久しぶりに早朝からトレッキングへ出かけることにした。13時からは予定があるので、5時間程度のルートを考え、久しぶりに塩入から大川山に上ることに・・・綾上を抜け、西分南の辺りで、川の上にウワミズザクラの花が見えた。今日はこの後、車道沿いや山でもウワミズザクラの花をたくさん見ることになった。
オンツツジがきれいに咲いている、野口ダムを過ぎると登山口の塩入に着く。走行距離は38km強だが、慣れた道で45分ほどで着いた。
6:34 塩入のいつもの場所から出発
財田川を渡り、集落に入ると、シャガやクサノオウ、ムラサキケマンの花があちこちに見える。今年初めてのツツドリの鳴き声、この時期おなじみのヤブサメの鳴き声が聞こえる。
財田川の橋でウワミズザクラ
6:38 分岐を右へ(左は鉄塔尾根)
林道に入ると、早速マムシグサが出てくる
今日のルートでは、このマムシグサがずっと見られた。大木のやら、小さいのやらいろいろ・・・他の場所でこの時期に見られる、アオテンナンショウやユキモチソウは見られなかった。
6:47 旧かわたき荘を過ぎると、なぜが新たに舗装整備されている
終盤のヤマブキがまだ残っている
7:02 今日はここから気になっていた脇道に入ってみる
植林地内に作業道のようなものが続く。小さな沢を渡る木製の古い梯子を過ぎると沢が東西2つに分かれる。とりあえず、西方面へと進む。
7:07 タヌキの溜め糞
古道が続くと思ったら、砂防ダムが出てきた。作業用の道だったのか・・・その砂防ダムを過ぎると、流木がたくさんある。大きな砂岩や黒い頁岩が転がる沢が続く。
流木(人工的な木材も混じる)で埋まる沢
砂防ダムから色づく鉄塔尾根を見上げる
今日はヤマザクラが満開のようだ。濃いピンクに色づいているのですぐわかる。
砂岩・頁岩の交互層
崖には、シコクショウマやイワタバコなどが張り付いている。
イノシシの糞でしょう
阿讃の谷に多いハシリドコロも見える
葉を裏返すが、花はもう終わっているようだ。こういう場所にはヤマシャクヤクが出てくるが、今日は結局全ルートで見られなかった。
倒木にツルマサキが取り付いている
日陰のためか、花をつけていないシャクナゲ
7:23 2つ目の砂防ダム(平成24年度製)で行き止まり
尾根の上の方からは、アオバトの鳴き声がする。ナビで場所を確認し、県境尾根への取り付きができないかと考えたが、電波が届かないようだ。衛星からの位置情報(標高、緯度・軽度)は見られるが、地図上での場所が分からない。
仕方なく引き返し、7:50に木製の梯子がある分岐に戻り、東方面に延びる沢へ進む。沢の上の植林地に見える古道に取り付いてみる。
7:53 植林地内の古道を進む
少し進むと、古い砂防ダムが下に見える。途中からは、古道(作業道)も急斜面になり、慎重に上っていく。これを下るのはいやだと思いながら・・・上れば、地図にある林道に出るはず。
8:03 鉄製の排水溝とガードレールが見え一安心
林道まで上がると、その先は崩壊したのか道がない。草が木が茂り始めている、下るほうに進んでみるが・・・ここでも、ナビが電波が届かず使えない。このとき、自分がいる林道を勘違いしていた。
8:11 こちらも斜面が崩落している
藪をかき分けて何とか進むと、少しさっぱりした林道になった。
8:18 予想を反して、見慣れた分岐に出た
ここからは、歩きなれた林道を中寺方面へ上がっていく。ちょうど1時間の、沢を探る寄り道だった。どんどん歩き、テープ表示から鉄塔方面へ取り付く。
途中、間近でウワミズザクラを撮る
本当に小さなヤブレガサ
8:52 中寺展望台に着く
展望台から満濃池方面 PM2.5の影響か霞む
振り返ると大川山が見える(遠い・・・)
引き返す途中、遊歩道沿いではチゴユリが群生しているが、まだ蕾ばかりと思ったら、
場所によっては咲き始めているチゴユリ
8:55 森林浴を楽しみながら中寺廃寺跡の遊歩道を進む
国の史跡という事もあり、予算がつくのだろう、この春に整備しなおしているようだ。道路がずいぶんきれいになっている。3つほどある、コンクリ道の急登を上がる。
阿讃の山に多いケクロモジの花
大川山近辺に多いシロモジの花
リョウブの新緑は美しい
アナグマの巣?
