最近は、チャクにヒーターをのっとられる毎日です・・・
今日は、トリ・ドーシャについてのお話でしたね。
アーユルヴェーダでは、万物の全てが 「空、風、火、水、土」
5つのエレメント(要素)からできていると考えます。
私たちを生かしている力=『生命エネルギー』をドーシャと呼びます。
ドーシャには、ワータ、ピッタ、カファの3種類があり、
これらのドーシャも5つのエレメントで構成されます。
各ドーシャと、それを構成するエレメントの種類は次のとおり。
ワータ:空、風
ピッタ:火、水
カファ:水、土
3つのドーシャ(3種の生命エネルギー)を体系的に説明したものを、
トリ・ドーシャ理論と呼びます。
「トリ」(Tri) とは、3を示す言葉です。
トリニティーリングという、三連リングが流行ったことがあります。
その 「トリ」 と同じです。
ドーシャとは、もともと生命エネルギーの乱れを示す言葉だったそうです。
しかし、現代では、これら3種の生命エネルギーのことをドーシャと呼んでいます。 ですから、トリ・ドーシャは3種類の生命エネルギーと覚えておいてください。
日本ではワータをヴァータ、カファをカパと呼ぶのが一般的ですが、
英語表記だとワータはvata、カファはkafa, kapha と書きます。
vataは発音する時に軽く下くちびるを噛むので、ヴァータと聞こえないこともありませんが、カファについては明らかに発音が異なってますので、ここではワータ、カファとします。
(*日本語で検索する時は、ヴァータやカパと入力した方がヒット数が高くなります。)
3つのドーシャには、それぞれ特徴があります。
ワータは、乾いた風をイメージしてみてください
ワータタイプの人は、やせ型でフットワークが軽く、頭の回転も早いけれど、
食欲や感情面に波がみられるタイプの人です。
猫であれば、『その疾きこと、風のごとし・・・風のネコ』といったところ
ピッタは、燃える火のイメージです
ピッタタイプの人は、リーダー的存在で、知性と行動力に恵まれていますが、
怒りを感じやすい一面があります。
猫であれば、『蝶のように舞い、蜂のように刺す・・・燃える火のネコ』
カファは、水のイメージです
カファタイプの人は、気は優しくて力持ち。
落ち着いていて、優しい印象を人に与えます。
しかし、感情の動きが外から分かりずらかったり、油断すると太りやすい人です。
猫であれば、『冷静沈着、動かざること山のごとし その愛、海よりも深く・・・水のネコ』
どの人にも3つのドーシャが存在しますが、各ドーシャの強さは異なります。
どのドーシャが強いかによって、その人の個性が決まります。
生まれつき備わっているドーシャを、プラクリティと呼びます。
体質や気質と同じで、生涯変わることはありません。
これに対し、その時々の状態である体調や、後天的に形成される性格や精神状態はヴィクリティと呼びます。
最近はよく、テレビなんかでも運命と宿命の違いを耳にします。
宿命は絶対変えられないもの、運命は選択によって結果が変わるものと言われています。
これに当てはめて考えると、プラクリティが宿命、ヴィクリティが運命と言えるでしょう。
例えば、遺伝的に癌を発病しやすい体質の人、糖尿病になりやすい人というのがいます。 でも、そういった人たち全員が必ず発病するわけではありません。
遺伝という種は持っていても、その種から病気という芽を出さずに一生過ごす人もいます。 種を持って生まれるかどうかがプラクリティ、その種が発芽しそうかどうか、発芽してどの程度育っているかといった状態がヴィクリティと言えるでしょう。
もちろん、大多数の人とは異なった特徴を持って生まれてくる人、動物がいます。 アーユルヴェーダでは、全員が全員同じ健康を目指さなくていいのです。
一つ一つの命に備わった個性を知ることができれば、人と自分を比べることもなく 、より生きやすくなるのではないでしょうか。
自分と猫さんのドーシャに、多少なりとも興味を持ってもらえたでしょうか
次回は、もう少しだけドーシャの説明をします
年が明けて3日ごろを予定してます
みなさん、よいお年を!!!
