昨日のブログの記事と同じ事が月刊三橋のメールが今日届きましたのでその一部を以下にコピーしました、とても参考になる三橋先生のご意見です、経済を正しく理解できている政治家はいないようで世の中悪い方へしばらくは回り続けるようです、皆で正しい意見に耳を傾けましょう。
「国の借金(正しくは政府の負債ですが)」が15年12月末時点で
1044兆5904億円となり、
「15年9月末から9兆8340億円減少した」
ことを明らかにしました。減っているのは、
主に国庫短期証券ですが、いずれにせよ恐るべき事態です。
何しろ、日本政府が「借金返済」をしていることが明らかになったのです。
国債発行や財政出動を「やらなければならない」にも関わらず、
政府は緊縮財政路線を突き進んでいます。
政府がプライマリーバランス黒字化目標を設定し、
緊縮財政路線を改めない理由は、例の、
「国の借金で破綻する!」
という「嘘」に足を引っ張られているためです。
長期金利がマイナスになるほど、金融市場が政府の借金(=国債発行)を
熱望している国で、「国の借金で破綻する!」とやっているわけですから、
まさに「愚者の極み日本政府」という感じでございます。
いずれにせよ、日銀の「最後の手段」であった
マイナス金利政策も効果が早々と消滅し、長期金利までもが
マイナスになった以上、人間としての知能がある以上、
「政府の国債発行と財政出動が必要」
であることが、理解できるはずなのです。
しかも、15日に15年10-12月期の経済成長率(GDP成長率)が
発表されるのですが、マイナスになる可能性が濃厚です。
それにも関わらず、政府が緊縮財政継続という思考停止状態から
抜けきれないとなると・・・日本は実体経済(GDP成長率)のみならず、
金融経済までもが麻痺する事態になりかねません。
現在の日本経済の状況は、政府の思考停止と日銀の政策的手詰まりにより、
皆さんが考えている以上に危険な状況に突入しています。
以上メールの抜粋コピーです
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