本日のご提案です。最近、スイベルの使用をしますか?と聞かれることもあり、弊社のお客様が効率よい方法で行ってましたのでご紹介いたします。きっと同じ方法を採用されている方も多いと思います。
注意・・・スイベルの使用を推奨するものではありません!またこの方法の強度を保証するものではありません。この方法で作った方、各皆様の責任でご使用ください!
まずはフライラインのきれっぱし(SAのインタミラインを自分は使います。フローティングラインのきれっぱしより劣化が遅いと思うからです。),アセトン、6/0スレッド、スイベル、セメダイン、つまようじを用意します。スイベルのサイズは12です。強度 13キログラム。
ラインの切り口を合わせてアセトンに1~2分間浸します。
柔らかくなったコーティングをしごいてはがします。簡単にはがれます。
はがした状態。
はがした部分両方を重ねてスイベルに通してきれいに折返します。ラインの芯がブレイテッドのものがいいと思います。
折返した部分を重ねてタイイングスレッドで巻き止めます。
巻き止めが終わりましたら、ハーフヒッチしてスレッドを切ります。
そこにつまようじでセメダインXを塗りまして、適当な時間(自分は一晩)乾かします。
こんな感じで出来上がります。
リールからのシューティングラインを縛り付けます。
ヘッド側はこれでループトゥループで接続です。ヘッド側に作ってあるループをそのまま使用します。
んで、こんな感じになります。写真のヘッドはSA アトランティックサーモンです。
リーダーの”よれ”が気になる方、このヘッドの先端部分には最初からループがありますから上記の方法で作ったスイベルループをヘッドの先端側に取り付ければ、そこにリーダーを結ぶことができますし、先端側のループを作るラインのきれっぱしを違ったシンクレート、例えばタイプ3やタイプ6などで作っても面白いですよね!
この方法ならばヘッドの後端、先端に最初から作ってあるループを利用して接続できますし、万が一、スイベルが破損などしてもこのスイベルループを取り外し、シューティングラインでループを作ればヘッドとすぐ接続し(ヘッド先端に着けて使用した場合はスイベルループを取り外し、リーダー後端にループを作る)、釣りを続けることができます。ヘッドの持つ先端、後端にスイベルを固定してしまうとこの瞬時のリカバリーが難しくなると自分は思います。
また予備を作っておけば、すぐに取り替えられます!
最後の写真のリールはレッスンにお越しの方々、ロッドのインプレに来ていただいた方々に振っていただくためにスイベルループをセットして4年になります。
あくまでもスイベルを使用する1つの方法です。自分はシューティングラインの”よれ”は全く気になりませんが、たま~にこのスイベルループを実釣で使うこともあります。(アトランティックサーモン、スティールヘッドの釣りで使う気にはなれません。スイベルの強度の問題ではなく、ラインをぴっぱられてロッドのガイド間を移動するのは良くないと思います。)
ただこの方法も接続部分が増えてしまいます。そもそもラインシステムに結び目が増えることはあまりいいことだとは基本的に思っておりませんので、誤解の無いようお願いいたします。
あくまでもご参考まで!
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