久しぶりに、阿讃の山へのトレッキングに出かけた。ここのところ、朝が冷え込み、菅沢町から国道193号に下ると、気温は3度になっている。
満開を迎えたヤマザクラを山の斜面に見ながら車を走らせた。
6:35 内場ダムの横で車を止める 新緑の蛸山・笠松山
家から30分ほどで貝の股上流の登山口に着く。工事をしている関係で、いつもの場所は進入禁止になっていた。
6:50 歩き出す。標高は500m、細井三角点のある尾根の所々に、満開のヤマザクラが見える。
6:57 いつもの小さな滝 夏にはイワタバコに覆われる
今日も午前中は天気がいい。日が射し、山々が美しい。センダイムシクイ、ツツドリ、ヤブサメなどの鳴き声を聞きながら、鷹山作業道を歩く。
今年の雪の影響か・・・斜面の岩が崩れ落ちている
満開のコバノミツバツツジ
この辺りに多い、シロバナウンゼンツツジはまだのようだ。先週、公渕の二子山で咲いていたオンツツジもまだだ。
リョウブの新芽 鮮やかな黄緑
7:05 奥に見えるのは讃岐竜王か
7:08 約1kmの作業道が終わり、沢沿いの道に入る。
7:12 和泉層を崩して流れる沢
沢からの取り付きの橋に倒れた木が被さり、引き返そうかと思ったが何とか通れた。
細い急斜面の道を上がる
息を切らしながら上り、最後にいつもの道と違った道に入ったようだ。ここは気をつけないと迷いやすい。
7:39 川奥との分岐につく 標高900m
いつものように休まず、稜線分岐の地蔵を目指す。足下には、早くもアサマリンドウの姿が見える。ミヤマシキミには、蕾が着いている。
7:50 稜線分岐の地蔵
春の日差しが当たる、明るい阿波竜王への整備された道を行き、
7::55 阿波竜王山頂展望台に上がる 島の峰のキャベツ畑方面
今日は展望がよく、剣山系の山々がよく見えている。
三角点横にはモグラ(ヒミズ?)のトンネル
この後は、3月末と同じように、竜王社方面を回る。
8:04 竜王社南のブナ?新芽はまだ・・・
芽を出したニシノヤマタイミンガサ
この斜面には、このニシノヤマタイミンガサがたくさん群生している。
下の遊歩道では葉が開いていた
8:10 竜神の池 ヤマアカガエルのおたまじゃくしがたくさん
新しい(発生の進んでいない)卵塊もある。産卵時期にかなり幅があるようだ。ここで引き返し、
8:19 稜線分岐の地蔵を通過 今日はここからが長い
8:41 930mこぶから982m尾根
ヤマナラシの木と思うが・・・何だろう
8:45 倒れたままの石仏を見て、982mを東側で巻く道へ。
8:53 イイギリの谷 イイギリの新芽はまだ
ケクロモジの花はちょうど満開、山の斜面が黄色く染まっている。
8:59 トラバース道分岐を通過(982m尾根への道)
雨島峠への道をペースをあげて歩き、
9:06 この時期歩きやすいトラバース道
9:22 雨島峠の地蔵
今日は、ここから引き返して雨島尾根に上がり、塩江町上西の東浅木原へと降りる予定。
9:29 ツツドリの鳴き声だけが聞こえる 静かな道
9:40 927m標高点の手前の水ケ本との分岐
雨島尾根ではヒゴスミレの花 今日はスミレが多い
分岐を左にとり、尾根のすぐ東に延びる古道を歩く。トラバース分岐で初めに通った道に合流し、
9:56 前から気になっていたヒノキ林の尾根を下る
初めは歩きやすい尾根だったが、予想通り、途中から下れそうにない急斜面になり、左に巻きながら下りていく。急斜面には、シャクナゲの木が何本か見られる。阿讃の山でも、こういう人が近づきにくい場所にシャクナゲが残っている。最後は、尻スキーになって下り、
この急な谷に下りた 流水が和泉層を削った谷
転石を気をつけながらまたいで下る。
岩場にアカショウマの芽生え
サイハイランやユキワリイチゲも見られる
阿讃の山の沢沿いでは定番の、シコクチャルメルソウ、ヤマネコノメソウ、イワボタンの類も多く見られる。中でもユキワリイチゲの量には驚いた。群生の範囲といい、数といい、県内では一番多く見られるのではないだろうか。
谷から上の斜面もいい感じだ 何か見られそうだ
フウロケマンの黄色い花も咲き始めた
深く削られた谷を下る
水が滲み出る岩場では、早くもタゴガエルの鳴き声が聞こえる。このまま暖かいと、来週にも産卵するだろう。今年は暖かくなるのが早かったためか、昨年に比べるといろいろなものが早い。
ハシリドコロの花もたくさん見られる
トウゴクサバノオ(きんぽうげ科)簡単には見つけられないだろう
群生しているワサビの花 栽培のものかもしれない
沢から上がると、民家の前でユキモチソウが顔を出していた。
昨年花を見ているユキモチソウの芽生え
10:52 東浅木原の民家まで下りて
少し下ると、もう少し開いているユキモチソウがあった
11:03 車に戻る。4時間10分、16000歩あまりのトレッキングだった。今日は後半に急な谷を下ったが、そこでは春の使者がたくさん見られた。満足・・・
帰り道 山の斜面がヤマザクラの芽生えで赤く染まる
