道には、やはり草が伸びている
10:43 竹林が登山道に進出し始めた
モウソウチク林とハチク林が隣接しているので、それぞれの筍が見られる。集落の持ち主の方がいなくなったり、高齢になったりして、山に入らず登山道も荒れていく。
10:48 尾根にのる 別ルートと合流
10:54 落ち葉が積もった登山道 緩やかに上っていく
数年前とあまり変わらない登山道・・・ハルゼミの鳴き声が賑やかに聞こえてくる。ツツドリ、ホトトギスの鳴き声も。
11:05 雨島峠のお地蔵さん
お地蔵さんの花立には、ずいぶん前にあげられた枯れた花が残る。以前は、時々地元の方が花を上げられに来ていた。琴南側の雨島集落も無住になり、戸石の切山集落も高齢化が進み、ここまで花を上げにくることができなくなっている。このまま忘れ去られていくのだろうか。
地蔵前の広場は保線路の関係か、草が刈られすっきりしている。
11:07 トラバース道分岐 右へ
左は鉄塔保線路へ、途中から尾根道へも入れる。
11:09 久しぶりに歩くトラバース道にスピードが上がる
11:17 間伐が行われたヒノキ林 すっきりした
最後に歩いた3、4年前に、ちょうど間伐作業が行われ始めていた気がする。
松脂をとったアカマツ
11:17 倒壊した小屋を過ぎる
開花したフタリシズカ 100株以上が群生している
蕾のヒメウワバミソウ、成長したタンナトリカブト、ミズヒキ、小さなキクガラグサ、アオテンナンショウの花、花はほぼ終わったマムシグサ等が見られる。タンナトリカブトは、以前に比べるとあちこちで増えている。
ヤブレガサも花茎が伸び始めている
11:23 気持ちの良いトラバース道
数年前にこのルートを毎週のように歩き、鍛えてもらった事を思い出す。
11:27 緩やかに上り、標高は900m近くに
11:38 花茎が伸びたトチバニンジン
11:47 終盤のギンリョウソウを写す
今日は、全ルートでこの終わりかけのギンリョウソウを見た。2週間ほど前が見ごろだったのだろう。
11:48 トラバース道分岐を過ぎ、尾根道へ
登山者が時々歩いているのだろう、よく踏まれている道が続く。最後の急登を木に掴まりながら上り、
川東3等三角点 982.0m に着く
すぐに東へ下る。
12:05 前回も気になった何かの寝床?
周辺のヒノキの枯れ枝を集め、きれいに並べて?いる。大きさからイノシシの寝床か、人為的なものか?
この先で、なんと登山者に出会う。鷹山公園から讃岐竜王に上がり、ここまでをピストンされるという。70歳とおっしゃるのに、阿讃の山をいろいろとかなり歩かれているそうだ。15分ほど話をし、分かれる。
この先は、途中で気が変わり、竜王へ行かず、雨島の尾根をうろうろ歩き、笠形山方面を覗きに行くことにした。
12:32 倒れた石仏を直し、手を合わせる
この先は、982m峰を北東側でトラバースする巻き道に進む。数年前にトレランコースになっていた道。
12:42 イイギリの谷を通過
アオテンナンショウの花は多く見られが、ユキザサやヤマシャクヤクの花は、既に終わっている。
果実をつけたヤマシャクヤク
12:49 トラバース分岐から雨島尾根へ
12:51 こちらも歩きやすいいい道
途中、先ほどの登山者に再びお会いし、いろいろなルートの情報交換で話し込んでしまう。
13:33 927m標高点
13:34 水ケ本三角点尾根との分岐を過ぎる
ここからは雨島峠へと下っていく。
イヌシデの木を見上げる
途中、間伐されたヒノキ林の上を通り、かなり下って、保線路に交わり、13:47 雨島峠の地蔵前に着く。ここからは笠形山へ向かう。どこまで行けるか?