今日は、トリ・ドーシャについてのお話でしたね。
アーユルヴェーダでは、万物の全てが 「空、風、火、水、土」
5つのエレメント(要素)からできていると考えます。
私たちを生かしている力=『生命エネルギー』をドーシャと呼びます。
ドーシャには、ワータ、ピッタ、カファの3種類があり、
これらのドーシャも5つのエレメントで構成されます。
各ドーシャと、それを構成するエレメントの種類は次のとおり。
ワータ:空、風
ピッタ:火、水
カファ:水、土
3つのドーシャ(3種の生命エネルギー)を体系的に説明したものを、
トリ・ドーシャ理論と呼びます。
「トリ」(Tri) とは、3を示す言葉です。
トリニティーリングという、三連リングが流行ったことがあります。
その 「トリ」 と同じです。
ドーシャとは、もともと生命エネルギーの乱れを示す言葉だったそうです。
しかし、現代では、これら3種の生命エネルギーのことをドーシャと呼んでいます。 ですから、トリ・ドーシャは3種類の生命エネルギーと覚えておいてください。
日本ではワータをヴァータ、カファをカパと呼ぶのが一般的ですが、
英語表記だとワータはvata、カファはkafa, kapha と書きます。
vataは発音する時に軽く下くちびるを噛むので、ヴァータと聞こえないこともありませんが、カファについては明らかに発音が異なってますので、ここではワータ、カファとします。
(*日本語で検索する時は、ヴァータやカパと入力した方がヒット数が高くなります。)
3つのドーシャには、それぞれ特徴があります。
ワータは、乾いた風をイメージしてみてください
ワータタイプの人は、やせ型でフットワークが軽く、頭の回転も早いけれど、
食欲や感情面に波がみられるタイプの人です。
猫であれば、『その疾きこと、風のごとし・・・風のネコ』といったところ
ピッタは、燃える火のイメージです
ピッタタイプの人は、リーダー的存在で、知性と行動力に恵まれていますが、
怒りを感じやすい一面があります。
猫であれば、『蝶のように舞い、蜂のように刺す・・・燃える火のネコ』
カファは、水のイメージです
カファタイプの人は、気は優しくて力持ち。
落ち着いていて、優しい印象を人に与えます。
しかし、感情の動きが外から分かりずらかったり、油断すると太りやすい人です。
猫であれば、『冷静沈着、動かざること山のごとし その愛、海よりも深く・・・水のネコ』
どの人にも3つのドーシャが存在しますが、各ドーシャの強さは異なります。
どのドーシャが強いかによって、その人の個性が決まります。
生まれつき備わっているドーシャを、プラクリティと呼びます。
体質や気質と同じで、生涯変わることはありません。
これに対し、その時々の状態である体調や、後天的に形成される性格や精神状態はヴィクリティと呼びます。
最近はよく、テレビなんかでも運命と宿命の違いを耳にします。
宿命は絶対変えられないもの、運命は選択によって結果が変わるものと言われています。
これに当てはめて考えると、プラクリティが宿命、ヴィクリティが運命と言えるでしょう。
例えば、遺伝的に癌を発病しやすい体質の人、糖尿病になりやすい人というのがいます。 でも、そういった人たち全員が必ず発病するわけではありません。
遺伝という種は持っていても、その種から病気という芽を出さずに一生過ごす人もいます。 種を持って生まれるかどうかがプラクリティ、その種が発芽しそうかどうか、発芽してどの程度育っているかといった状態がヴィクリティと言えるでしょう。
もちろん、大多数の人とは異なった特徴を持って生まれてくる人、動物がいます。 アーユルヴェーダでは、全員が全員同じ健康を目指さなくていいのです。
一つ一つの命に備わった個性を知ることができれば、人と自分を比べることもなく 、より生きやすくなるのではないでしょうか。
自分と猫さんのドーシャに、多少なりとも興味を持ってもらえたでしょうか
次回は、もう少しだけドーシャの説明をします
年が明けて3日ごろを予定してます
みなさん、よいお年を!!!