満開を迎えたヤマザクラを山の斜面に見ながら車を走らせた。
6:35 内場ダムの横で車を止める 新緑の蛸山・笠松山
家から30分ほどで貝の股上流の登山口に着く。工事をしている関係で、いつもの場所は進入禁止になっていた。
6:50 歩き出す。標高は500m、細井三角点のある尾根の所々に、満開のヤマザクラが見える。
6:57 いつもの小さな滝 夏にはイワタバコに覆われる
今日も午前中は天気がいい。日が射し、山々が美しい。センダイムシクイ、ツツドリ、ヤブサメなどの鳴き声を聞きながら、鷹山作業道を歩く。
今年の雪の影響か・・・斜面の岩が崩れ落ちている
満開のコバノミツバツツジ
この辺りに多い、シロバナウンゼンツツジはまだのようだ。先週、公渕の二子山で咲いていたオンツツジもまだだ。
リョウブの新芽 鮮やかな黄緑
7:05 奥に見えるのは讃岐竜王か
7:08 約1kmの作業道が終わり、沢沿いの道に入る。
7:12 和泉層を崩して流れる沢
沢からの取り付きの橋に倒れた木が被さり、引き返そうかと思ったが何とか通れた。
細い急斜面の道を上がる
息を切らしながら上り、最後にいつもの道と違った道に入ったようだ。ここは気をつけないと迷いやすい。
7:39 川奥との分岐につく 標高900m
いつものように休まず、稜線分岐の地蔵を目指す。足下には、早くもアサマリンドウの姿が見える。ミヤマシキミには、蕾が着いている。
7:50 稜線分岐の地蔵
春の日差しが当たる、明るい阿波竜王への整備された道を行き、
7::55 阿波竜王山頂展望台に上がる 島の峰のキャベツ畑方面
今日は展望がよく、剣山系の山々がよく見えている。
三角点横にはモグラ(ヒミズ?)のトンネル
この後は、3月末と同じように、竜王社方面を回る。
8:04 竜王社南のブナ?新芽はまだ・・・
芽を出したニシノヤマタイミンガサ
この斜面には、このニシノヤマタイミンガサがたくさん群生している。
下の遊歩道では葉が開いていた
8:10 竜神の池 ヤマアカガエルのおたまじゃくしがたくさん
新しい(発生の進んでいない)卵塊もある。産卵時期にかなり幅があるようだ。ここで引き返し、
8:19 稜線分岐の地蔵を通過 今日はここからが長い
8:41 930mこぶから982m尾根
ヤマナラシの木と思うが・・・何だろう
8:45 倒れたままの石仏を見て、982mを東側で巻く道へ。
8:53 イイギリの谷 イイギリの新芽はまだ
ケクロモジの花はちょうど満開、山の斜面が黄色く染まっている。
8:59 トラバース道分岐を通過(982m尾根への道)
雨島峠への道をペースをあげて歩き、
9:06 この時期歩きやすいトラバース道
9:22 雨島峠の地蔵
今日は、ここから引き返して雨島尾根に上がり、塩江町上西の東浅木原へと降りる予定。
9:29 ツツドリの鳴き声だけが聞こえる 静かな道
9:40 927m標高点の手前の水ケ本との分岐
雨島尾根ではヒゴスミレの花 今日はスミレが多い
分岐を左にとり、尾根のすぐ東に延びる古道を歩く。トラバース分岐で初めに通った道に合流し、
9:56 前から気になっていたヒノキ林の尾根を下る
初めは歩きやすい尾根だったが、予想通り、途中から下れそうにない急斜面になり、左に巻きながら下りていく。急斜面には、シャクナゲの木が何本か見られる。阿讃の山でも、こういう人が近づきにくい場所にシャクナゲが残っている。最後は、尻スキーになって下り、
この急な谷に下りた 流水が和泉層を削った谷
転石を気をつけながらまたいで下る。
岩場にアカショウマの芽生え
サイハイランやユキワリイチゲも見られる
阿讃の山の沢沿いでは定番の、シコクチャルメルソウ、ヤマネコノメソウ、イワボタンの類も多く見られる。中でもユキワリイチゲの量には驚いた。群生の範囲といい、数といい、県内では一番多く見られるのではないだろうか。
谷から上の斜面もいい感じだ 何か見られそうだ
フウロケマンの黄色い花も咲き始めた
深く削られた谷を下る
水が滲み出る岩場では、早くもタゴガエルの鳴き声が聞こえる。このまま暖かいと、来週にも産卵するだろう。今年は暖かくなるのが早かったためか、昨年に比べるといろいろなものが早い。
ハシリドコロの花もたくさん見られる
トウゴクサバノオ(きんぽうげ科)簡単には見つけられないだろう
群生しているワサビの花 栽培のものかもしれない
沢から上がると、民家の前でユキモチソウが顔を出していた。
昨年花を見ているユキモチソウの芽生え
10:52 東浅木原の民家まで下りて
少し下ると、もう少し開いているユキモチソウがあった
11:03 車に戻る。4時間10分、16000歩あまりのトレッキングだった。今日は後半に急な谷を下ったが、そこでは春の使者がたくさん見られた。満足・・・
帰り道 山の斜面がヤマザクラの芽生えで赤く染まる
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます