明るい化け猫計画

~猫又育成のための自然療法研究ノート~

大好きな写真

2007年10月28日 | ヒトと動物

イギリスの Channel4 で放送された、動物の胎児の写真、
実に美しいです。写真はココよン

何が美しいかって、この写真、長音波スキャンを使って撮
った画像にCGの加工を施した写真なんです。
もう人間は、妊娠した動物のお腹を開いて、母親も子供も殺
して実験に使うなんて野蛮なことをしなくてよいステージまで
きているんですね。

私は、大学時代に豚さんの解剖やりました。
羊の心臓もやりました。
はっきり言って無駄です。
あんなもんゴムの模型で十分じゃないでしょうか。

解剖した豚さんは胎児でした。
解剖の際、血管がどこにあるか分かりやすいように、
血管に色が付けられていました。
詳しくは知りませんが、ラボテクニシャンの話によると
死んでからでは、血流が止まってしまうから
生きているうちに血管に色を付ける処理をするそうです。
胎児ですから、胎児の血流に薬品をのせるには
母親に薬を与えるわけです。
へその緒から胎児に薬が入っていき
胎児の血管に色が付くわけですね。

生きている間に処理って
とってもえげつないと思いませんか。。。

勉強熱心だった私は、肉屋で羊の心臓を買ってみました。
ちなみに、黒魔術と間違えられないように
「生物の授業でね、テストがあるの」
と聞かれてもいないのに、いちおう断っておきました。

肉屋で買った心臓は、ラボで扱っている心臓とは全くの別物
にみえました。
なんというか、レバーの塊というか血だらけで、
水で洗ってみても、ぐにゃぐにゃで
どこがどこだか全く分かりませんでした。

でも、きっと実際の体ってそうなんだと思います。
名前だの機能だの学部レベルの学生が
確認しながら覚える程度だったら絵と模型
で十分じゃないのでしょうか。

生きているウニもやりました。
ウニだって、危険が近づくと逃げるんです、一生懸命。
その後には、
私の大好きなジャンボマウス(ラット)やハツカネズミを
犠牲にしなければならない実験が待っていました。

先々待っている動物実験が憂鬱でたまらなくなった私は
他の事情もあって専攻を変えました。

動物実験を行わないないで獣医師資格を得た方が
いるという話を聞きました。
世の中には、素晴らしい行動力と意志の強さを持った方が
いるもんだと、驚いた覚えがあります。

動物実験、とってもとっても嫌です。
だって、ほとんどの事は既にわかっていることだもの。
なんでまた何百匹、いや何千、全米で数えたら億は超える
だろう動物を、既にわかっていることの確認のために殺さな
ければならないのかとても悩んだ覚えがあります。


そんな時代を思い出しつつもこの写真を見ると、
人間捨てたもんじゃない!ってなんだか思えます。
このような技術がどんどん進化して動物実験の数が少しでも
減ってくれたらいいな。。。

人間の知恵とは、このようなことに使うためにあるものでは
ないかと私は強く思うのであります


シュワルツ博士来日セミナー

2007年10月22日 | お知らせ
「犬・猫に効く指圧と漢方薬」の著者、シェリル・シュワルツ博士が来日されるようです。
本が良かったので、是非とも参加したいところですが、東京は既に満席みたいですね。
どちらにしてもお財布が許してくれないのですが。。。
じゃぐちから小判がジャラジャラ出てこないかな~

セミナー情報
http://www.green-dog.com/topics/hcc-seminar.html

はじめに

2007年10月21日 | はじめに
猫は10年で人間語をマスターし、猫又(妖怪)になるまで20年、30年かかると言われています。パピーウォーカーならぬ、猫又ウォーカーとして、川辺に捨てられていた普通の猫さんを立派な猫又になるまで、お世話する任を授かったじゃぐちねこ。人間の持てる知恵を最大限に活用し、立派な猫又を世に送り出すことをここに誓います。

猫さん達は、私達人間社会の制限の下で生活しており、現代病も増えています。
猫又になる前に寿命が尽きてしまっては、当たり前ですが猫又にはなれません。
一猫でも多く、健やかなる猫又が誕生してほしいという願いを込めて、当ブログでは猫さんの食事や各種自然療法をメインに、時々道草しながら情報発信していきたいと思います。