明るい化け猫計画

~猫又育成のための自然療法研究ノート~

【猫さんの食事】最近のレシピ

2009年12月20日 | 猫さんの食事
こんばんは
東京もいよいよ、本格的に寒くなってきました。
チャクさんに、べっとりされて嬉しい毎日です

前回お話しましたとおり、今日は具体的なレシピのご紹介です。
それから、大したことではないのですが、前回の記事に一部青字で加筆しました

今回ごしょうかいのレシピ

材料:
うまづらはぎ(生55g、調理後の可食部分は約30g)
かつおぶし (一つまみ)
オートミール (大さじ2杯)
生鶏肉(ささみパラパラミンチ)(30g)
牛レバー (2gぐらい)
ビタミンEオイル 

うまづらはぎ、かつおぶし、オートミールを耐熱容器に入れます。


ビタミンEオイルはカプセルのものを使っているので、針で穴を開けてお魚に一滴垂らしておきます。


魚がひたひたになる程度に水を加え、レンジで2~3分チンします。
(余裕があるときは、鍋で調理します)


チン♪♪♪

耐熱容器のフタを開けて、中の熱い液体を冷凍肉にかけます。


フタをもどし、そのまま置いておきます。
(余熱でオートミールが更にやわらかくなります)

冷凍肉を熱々スープと混ぜながらフォークでつぶすと、早く解凍できます。


また、冷凍肉に熱が加わることで、脂肪の舌触りが多少なめらかになるのかなとも思います。

赤味の強いカケラは牛レバーです。
これも、細かく刻んでおきます。


オートミールが十分柔らかくなっているか確認し、生肉とまぜます。
硬いときは、魚を取り出して適宜チンします。


生肉とオートミールを混ぜる時、レバーは味がまじらないようによけて置きます。
茹であがったウマズラハギをほぐして混ぜます。

フォークで全体をまぜたら、レバーを真ん中にトッピングします。
チャクはこのままだとレバーを残すので、ミルフィーユのようにかつお節でレバーをはさみます。


残っているスープを加え、周りに軽くかつおぶしをまぶしてできあがり。
(オートミールとスープを全部入れるとすごい量になるので、使い切らないことが多いです。)



(光の加減が調度いいので、本棚の上で撮影していたのですが、チャクさんが飛び乗ってきて食べ始めてしまいました。前回の写真も、そのときのものです

内臓は今まで食べなかったのですが、混ぜないで真ん中に置いておくと食べると聞いて試してみました。
すると、本当に食べたではありませんか?!
内臓嫌いの猫さんにお勧めです。

最近は、食材のバリエーションを増やすことばかりに意識が向いていたのですが、やはり最低限の栄養計算はしないといけませんね。

クレアチニン事件の後は、エクセルで計算して細かい数字も気にしていたのですが、ビタミン剤やサプリできっちり数字だけあわせてもどうなのだろうという気持ちになってきて、なおざりになっていました。

でも、押さえるべきところはきちんと押さえておかないと、また危ないことにもなりかねません。ここは気を引き締めて、蛋白質、脂肪(脂肪酸の割合)、炭水化物、リン、カルシウムぐらいは頑張って計算していこうと思います。

先代のパソコンが壊れてからエクセルが使えないので、最近は『食品成分表 五訂増補』とグリコの栄養成分ナビゲーターを使っています。栄養ナビゲーターは、計算が終わると「バランス診断」というボタンが表示されます。クリックすると、選択した食材(複数可)に含まれる蛋白質、脂質、炭水化物がパーセントで表示されます。

今回のレシピでは、このような結果が出ました。

 蛋白質49%
 脂質11%
 炭水化物39%


オートミールは全部使い切らないので、このとおりではないですが、だいたいのところを把握してみました。

チャクさんの場合は市販のフードを併用しているので、栄養の過剰摂取も気をつけないといけません。

先日GAVI主さんからコメントをいただいたのですが、ラパンと馬はリンが多いですね。内臓類やイカもリンが多いです。リンの過剰摂取は腎臓に負担をかけるので、カルシウムとのバランスも含め、特に気をつけたいポイントです。