史跡遊歩道沿いの植栽の桜の白い花
上りきったあたりでヤマルリソウ
9:29 大平のビニールハウスから阿讃縦走路に入る
縦走路では、ミヤマシキミやニシノヤマタイミンガサが群生している。他の植物がないか、北斜面を歩いてみた。
ツクバネソウの蕾
ニシノヤマタイミンガサの群生はかなり広がっている
歩いても、歩いても、ニシノヤマタイミンガサ。時々、ツクバネソウやマムシグサが見える。ツルアジサイがガクウツギのようなものも見える。
そのまま、踏み跡がある北斜面を進み、大平三角点から北へ延びる支尾根を戻る。
9:42 植林地の支尾根
機会があれば、こういう尾根を下れるところまで進んでみたい。
縦走路に戻り、気持ちの良い尾根道を歩き、
9:57 最後の上りに入る
クロフネサイシンとタンナトリカブト
周辺の林床には、ニシノヤマタイミンガサがここでも群生する。
山頂のヤマナシの花が咲きかけていた
10:09 大川山山頂三角点
こんなに良い天気なのに、人の姿は見られない。
イチョウやイロハカエデの芽吹きは始まったばかり
下山は、いつものようにイヌシデ林を下る。遅くても、12時には車まで戻りたい。
芽吹きが始まったイヌシデとヤドリギ
10:26 大平方面(木々の芽吹きで、植林地との境がはっきり)
日が当たる車道沿いで、コケリンドウがあちこちに
11:02 コンクリ道にニホントカゲの子ども
11:14 中寺三角点(ジャンクションピーク)753.5mを通過
ここからの下山は3通りあるが、真ん中の尾根道を下る。右は、一度下った(山小屋が立つ)ことがあるが、一部細尾根もある急斜面。
鉄塔尾根でオンツツジ
ここでやっとシロバナウンゼンツツジの花に出会う。
いくつかの鉄塔を見ながら下り続け、最終的に砂防ダムへと下る。
良く手入れされた塩入の畑
11:54 車に戻る。5時間20分、約23000歩のトレッキングだった。春の草花をもっと期待していたのだが、それほどは見られなかった。しかし、春本番の阿讃の山を堪能した。
オンツツジがきれいに咲いている、野口ダムを過ぎると登山口の塩入に着く。走行距離は38km強だが、慣れた道で45分ほどで着いた。
6:34 塩入のいつもの場所から出発
財田川を渡り、集落に入ると、シャガやクサノオウ、ムラサキケマンの花があちこちに見える。今年初めてのツツドリの鳴き声、この時期おなじみのヤブサメの鳴き声が聞こえる。
財田川の橋でウワミズザクラ
6:38 分岐を右へ(左は鉄塔尾根)
林道に入ると、早速マムシグサが出てくる
今日のルートでは、このマムシグサがずっと見られた。大木のやら、小さいのやらいろいろ・・・他の場所でこの時期に見られる、アオテンナンショウやユキモチソウは見られなかった。
6:47 旧かわたき荘を過ぎると、なぜが新たに舗装整備されている
終盤のヤマブキがまだ残っている
7:02 今日はここから気になっていた脇道に入ってみる
植林地内に作業道のようなものが続く。小さな沢を渡る木製の古い梯子を過ぎると沢が東西2つに分かれる。とりあえず、西方面へと進む。
7:07 タヌキの溜め糞
古道が続くと思ったら、砂防ダムが出てきた。作業用の道だったのか・・・その砂防ダムを過ぎると、流木がたくさんある。大きな砂岩や黒い頁岩が転がる沢が続く。
流木(人工的な木材も混じる)で埋まる沢
砂防ダムから色づく鉄塔尾根を見上げる
今日はヤマザクラが満開のようだ。濃いピンクに色づいているのですぐわかる。
砂岩・頁岩の交互層
崖には、シコクショウマやイワタバコなどが張り付いている。
イノシシの糞でしょう
阿讃の谷に多いハシリドコロも見える
葉を裏返すが、花はもう終わっているようだ。こういう場所にはヤマシャクヤクが出てくるが、今日は結局全ルートで見られなかった。
倒木にツルマサキが取り付いている
日陰のためか、花をつけていないシャクナゲ
7:23 2つ目の砂防ダム(平成24年度製)で行き止まり
