ジャーナリストの「一橋文哉」が三億円事件の真相に迫った『三億円事件』を読みました。

テレビで三億円事件を扱ったドラマを放映していたので、三億円事件に関する作品を読みたくなったんですよね。
-----story-------------
ついに警察が緊急事情聴取!
やっぱり「あいつ」だった――。
新たに衝撃の「後日談」を収録!
1968年12月10日「三億円事件」発生。
多くの謎を残し、7年後に時効が成立。
それから約20年、一枚の焼け焦げた500円札が一人の男を動かした。
執念の取材が明らかにする捜査本部の混乱、モンタージュ写真の欺瞞、浮かび上がる三人の男……。
やがて突き止めた「真犯人」はアメリカにいた!
6時間にも及んだ手に汗握る「対決」。
正体は?
動機は?
そして三億円の行方は?
-----------------------
内容の真偽については、様々な意見があるようですが、、、
綿密な調査とインタビューにより、なかなか説得力のある内容になっていると感じましたね。
以下の構成で、著者が三億円事件の真相に迫る姿が描かれています。
■プロローグ 証拠
■第1章 雷鳴
■第2章 布石
■第3章 内紛
■第4章 接点
■第5章 疑惑
■第6章 黒幕
■第7章 捕捉
■第8章 対決
■第9章 混沌
■エピローグ 孤独
■資料編(事件関連地域地図・脅迫状全文)
■「クレイジー・ジョー」最果ての地に死す
■あとがき
子どもの頃に時効になった大事件で、当時は子ども向けの雑誌にも取り上げられており、爽快さを感じるくらい見事な手口だったことや、奪った金額が三億円と高額だったことから、印象深い事件でしたね。
この事件で時効という言葉を覚えたことと、警察官の姿をしたモンタージュ写真が鮮明に記憶に残っています。
当然、事件のことはキチンと理解できていなくて、
■白バイ警官に扮した犯人が、現金輸送車を騙して三億円を奪った。
■現金輸送車から、別のクルマに乗り換えて逃走した。
■奪われた現金は使われた形跡がない(全てのお札の紙幣番号が記録されていたと勘違い)
程度の、当時の知識しか持ち合わせていなかったのですが、
■事前に多摩農協に脅迫状を送りつけ、金融機関や警察の行動を観察していた。
■多くの目撃情報や遺留品があった。
(ただし、警官の制服、ヘルメット等は未発見)
■白バイの偽装は意外と稚拙だった。
(専門知識不要?)
■米軍基地との関連…。
■モンタージュ写真にはモデルとなる男性がいた。
等々の、様々なことを知ることが出来ましたね。
著者は、元警察官で日本信託銀行や東芝府中に怨みを持つ「先生」、混血で非行少年グループのボス的存在「ジョー」と、その弟分の「ロク」の三人組が真犯人と確信し、渡米して「先生」に直接取材をしながら真相を明らかにしとうと試みますが、残念ながら、真相究明にまでは至りませんでした。
取材内容については、どこまで本当なのかなぁ… という疑問もありますが、、、
まぁ、小説として愉しく読むことができましたね。
真相を知りたくなりますねぇ。

テレビで三億円事件を扱ったドラマを放映していたので、三億円事件に関する作品を読みたくなったんですよね。
-----story-------------
ついに警察が緊急事情聴取!
やっぱり「あいつ」だった――。
新たに衝撃の「後日談」を収録!
1968年12月10日「三億円事件」発生。
多くの謎を残し、7年後に時効が成立。
それから約20年、一枚の焼け焦げた500円札が一人の男を動かした。
執念の取材が明らかにする捜査本部の混乱、モンタージュ写真の欺瞞、浮かび上がる三人の男……。
やがて突き止めた「真犯人」はアメリカにいた!
6時間にも及んだ手に汗握る「対決」。
正体は?
動機は?
そして三億円の行方は?
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内容の真偽については、様々な意見があるようですが、、、
綿密な調査とインタビューにより、なかなか説得力のある内容になっていると感じましたね。
以下の構成で、著者が三億円事件の真相に迫る姿が描かれています。
■プロローグ 証拠
■第1章 雷鳴
■第2章 布石
■第3章 内紛
■第4章 接点
■第5章 疑惑
■第6章 黒幕
■第7章 捕捉
■第8章 対決
■第9章 混沌
■エピローグ 孤独
■資料編(事件関連地域地図・脅迫状全文)
■「クレイジー・ジョー」最果ての地に死す
■あとがき
子どもの頃に時効になった大事件で、当時は子ども向けの雑誌にも取り上げられており、爽快さを感じるくらい見事な手口だったことや、奪った金額が三億円と高額だったことから、印象深い事件でしたね。
この事件で時効という言葉を覚えたことと、警察官の姿をしたモンタージュ写真が鮮明に記憶に残っています。
当然、事件のことはキチンと理解できていなくて、
■白バイ警官に扮した犯人が、現金輸送車を騙して三億円を奪った。
■現金輸送車から、別のクルマに乗り換えて逃走した。
■奪われた現金は使われた形跡がない(全てのお札の紙幣番号が記録されていたと勘違い)
程度の、当時の知識しか持ち合わせていなかったのですが、
■事前に多摩農協に脅迫状を送りつけ、金融機関や警察の行動を観察していた。
■多くの目撃情報や遺留品があった。
(ただし、警官の制服、ヘルメット等は未発見)
■白バイの偽装は意外と稚拙だった。
(専門知識不要?)
■米軍基地との関連…。
■モンタージュ写真にはモデルとなる男性がいた。
等々の、様々なことを知ることが出来ましたね。
著者は、元警察官で日本信託銀行や東芝府中に怨みを持つ「先生」、混血で非行少年グループのボス的存在「ジョー」と、その弟分の「ロク」の三人組が真犯人と確信し、渡米して「先生」に直接取材をしながら真相を明らかにしとうと試みますが、残念ながら、真相究明にまでは至りませんでした。
取材内容については、どこまで本当なのかなぁ… という疑問もありますが、、、
まぁ、小説として愉しく読むことができましたね。
真相を知りたくなりますねぇ。
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