今回のレシピでは、リンの含有量が0.18gでした。NRCでは体重4キロ強の成ネコさんで一日0.16g、0.48%(一日の食事に含まれるリンの割合)となっているので、今回はちょっと多かったですね。オートミールも結構リンが入っているので、さつまいもなど野菜を増やしていきたいと考えてます。

メニューは、ウマズラハギがイカになったり、オートミールの量を減らしてさつまいやカボチャを入れたりしています。今回のレバー入りメニューは、週1~2回。

野菜は嫌いなので、魚に野菜の風味がつかないよう別に茹でて細かく刻み、ほんのちょっとだけ混ぜることもあります。大根やカブなどは匂いが薄いのか、気づかずに食べてくれます。葉っぱ系は苦手のようです。野菜も内臓と同じで、全体とまぜずに一箇所にまとめ、カツブシミルフィーユ仕立てにします。


市販のフードは、アズミラの缶詰(フィッシュ)、アニモンダのドライ、フィッシュフォーキャットの缶詰とドライ(成猫用)をローテーションであげてます。

朝は市販のフード、夜は手作りというパターンが多いです。

写真は、アニモンダのセンシティブとフィッシュフォーキャットのドライ、アズミラの缶詰(小)です。センシティブは食いつきが悪いです。



こちらは、フィッシュフォーキャットと間違えて購入したグリーンフィッシュ、アニモンダのドライ(成猫用とセンシティブ猫用)、アズミラとグリーンフィッシュの缶詰です。


グリーンフィッシュはイタリアのメーカー、フィッシュフォーキャットはイギリスです。色が似ているので間違えました。

成分はフィッシュフォーキャットのほうがよさそうです。
グリーンフィッシュのほうは、原材料の一番最初がシリアルとなっていたのでやめました。

ペットフードの中身やラベルの読み方は良くわからないワ♪という方はコチラを参考にどうぞ。
http://well-mannered.org/api/sguide.html
http://angele-jp.com/kiken.htm

最近は、アメリカの経済事情や雇用事情も含め色んな噂が耳に入ってくるので、アメリカ製品よりヨーロッパのメーカーが気になってます。

フードはまとめて、ペットショップマックスさんで購入しています。
取り扱っているフードの種類が豊富です。


今までオーガニックのものを色々試したのですが、袋が大きすぎて酸化が早かったり、食べなかったり、吐いてしまったりでなかなかぴったりくるのが見つかりませんでした。アニモンダとフィッシュフォーキャットのドライは比較的少量の袋で食いつきもよく、ゲーゲーも出にくいので重宝しています。アニモンダは、おトイレのニオイが強くなります。その分、消臭剤など余計なものが入っていないのだと思います。

お肉はまとめて、さかい企画さんから購入しています。

他にも、よく評判を耳にするのは、GEN MEATさん、羊肉のなみかたさん。(さかい企画さんよりもお得価格です。)
あと、鶏肉だったらとり農園さん、ウズラとウズラ卵ならタイデスさん。
あぁ これ全部、ネコ仲間さんたちから教えてもらったんだなぁ・・・
書いていてなんだかジンとしてきました。
みなさん、ありがとうございます。

(最近はたくさんショップがあるようなので、興味のある方はネコごはんに詳しい方や、ネコ友さんにお聞きになってみてください。)

私は包括的に物を見るというのが苦手で、ついつい一つのことにのめり込んでいってしまいます。そのため、東洋医学を実践しようとすると、西洋医学的視点からは栄養が偏ってしまったり、今度は栄養の数字をあわせることばかりに気持ちがいってしまったり、途中でもー何もかもイヤになったり・・・

複数のことを同時進行できるような、家事が得意な方というのは、きっとこういうことのバランスを取るのも上手なのだろうなぁと思います。

試行錯誤は続きそうですが、進歩があったらまたご報告します。

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