尾根の上の方からは、アオバトの鳴き声がする。ナビで場所を確認し、県境尾根への取り付きができないかと考えたが、電波が届かないようだ。衛星からの位置情報(標高、緯度・軽度)は見られるが、地図上での場所が分からない。
仕方なく引き返し、7:50に木製の梯子がある分岐に戻り、東方面に延びる沢へ進む。沢の上の植林地に見える古道に取り付いてみる。
7:53 植林地内の古道を進む
少し進むと、古い砂防ダムが下に見える。途中からは、古道(作業道)も急斜面になり、慎重に上っていく。これを下るのはいやだと思いながら・・・上れば、地図にある林道に出るはず。
8:03 鉄製の排水溝とガードレールが見え一安心
林道まで上がると、その先は崩壊したのか道がない。草が木が茂り始めている、下るほうに進んでみるが・・・ここでも、ナビが電波が届かず使えない。このとき、自分がいる林道を勘違いしていた。
8:11 こちらも斜面が崩落している
藪をかき分けて何とか進むと、少しさっぱりした林道になった。
8:18 予想を反して、見慣れた分岐に出た
ここからは、歩きなれた林道を中寺方面へ上がっていく。ちょうど1時間の、沢を探る寄り道だった。どんどん歩き、テープ表示から鉄塔方面へ取り付く。
途中、間近でウワミズザクラを撮る
本当に小さなヤブレガサ
8:52 中寺展望台に着く
展望台から満濃池方面 PM2.5の影響か霞む
振り返ると大川山が見える(遠い・・・)
引き返す途中、遊歩道沿いではチゴユリが群生しているが、まだ蕾ばかりと思ったら、
場所によっては咲き始めているチゴユリ
8:55 森林浴を楽しみながら中寺廃寺跡の遊歩道を進む
国の史跡という事もあり、予算がつくのだろう、この春に整備しなおしているようだ。道路がずいぶんきれいになっている。3つほどある、コンクリ道の急登を上がる。
阿讃の山に多いケクロモジの花
大川山近辺に多いシロモジの花
リョウブの新緑は美しい
アナグマの巣?
史跡遊歩道沿いの植栽の桜の白い花
上りきったあたりでヤマルリソウ
9:29 大平のビニールハウスから阿讃縦走路に入る
縦走路では、ミヤマシキミやニシノヤマタイミンガサが群生している。他の植物がないか、北斜面を歩いてみた。
ツクバネソウの蕾
ニシノヤマタイミンガサの群生はかなり広がっている
歩いても、歩いても、ニシノヤマタイミンガサ。時々、ツクバネソウやマムシグサが見える。ツルアジサイがガクウツギのようなものも見える。
そのまま、踏み跡がある北斜面を進み、大平三角点から北へ延びる支尾根を戻る。
9:42 植林地の支尾根
機会があれば、こういう尾根を下れるところまで進んでみたい。
縦走路に戻り、気持ちの良い尾根道を歩き、
9:57 最後の上りに入る
クロフネサイシンとタンナトリカブト
周辺の林床には、ニシノヤマタイミンガサがここでも群生する。
山頂のヤマナシの花が咲きかけていた
10:09 大川山山頂三角点
こんなに良い天気なのに、人の姿は見られない。
イチョウやイロハカエデの芽吹きは始まったばかり
下山は、いつものようにイヌシデ林を下る。遅くても、12時には車まで戻りたい。
芽吹きが始まったイヌシデとヤドリギ
10:26 大平方面(木々の芽吹きで、植林地との境がはっきり)
日が当たる車道沿いで、コケリンドウがあちこちに
11:02 コンクリ道にニホントカゲの子ども
11:14 中寺三角点(ジャンクションピーク)753.5mを通過
ここからの下山は3通りあるが、真ん中の尾根道を下る。右は、一度下った(山小屋が立つ)ことがあるが、一部細尾根もある急斜面。
鉄塔尾根でオンツツジ
ここでやっとシロバナウンゼンツツジの花に出会う。
いくつかの鉄塔を見ながら下り続け、最終的に砂防ダムへと下る。
良く手入れされた塩入の畑
11:54 車に戻る。5時間20分、約23000歩のトレッキングだった。春の草花をもっと期待していたのだが、それほどは見られなかった。しかし、春本番の阿讃の山を堪能した。
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