さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

徳島 鶴林寺山トレッキング

2016年05月02日 | トレッキング 四国
 昨日は家の外仕事を頑張った。今日もいい天気になりそうなので、急に思い立ち、連れ合いを誘い札所巡りを兼ねて出かけた。初めは、徳島の太龍寺辺りを考えたが、一つ手前の鶴林寺へ向かうことに・・・・

 家を7時前に出る。脇町から国道192号を徳島方面へ走り、大日寺へ向かうルートへ入り、小松島方面へ。国道55号から勝浦へ入り、10時前にやっと登山口のある生名の道の駅に着く。遠かった・・・

 道の駅をのぞき、周辺の地図を手に入れ、トマトとキュウリを購入し、道の駅の裏に続く遍路道に入る。


9:55 道の駅の裏から鶴林寺山を見上げる いい天気だ


9:58 遍路道の標識に従い進む


「四国のみち」の案内板


10:01 昔からの道標や石柱、旅館の跡などが残る

 遍路道は、庭先がきれいに手入れされた住宅地を抜けていく。


民家の石垣の穴から大きなアオダイショウ

 今年は、家の近くでも山でもなかなか蛇に出会わなかったが、ここで初めて出会う。子どもの時にはよく見た、家の主のようなアオダイショウも数を減らしているのだろうか。


10:08 ミカン畑に続くアスファルトの登山道へ


10:14 茅葺遍路小屋の遍路道マップ


10:22 古い丁石


10:29 水場のすぐ上に、水呑大師


登山道にはムサシアブミがたくさん



マムシグサも所々に、


チゴユリは咲き始め


マムシグサに日が差すと美しい


擬木の階段にギンランが一株 連れ合いが見つける




ギンリョウソウが出始め たくさんある

明日の雨で一気に成長し、今週末が見ごろになるだろう。


途中の展望が開けた場所で、シイの木の花


11:05 蛇行した勝浦川 流れの内側に砂が堆積している

 ここでもハルゼミ、ツツドリの声が聞こえる。


ムサシアブミの仏炎苞をアップしてみる こんなものか?

 ウラシマソウやユキモチソウ、アオテンナンショウ、マムシグサのように苞の先端がきれいに開かないのだろうか。


イズセンリョウだろう

 コガクウツギが咲き始めている。途中、車道を横断し、やがて駐車場に出る。


11:21 トイレを済ませ、山門前に出る


江戸時代の道標 願主はやはり「中務茂兵衛」


石段を上り本堂へ向かう


手入れされた苔の中にチャボホトトギスだろう


大師堂前の花をつけたタラヨウにハチ類が集まっている

 参拝を済ませ、山頂へ向かう。山頂方面へは、この先の集落が廃村のため「立ち入り禁止」と表示がある。左手に鉄塔を見て、登山道を進み、ヒノキが植林された尾根に上がると、


11:42 鶴林寺山頂 三等三角点 515.9m


山頂への稜線 見事なアカガシ林が続く


アカガシを見上げる 赤茶色の葉が残っている

 葉の入れ替えの最中で、足元には赤茶色の落ち葉がたくさん。

 シイやモミの大木も混じる。

 鶴林寺に戻り、下山する。


12:29 下山中の展望 見たことのある景色


みかん畑で ムサシアブミと思ったが・・・

 13:20 道の駅駐車場に戻る。3時間20分のトレッキングだった。この後は車で札所回り、何か所回ったのだろう。

 


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