やっと観ましたv『クラッシュ』
第78回アカデミー賞 作品賞、脚本賞、編集賞受賞
アメリカでは、もう去年の5月にDVDになってるんですね。
特典つき、Director's Cut版も出ており、いずれはそのまま日本版になってくれると期待してます。ポール・ハギス(監督、原案、脚本、製作)の解説付で、見逃した点などじっくり見てみたい。
さて、この映画、だれもがブロークバックマウンテン予想だったアカデミー賞「作品賞」受賞時、東京都内で上映館はわずか2館だったそうだ。
当然、静岡じゃ、ムリと思っていたら、3/18~上映されたのです。
その映画館について、私お気に入りなのでちょっと説明しちゃうと、
サールナートホール「シネギャラリー」という映画館で、ミニシアター系の国内外の優れた映画作品を上映してくれるとこで、静岡駅より徒歩3分、松坂屋タワーパーキング東とアクセスもよいです。
<シネギャラリー外観>
ちなみに、サールナートとはインドの地名で、お釈迦さまが初めて仏の教えを説かれた所。館長さんもは、むかいのお寺のご住職で“静岡にオリジナルな文化を芽生えさせる場にしたい”と願って建設されたこのホール、静岡落語会や、駿府寺子屋といった独自の企画イベントもさかんで、3階部分が映画館になってます。
映画館は、せいぜい50人くらい収容できる大きさで、来場者には整理券が配られ先着順に入場するんですが、上映開始後は入場ができない。
普段私が利用する映画館は、観光スポットにもなってるシネコンなので、映画でデートな若い人たちも多く、上映中に携帯メールやら…マナーが悪い人もしばしば。その点、この映画館は、ほんとうに映画が好きな人たちが見にきているというかんじで、男女を問わず一人で観に来ている人も多く、エンドロールが終わるまで立つ人がいなかった。
さて、本題「クラッシュ」
ロサンゼルス、24時──。ハイウェイで起こった一件の自動車事故が、思いもよらない“衝突”の連鎖反応を生み出し、さまざまな人々の運命を狂わせていく…。刑事たち、自動車強盗、地方検事とその妻、TVディレクター、鍵屋とその娘、病院の受付嬢、雑貨屋の主人──。さまざまな階層の、さまざまな人種の彼らは、予想もしない角度で交錯しながら、愛を交わし、憎しみをぶつけ合い、哀しみの淵に立たされる。~公式HPより~
知的でリアルな脚本と絶賛のこの映画。
日本人にはイマイチ馴染みが薄い、人種差別、階層社会の問題も描かれていて、見る人によっていろんな意見がある映画だろうね。観終わったあと、論議したくなる映画。
『大都会L.Aで、みんな誰かと触れ合いたい、何かを実感したい…‘衝突’しながらも---』
う~ん。・・・この人たちは、この激しい‘衝突’から逃れられないだろうけど、私の日常では、まず人と衝突することは、ほとんどないので、感情移入が難しかったな。
ラストシーンの雪はよかった。
LAに雪が降るのは奇跡だろう。
人の心はかわっていく、
雪=希望につながってゆく。
挿入歌 "In the Deep"byバード・ヨーク、これもアカデミー賞「歌曲賞」(ノミネーション)受賞して欲しいくらい効果的でしたv
また、出演者もこの脚本に惚れた!とのことで、サンドラ・ブロック、ブレンダン・フレイザーといった主演級の俳優さんを筆頭に、マット・ディロン、ドン・チードル、ラッパーの“リュダクリス”…とずらり。
海外ドラマファン視線でみても、ドラマでおなじみの人も多数出演している。
ジェニファー・エスポジト(リア役)
(グラハムの恋人で相棒のロス市警の警部役)
全米大ヒットコメディ・シリーズ「マイケルのスピンシティ」ステイシー役。シチリア出身の美人でスタイル抜群のセクシーな秘書、なのに男運が悪くって^^;
ケイトリンやニッキーより好きだったので、ずっと出て欲しかったのに…
ロレッタ・ディヴァイン(シャニクア役)
(保険維持機構の損害賠償調査官)
これまた好きなドラマから「ボストン・パブリック」
学校というフィルターを通してアメリカの現代社会をユニークに映し出す、楽しみにしているドラマのひとつ。
ちょっとヒステリックな教師、マーラ役。
この人に大きな声でまくしたれられると迫力満点^^;
season4がFOXで始まったばかりv
アリー3#17にも出てる、グレイ…のseason2にもゲスト出演予定有。
他にも調べていくと、いろんなドラマにゲスト出演している人も多かったが、日本放送済みのものだけ、ちょっとチェックして見ると、
