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『独去独来』『全ての人は秋の木枯らしの吹く寂しい荒野を一人で旅する旅人である』(お釈迦様)

長南瑞生氏からのメール(2/21)

2023年02月14日 | 仏教・親鸞聖人

 長南瑞生氏からのメール(2/21) 

こんにちは。長南です。昨日のプレゼントはもうお読み頂けたでしょうか。天才達が何百年もかけて考えてきても、その入り口にかするかどうかという深遠な内容が2千年以上前、たった一人で明らかにされていた、という衝撃的な内容です。

まだの場合は今すぐご覧ください。

https://true-buddhism.com/gift/Praises1.pdf

それにしても、世の中、100人あれば、98人は生きる意味など考えないと言われる中、このメルマガを読んで頂き、どうもありがとうございます。そういうすばらしい方にお会いできたことをとても嬉しく思います。

さて本日は、あなたの輝く未来へ向かって生きる意味に最短最速で近づく21のステップ、第2のステップをお届けします。━━━━━━━━━━━━━━

2月12日(日)ステップその2

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■あなたが生きる意味をたどりつけない原因+たどりついた人とは?

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▼「生きる意味や目的」は、頭のよしあしや男女に関係のない、人間の本質の問題です。優秀な成績で大学を卒業しても、あまり行く先を考えず、とにかくすごい勢いで競争社会を生きてゆく人もあります。速く進むには、それだけ努力がいるのですが、しかし、一体どこへ向かって生きているのでしょうか?とんでもない所へ向かって爆走していては大変です。そもそも何のために競争社会を生き抜こうとしているのか、その先は見えているのか、生きる目的は何なのか、これこそが本当に重要な問題ではないでしょうか?

100人のうち、生きる意味を考えているのは1人か2人くらいだと言われますが、その中に入られるあなたは、本当にすばらしい方だと思います。

▼しかし、その生きる意味を考えている1人か2人の人も、本当の生きる意味には簡単にはたどりつけないのです。それはどうしてなのでしょうか?その原因は、実は、この問題は、「誰にとっても重要なのに難しすぎる」ということです。実際、相当な知識人や、文学者で、哲学者でも、どりつけていないのです。

▼たとえば、天才・芥川龍之介。人間をテーマにした様々な作品を残していますが、自伝的作品『或阿呆の一生』に長男の誕生を-----------「なんのためにこいつも生まれて来たのだろう?この娑婆苦のみちみちた世界へ」と言っています。

▼華厳の滝を自殺の名所にした、旧制一高(東大の前身)の天才哲学青年藤村操が飛び込み自殺をした理由は「人生不可解」でした。

▼カリフォルニア大学教授のフィリッパ・フットは、「生きる意味、命の尊さを説明できた哲学者を知らない」と、論文「道徳的相対主義」に書いています。西洋哲学の本を何百冊読んでもわからないのです。あなたの周りにも、たまに「私は生きる意味ありますよ?」とか、「生きる意味くらい自分1人で見つけますよー」と言っている人があるかもしれませんが、そんな簡単なことではないので、何かの勘違いということがわかると思います。相当頭のいい人たちでも、生きる意味がわからなくて自殺してしまう人があるくらいです。芥川龍之介もそうでした。藤村操もそうでした。太宰治?もそうかもしれません。生きる意味というのは、哲学者でもわからない非常に難しい問題ですから、あなたがこれまでたどりつけなかったとしても、まったくあなたのせいではありません。

▼では一体どうすれば、この重要な、本当の生きる意味を知ることができるのでしょうか?ご安心ください。これまでたった1人で、生きる意味を果たして、しかもそれを他の人にも説き明かした人があります。それが、今から2600年前、インドにあらわれたブッダです。

ブッダが生きる意味を果たしていることは、仏教を少しでも勉強すればすぐに出会う、次のような有名な言葉でもわかります。

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人身受け難し 今已(すで)に受く

────────────────「人身」とは、私たち人間のこと。「受ける」とは、生まれる。「難し」(がたし)とは、むずかしいということです。ですから、

 

