ジョルジュ・サウンド先生の夢と感動日記

人生のテーマは「夢と感動」
音楽に関する夢や感動を綴っています。

はじめてのおつかい

2009年11月03日 | ウェブログ
今日は長男マズルカの17歳の誕生日だった。
いつもは家族と過ごしていたが、今年は彼女と出かけてしまった。
そういう年頃になったということだ。
なんとなく子離れできない私は、過去の思い出に浸っていた。
今のマズルカから離れられないのではなく、昔のかわいかった頃に戻してほしいという思いである。

3歳の頃に、マズルカは「はじめてのおつかい」に出演したことがある。
まだVHSビデオの時代で、さっき久しぶりにそのビデオを見た。
午後、夫にデッキを修理してもらったので、一人で思い出を懐かしんだ。
生まれたばかりのポロネーズのために、粉ミルクを買いに行くというおつかいだった。
途中、エレベーターの中に閉じ込められたりして、撮影後に夫は胃腸をこわしたりしたっけな。

その後、マズルカの赤ちゃん返りが始まり、ポロネーズを預けて二人で映画に行ったりした。
実はそれは大義名分で、自分が観たい映画にマズルカをつきあわせただけだったかもしれない。
マズルカの誕生日が封切りの日だったので「バースデイプレゼント」という映画を観た。
今日、久しぶりにその映画の録画も観た。
光野道夫さんが監督で、今観ても映像がおしゃれで美しいと思う。
実は光野さん、日芸出身だった。
来年マズルカは日芸の映像学科を受験する。

将来、映画かテレビ業界に就職するとしたら、「はじめてのおつかい」のときの
スタッフの裏側とかを知ることになるんだろうな。
何週間も前から、お店の人と打ち合わせをしたり、隠しカメラを仕込んだり、
その日に至るまでが大変だった。
テレビに映ったのは5分程度なのに、撮影は1日がかりだった。
そして放送されたのも、何年か後だった。

その後も毎年、お世話になったスタッフから年賀状をいただいている。
有り難いことだ。
マズルカが自分の夢を叶えることで、その人達に恩返しをしなくちゃね。
そのために私は親として、せっせと貯金をためて、来年のダブル受験に備えることにしよう。
日芸映像科の撮影・録音コースって、音楽科以上にお金がかかるらしい。

ショパンコンクールに行くという自分の夢は、いつのことになるやら…




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