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『砲艦銀鼠号』 椎名誠

2024年08月06日 21時49分33秒 | ■読書
椎名誠の長篇SF作品『砲艦銀鼠号』を読みました。
椎名誠の作品は4年以上前に読んだ『椎名誠 超常小説ベストセレクション』以来なので、久し振りですね。

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舞台は近未来世界。
シーナの海洋大冒険SF!

戦争で崩壊した近未来世界で、元戦闘員三人組が海賊になった!! 彼らが選んだのは、超低スピード&機関砲が使えないオンボロ戦艦『砲艦銀鼠号』。
次々現れる奇妙な生物たちに彼らは!?
(解説/宮田珠己)
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集英社が出版している月刊小説誌『小説すばる』に連載後、2006年(平成18年)に刊行された、シーナワールドの世界観にどっぷり浸れるSF作品です。

 ■1番 ツガネ
 ■2番 巨人のプロペラ
 ■3番 塔
 ■4番 鉄魚
 ■5番 泥豚
 ■6番 特別料理
 ■7番 長い休息
 ■8番 海底歩行機
 ■9番 カルタ船
 ■10番 雲人間
 ■解説 宮田珠己

海賊たちがくりひろげる波乱万丈のフシギ旅……ある大きな戦争で崩壊した近未来世界、金も居場所もなくなった元戦闘員の三人組が、偶然、手に入れたオンボロ戦艦「銀鼠号」で海賊稼業を始めることになった、、、

用心深く情に篤い灰汁(あく)、冷静沈着で陽気な可児(かに)、短気であくどい鼻裂(びれつ)……勢い込む三人だったが、戦艦は超低スピード、肝心の機関砲が使えない……。

プロペラ巨人、泥豚、雲人間など未知なる生物が次々現れるシーナのドキドキ海洋大冒険SF。

シーナワールド……久し振りですねー 未来っぽいけど、冒険活劇的なレトロな雰囲気もあって、そして登場する乗り物や武器、機械類、生き物 全てがユニーク、、、

唯一無二の世界観ですねー それだけ頭の中に物語を描くことが難しい作品……この作品を愉しむには想像力が不足していたかな。

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