13:49 一つ目の鉄塔106号から982m峰を正面に見る
14:11 3つ目の鉄塔から108号から982m峰と雨島尾根
同じく106号鉄塔方面を振り返る
14:18 次の鉄塔から島の峰3峰方面
今日は好天で、山々の展望が素晴らしい。また、冬場に島の峰へと縦走したい。
イナモリソウはまだこんなもの
14:24 ナツツバキの林?
14:40 前ノ川4等三角点 700.2m
2つある〇米さんの点標は、文字がすっかり消えている。笠形山までのほぼ中間地点、ここで引き返すことにする。
15:02 気持ちの良い道をペースを落とさず歩く
アップダウンが適度にあり、結構なトレーニングになる。
久しぶりにヒメハギを撮る
15:22 雨島峠に戻る
ここからは、切山集落へ一気に下る。
蕾ができたヒヨドリバナの横でアサギマダラが飛んでいた
15:40 切山最終民家まで下り、ちょうど車で帰って来られた下の民家の方と少しお話をして、16:00 車に戻る。5時間37分(40分程は途中話をしている)、約24000歩、約15kmのトレッキングだった。イナモリソウやナツツバキが咲く時期に、またこのルートを歩きたい。
帰りの車道で、再び日光浴中のヘビ、今度はニホンマムシ。
これからの時期、マムシに注意が必要だ
今日のお目当ての花。
サイハイラン まだ咲き始めだった
塩江谷岡食堂を過ぎて右折し、田植えが済んだ下切集落から林道「塩江ー琴南線」に入ると、道路脇には草が伸びている。ウツギやエゴノキの白い花が目に入る。日が当たる路上には、大きなシマヘビ、太いアオダイショウが次々に横たわっている。踏まないように走って、戸石水ケ本に着く。久しぶりに見上げる景色。
10:23 水ケ本の尾根と青空を見上げ出発
おなじみの木小屋も荒れてきた
白いウツギや赤いヤブウツギの花、足元には黄色のコウゾリナ、ピンクのノアザミがあちこちで咲いている。
10:26 旧町道切山線に入る
いつもの場所にオオハンゲの花が咲き始めている。
早速、アオテンナンショウが出てくる
日陰の斜面にはユキノシタの花が咲いている。
10:35 最終民家に近づくが犬の鳴き声がしない
遠くからでも鳴いていた犬は、いなくなっていた。訪れるたびに挨拶をし、何度も話をしたことがある民家の方も、住んでいる感じがない。民家から奥へ続く畑、大きく草が伸びた草の中にシャクヤクの花が寂し気に咲いている。
「イノシシの罠有」の表示から登山道に取り付く。
10:38 登山道には、やはり草が伸びている
10:43 竹林が登山道に進出し始めた
モウソウチク林とハチク林が隣接しているので、それぞれの筍が見られる。集落の持ち主の方がいなくなったり、高齢になったりして、山に入らず登山道も荒れていく。
10:48 尾根にのる 別ルートと合流
10:54 落ち葉が積もった登山道 緩やかに上っていく
数年前とあまり変わらない登山道・・・ハルゼミの鳴き声が賑やかに聞こえてくる。ツツドリ、ホトトギスの鳴き声も。
11:05 雨島峠のお地蔵さん
お地蔵さんの花立には、ずいぶん前にあげられた枯れた花が残る。以前は、時々地元の方が花を上げられに来ていた。琴南側の雨島集落も無住になり、戸石の切山集落も高齢化が進み、ここまで花を上げにくることができなくなっている。このまま忘れ去られていくのだろうか。
地蔵前の広場は保線路の関係か、草が刈られすっきりしている。
11:07 トラバース道分岐 右へ
左は鉄塔保線路へ、途中から尾根道へも入れる。
11:09 久しぶりに歩くトラバース道にスピードが上がる
11:17 間伐が行われたヒノキ林 すっきりした
最後に歩いた3、4年前に、ちょうど間伐作業が行われ始めていた気がする。
松脂をとったアカマツ
11:17 倒壊した小屋を過ぎる
開花したフタリシズカ 100株以上が群生している
蕾のヒメウワバミソウ、成長したタンナトリカブト、ミズヒキ、小さなキクガラグサ、アオテンナンショウの花、花はほぼ終わったマムシグサ等が見られる。タンナトリカブトは、以前に比べるとあちこちで増えている。
ヤブレガサも花茎が伸び始めている
11:23 気持ちの良いトラバース道
数年前にこのルートを毎週のように歩き、鍛えてもらった事を思い出す。
11:27 緩やかに上り、標高は900m近くに
11:38 花茎が伸びたトチバニンジン
11:47 終盤のギンリョウソウを写す
今日は、全ルートでこの終わりかけのギンリョウソウを見た。2週間ほど前が見ごろだったのだろう。
11:48 トラバース道分岐を過ぎ、尾根道へ
登山者が時々歩いているのだろう、よく踏まれている道が続く。最後の急登を木に掴まりながら上り、
川東3等三角点 982.0m に着く
すぐに東へ下る。
12:05 前回も気になった何かの寝床?
