情熱うどん 讃州日記 

大阪梅田の北、中津(豊崎)にある
自家製麺、天然だし汁のうどん屋です。

大船渡復興屋台村

2011-08-14 18:07:33 | Weblog

先日、お休みをいただいて岩手県の大船渡市まで行ってきました。
朝一番の飛行機で伊丹から函館空港まで向かい
そこからレンタカーで約4時間。
一緒に行っていただいたスーパー仕事デキール人間
(株)ジェイライン取締役、オオサカジン編集長の福島さんが
運転してくださいました!(本当にありがとうございました)

僕にとっては初の東北上陸!
内陸部から徐々に海岸線に近づくにつれ
本当に5カ月経過したのかと思うほどの想像をこえる景色。
なかなか現実としてとらえきれない状態で言葉を失う二人。。
本当に今もなお現地で作業されている方々に頭の下がる思いです。。



そして、なぜ僕がこの岩手県大船渡市に来たか?

それはこの大船渡市で飲食店組合に加入していたお店の
ほとんどが今回の津波で流されてしまい、行き場を失っておられます。
再建しようにも今はどうしようもない状態。。

その大船渡に【大船渡復興屋台村】と名付けて
アジア一の屋台村を作ろうというプロジェクトがあり
それを取り仕切っておられる藤崎先生にお声をかけていただき
現地に行って大阪の飲食店として
ご協力させていただきたい旨を伝えに行ってきました。

参考HP 大船渡復興屋台村 奮闘記
     藤崎先生のブログ OH!ナルホド!
     東海新報
     大船渡屋台村の仲間 食材生産者の皆さん


具体的に僕がどういった形で協力できるのか
いろいろ考えました。



まず一つ目は技術提供・提携。

もし仮に今回の屋台村出店希望者の中で
うどんに興味を持った方がいれば
短期間でも大阪に来ていただいて修行していただいて
東北に情熱うどんを作ってもいいと考えています!
また、その他のジャンルの方々でもそのジャンルに合わせて
食文化の発達した大阪で見学するだけでも
スキルアップできるものと考えています。
お店の紹介や斡旋をさせていただく事。
単に食べ歩きするだけでも勉強になるはずです。

二つ目は資材・什器の提供・寄付

これから屋台村を作るにあたって
さまざまの備品や什器が必要となります。
その際にすべてが新品である必要はないと思います。
飲食店をされている方の中で使う予定のない
備品や余っているものがあるところが結構あります。
大阪の飲食店に声をかけて協力してもらえれば相当量の物が
集めることができると考えています。
それらを集めてまとめて大船渡に持っていければと。


三つ目は交流

この大船渡復興屋台村が無事オープンしてからも
何か困ったことがあれば相談に乗ったり
現地に足を運ばせていただいて出来ることをさせていただいたり
出来る限り長い期間お互いに協力し合いながら
屋台村を発展させていくことに協力できればと思っています。
短期的なお付き合いではなく長い将来を見据えての
長期的な交流ができなければ意味がないと思います。

まあ簡単にまとめるとこんな感じです。
このことを伝えるために行ってきたのです。


飲食店のために飲食店の僕ができること。
短期的な協力ではなく建設的で長期的な支援を!

なにか少しでも協力することができればと考えています!


もしこのプロジェクトにご協力いただける飲食店の方、
個人の方がおられましたら是非僕の方までご連絡ください。
sanshuworks@gmail.com


大阪の元気を少しでも大船渡という街の
再建に活かせればと思っています。
皆様のご協力、何卒よろしくお願いいたします!!





現地に行った率直な感想は
本当にまだ何も始まっていないということ。
一番大事なことは決して風化させてはいけないということです。


 
コメント (1)
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