さぬき 里山 自然探訪&トレッキング

香川を中心とした里山の自然探訪と四国の山のトレッキングの記録です。

塩江浅木原~阿波竜王~大雪トレッキング

2013年12月31日 | トレッキング 阿讃の山
 昨日も朝から夕方まで大掃除を頑張ったので、大晦日だが半日だけ歩き納めに出かける事にした。一昨日辿り着けなかった、雪深い阿波竜王山頂をなんとか踏みたい。

 一昨日に比べ気温が高く、菅沢に入っても気温は4度。標高400m近い菅沢でも、雪は全くない。


8:02 内場ダムから蛸山・笠松山 天気はすっきりしない


 内場ダムを過ぎ、貝ノ股方面へ入る。しばらく行くと、路上の雪が凍結し始めた。冬タイヤでないと入れないだろう。いつも車を止めるところで気温は1度だった。

 8:20 まずは標高約500mの林道から歩きだす。



8:22 貝の股上流と竜王山方面


旧町道「浅木原線」を浅木原集落へ向けて上る

 浅木原への道の上には、バイクのタイヤ痕だけがついている。標高で100mほど上がると、民家が見えてくる。


8:34 浅木原の民家の屋根越しに細井三角点尾根


同じく竜王へと続く、この後歩く尾根を見上げる


8:35 無住の最終民家を過ぎる

 登山道に入ると、積雪が多くなる。20㎝、30㎝と標高が上がるごとに多くなる。


8:58 標高約750m 結構急登が続く

 最終民家(約620m)から、980m尾根下の巻き道(標高約900m)まで、300mの急な登りが続く。雪のない時期でも結構きついので、今日はかなり堪える。



9:13 標高800mを超える

 右側に黒っぽく見えている木はソヨゴ、赤みがかっているのはナツツバキ、他にリョウブやコナラ、ヒサカキ等の木々が見える。下の斜面には、イイギリの赤い実が見えている。


9:20 分岐を左にとる(右へ行くとトラバース道の炭焼き小屋跡の石垣に出る)

 しばらく上ると、ヒノキ林の中を抜ける作業道に入り、やがてトラバース道に出る。一昨日の私の足跡が残っている。100mほど私の足跡を踏みながら歩き、



ヒノキ林内でも積雪が多い 日が当たり、着雪した雪がどんどん落ちてくる


9:32 982m尾根との分岐を過ぎる

 ここからは、さらに積雪が多くなる。40㎝を超えるだろう。



9:42 930mのこぶから982m尾根方面を振り返る


こぶが続く尾根道でも積雪が多い(足を運ぶのがきつい 坪足状態)


南には阿波竜王、讃岐竜王が見えている



10:06 ヤマドリの足跡かな?と思っていたら・・・

 この足跡を過ぎてすぐに、ヤマドリの♂が飛び立ちびっくりする。雪の中、餌を探してうろうろしていたようだ。



10:08 川奥との分岐を過ぎる 大型のイノシシの足跡が続く



10:30 稜線分岐の地蔵を通過

 雪がないときは、川奥分岐から10分で上がれるのが、今日は22分かかっている。今までの経験から考えると、ここから先の尾根道はさらに雪が深いだろう。


昨日あたりの数人が歩いた踏み跡が見える


10:36 積雪は40㎝を超える


風が吹き付けた雪だまりでは、積雪が股下をゆうに超える



10:41 讃岐竜王方面 遠くには大滝山


10:43 山頂展望台が見えてきた



10:44 阿波竜王山頂展望台に着く

2時間24分かかって着いた。戸石からのルートに比べると、早いのだろうが結構かかった。


展望台から982m尾根と雨島尾根

 日がよく当たり気持ちがよいので、行動食を食べながら少し休憩し、展望台を後にした。竜王峠方面からの道を見るが、足跡は見られない。誰も歩いていないようだ。


10:58 稜線分岐の地蔵 日があたりいい感じ

 雪深いが、下りは早い。

 こぶが続く南斜面では、日が当たり雪が解け始めている。何度も何度も滑る。


11:41 982m尾根との分岐まで戻る

 浅木原への下りでも、何度もすべり転倒する。気をつけないと・・・

 西側下に流れる沢からは、流れる水の音が聞こえてくる。雪解け水の音だろう。


12:09 浅木原の民家から竜王の稜線



12:20 向かいの尾根斜面にイイギリの赤い実が目立つ

 12:20 車に戻る。ちょうど4時間のトレッキングだった。何とか、阿波竜王山頂まで歩くことができ、歩き納めとしては満足できるものだった。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