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人身受け難し 今已(すで)に受く

────────────────とは、「生まれがたい、人間に生まれることができてよかった」という喜びの言葉です。「よくぞ人間に生まれたものぞ」という生命の大歓喜です。私たちは、人間に生まれたことを当たり前に思ったり、忙しい時などは、恨んだり、後悔したりしています。どこにもこんなふうに、人間に生まれてよかったと喜んでいる人は見かけないのではないでしょうか?本当の人生の目的を果たした時にしか、

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人身受け難し 今已(すで)に受く

────────────────人間に生まれてよかったという喜びの身にはなれないのです。そのブッダが、本当の生きる意味を明らかにするために説かれたのが仏教です。ですからどんな人でも仏教を学べば、本当の生きる意味と、その達成方法を知ることができます。では、その本当の生きる意味とは何か。続けてこのメルマガで解説してゆきたいと思います。

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■21ステップ 2日目 終了

∽…∞…∽…∞……∽…∞…∞本日もお読み頂き、どうもありがとうございました。いかがでしたでしょうか?本当の生きる意味を知ることは非常に難しいのですが、それを果たしたならば、「人間に生まれてよかった」と大満足できるもの、ということは、お分かり頂けたでしょうか?それが仏教に教えられているのです。ただ、仏教の本については少し注意が必要です。きっと、あなたもこれまで仏教の本を読んだことがあると思います。私もたくさんの仏教の本を読んでいます。みんなそれぞれに特徴があって、学ぶところがあります。ところが、とても親しみやすくていいのに中には、極めて軽い説明で終わっている場合もあります。最近気になったのは、「人身受け難し 今已(すで)に受く」という言葉を、生まれ難い人間に生まれたのだから、有り難く、感謝して生きるのが大事」といった説明がありました。

このお言葉はとても有名ですので、このお言葉を通してお話しするのは、とてもいいことです。また、感謝の心のない人ほど不幸な人はありませんから、感謝して生きるのはとても大事なことで、有益なアドバイスです。ですが、そこで終わっては残念なのです。「人身受けがたし、今すでに受く」というのは、機械的に「生まれる確率が低い人間に、今生まれているのだから 感謝しなければならない」という客観的事実を言われているだけではないのです。確率が低いだけでは喜べませんよね。この「人身受け難し 今已に受く」のお言葉は、「人間に生まれてよかった、 人間に生まれたのは これ一つ果たすためであった」という、人間に生まれた目的を果たした、生命の大歓喜を言われているのです。

本当の生きる目的を果たしていなければ、その心は思いもよらないことだとは思いますが、「人間に生まれてよかった」と大満足できる人生全体の目的を果たすことこそ、本当の生きる意味なのです。あなたがもし、今まで生きる目的だと思っていたものがあれば、それを果たしたとき、「人間に生まれてよかった・人生これ一つであった」と大満足できそうですか?子供が、人生の目的を聞かれると、よく「プロ野球選手」とか「お菓子屋さん」とか将来なりたい職業を答えますが、なりたい職業になったら、次は業績をあげないといけないので、「人間に生まれてよかった」というわけではないですよね。仕事について社会に出れば、いよいよ人生の荒波への出航です。一体どこへ向かって航海していくのでしょうか?見渡す限りの大海原、その方角や、目的地はどこなのでしょうか?生きる目的は何ですか?仏教は自分のこととして学ぶことが大切です。このメルマガでは、なるべく仏教の言葉を現代の私たちの人生でいえばどういうことなのか分かりやすくお話ししますが、さらに、あなたの人生ではどういうことなのか、自分のことに落とし込んで受け止めてみてください。それでは全ステップ終了まで、あと19日。1日5分、「人類の到達した最深の思想」にふれることを習慣化してください。

お体くれぐれも大切になさって下さいませ。生きる意味をすべての人へ

発行:長南瑞生



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