マサカ・・・二日連続、昨日塞いだ網を潜り抜けたようだ。思いもよらない知恵の持ち主、二十年育てた、ヤブキタ茶、椿が根こそぎ被害を受けた。一番の心配は雨による土砂崩れだ。それにしても酷い荒らしようだ。頭に来たらこっちの負け。オンニコニコオコルマイド、ソワカ。
暗い処から明るい処はよく見える〔国民は為政の世界を良く見ている〕。世界の中で日本民族ほど想像力、直観力の優れた民族はいない。自然との一体感、わび、さび、もののあわれ、と独特な感性を持ち、恥じ入る精神といい、ハイチの地震、四川の大地震、米国のハリーケーン災害時に於ける、略奪行為など、日本では有り得ない。関西大地震の時のボランティア活動に見られた様に相互扶助の精神一つとっても他の民族とは違う。卑怯者を最も嫌う民族なのだ。私欲で穢れた為政者の言い訳などで国民を誑かそうとしても、無理な話だ。
言志四録の中に、指導者が守るべきこと、と為してはならぬことの四つの条件があった。一、公〔公平〕二、正〔正義〕三、清〔清廉潔白〕四、敬〔己を慎み人を敬う〕、とあり。決してしてはならぬ行為としは、私〔私欲・不公正〕、邪〔不正〕、濁〔卑怯、賄賂〕、傲〔驕り・放漫〕とあった。現在の為政者として、公・正・清・敬があっては大物の政治家にはなれないらしい。ガンジーの理念なき政治・労働なき富・ 良心なき快楽・ 人格なき教育・ 道徳なき商業・ 人間性なき科学・そして 犠牲なき宗教です。との言葉を語る資格にも疑問が・・・