周辺のヒノキの枯れ枝を集め、きれいに並べて?いる。大きさからイノシシの寝床か、人為的なものか?
この先で、なんと登山者に出会う。鷹山公園から讃岐竜王に上がり、ここまでをピストンされるという。70歳とおっしゃるのに、阿讃の山をいろいろとかなり歩かれているそうだ。15分ほど話をし、分かれる。
この先は、途中で気が変わり、竜王へ行かず、雨島の尾根をうろうろ歩き、笠形山方面を覗きに行くことにした。
12:32 倒れた石仏を直し、手を合わせる
この先は、982m峰を北東側でトラバースする巻き道に進む。数年前にトレランコースになっていた道。
12:42 イイギリの谷を通過
アオテンナンショウの花は多く見られが、ユキザサやヤマシャクヤクの花は、既に終わっている。
果実をつけたヤマシャクヤク
12:49 トラバース分岐から雨島尾根へ
12:51 こちらも歩きやすいいい道
途中、先ほどの登山者に再びお会いし、いろいろなルートの情報交換で話し込んでしまう。
13:33 927m標高点
13:34 水ケ本三角点尾根との分岐を過ぎる
ここからは雨島峠へと下っていく。
イヌシデの木を見上げる
途中、間伐されたヒノキ林の上を通り、かなり下って、保線路に交わり、13:47 雨島峠の地蔵前に着く。ここからは笠形山へ向かう。どこまで行けるか?
13:49 一つ目の鉄塔106号から982m峰を正面に見る
14:11 3つ目の鉄塔から108号から982m峰と雨島尾根
同じく106号鉄塔方面を振り返る
14:18 次の鉄塔から島の峰3峰方面
今日は好天で、山々の展望が素晴らしい。また、冬場に島の峰へと縦走したい。
イナモリソウはまだこんなもの
14:24 ナツツバキの林?
14:40 前ノ川4等三角点 700.2m
2つある〇米さんの点標は、文字がすっかり消えている。笠形山までのほぼ中間地点、ここで引き返すことにする。
15:02 気持ちの良い道をペースを落とさず歩く
アップダウンが適度にあり、結構なトレーニングになる。
久しぶりにヒメハギを撮る
15:22 雨島峠に戻る
ここからは、切山集落へ一気に下る。
蕾ができたヒヨドリバナの横でアサギマダラが飛んでいた
15:40 切山最終民家まで下り、ちょうど車で帰って来られた下の民家の方と少しお話をして、16:00 車に戻る。5時間37分(40分程は途中話をしている)、約24000歩、約15kmのトレッキングだった。イナモリソウやナツツバキが咲く時期に、またこのルートを歩きたい。
帰りの車道で、再び日光浴中のヘビ、今度はニホンマムシ。
これからの時期、マムシに注意が必要だ
今日のお目当ての花。
サイハイラン まだ咲き始めだった
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