サンディ・ニュートン(TVディレクターの妻)「M:I-2」のヒロイン役、「ER」S10&11では、カーター先生の恋人、ケム役で
マイケル・ペニャ(鍵の修理工)
「フェリシティ」S2、「ロズウェル」S3、「CSI」S5、「シールド」S4…などのゲスト出演多数。
ショーン・トーブ(イラク人と間違えられる雑貨屋の主人)
「新スーパーマン ロイス&クラーク」と「チャームド三姉妹」S3に何度か、「ナッシュ」2#10と「ソプラノズ」3#4にゲスト出演
バハー・スーメク(雑貨屋経営の父を心配する娘、医師)
今後が期待される新進女優、「24」S4#12にゲスト、またこの夏公開の「M:I-3」も控えている。
♬♬♬♬♬
それにしても、この‘連鎖’、「LOST」の人たちが、無人島からL.A.に移ったらこんなになるのかな~なんて思ってしまったw
第78回アカデミー賞 作品賞、脚本賞、編集賞受賞
アメリカでは、もう去年の5月にDVDになってるんですね。
特典つき、Director's Cut版も出ており、いずれはそのまま日本版になってくれると期待してます。ポール・ハギス(監督、原案、脚本、製作)の解説付で、見逃した点などじっくり見てみたい。
さて、この映画、だれもがブロークバックマウンテン予想だったアカデミー賞「作品賞」受賞時、東京都内で上映館はわずか2館だったそうだ。
当然、静岡じゃ、ムリと思っていたら、3/18~上映されたのです。
その映画館について、私お気に入りなのでちょっと説明しちゃうと、
サールナートホール「シネギャラリー」という映画館で、ミニシアター系の国内外の優れた映画作品を上映してくれるとこで、静岡駅より徒歩3分、松坂屋タワーパーキング東とアクセスもよいです。
<シネギャラリー外観>
ちなみに、サールナートとはインドの地名で、お釈迦さまが初めて仏の教えを説かれた所。館長さんもは、むかいのお寺のご住職で“静岡にオリジナルな文化を芽生えさせる場にしたい”と願って建設されたこのホール、静岡落語会や、駿府寺子屋といった独自の企画イベントもさかんで、3階部分が映画館になってます。
映画館は、せいぜい50人くらい収容できる大きさで、来場者には整理券が配られ先着順に入場するんですが、上映開始後は入場ができない。
普段私が利用する映画館は、観光スポットにもなってるシネコンなので、映画でデートな若い人たちも多く、上映中に携帯メールやら…マナーが悪い人もしばしば。その点、この映画館は、ほんとうに映画が好きな人たちが見にきているというかんじで、男女を問わず一人で観に来ている人も多く、エンドロールが終わるまで立つ人がいなかった。
さて、本題「クラッシュ」
ロサンゼルス、24時──。ハイウェイで起こった一件の自動車事故が、思いもよらない“衝突”の連鎖反応を生み出し、さまざまな人々の運命を狂わせていく…。刑事たち、自動車強盗、地方検事とその妻、TVディレクター、鍵屋とその娘、病院の受付嬢、雑貨屋の主人──。さまざまな階層の、さまざまな人種の彼らは、予想もしない角度で交錯しながら、愛を交わし、憎しみをぶつけ合い、哀しみの淵に立たされる。~公式HPより~
知的でリアルな脚本と絶賛のこの映画。
日本人にはイマイチ馴染みが薄い、人種差別、階層社会の問題も描かれていて、見る人によっていろんな意見がある映画だろうね。観終わったあと、論議したくなる映画。
『大都会L.Aで、みんな誰かと触れ合いたい、何かを実感したい…‘衝突’しながらも---』
う~ん。・・・この人たちは、この激しい‘衝突’から逃れられないだろうけど、私の日常では、まず人と衝突することは、ほとんどないので、感情移入が難しかったな。
ラストシーンの雪はよかった。
LAに雪が降るのは奇跡だろう。
人の心はかわっていく、
雪=希望につながってゆく。
挿入歌 "In the Deep"byバード・ヨーク、これもアカデミー賞「歌曲賞」(ノミネーション)受賞して欲しいくらい効果的でしたv
また、出演者もこの脚本に惚れた!とのことで、サンドラ・ブロック、ブレンダン・フレイザーといった主演級の俳優さんを筆頭に、マット・ディロン、ドン・チードル、ラッパーの“リュダクリス”…とずらり。
海外ドラマファン視線でみても、ドラマでおなじみの人も多数出演している。
ジェニファー・エスポジト(リア役)
(グラハムの恋人で相棒のロス市警の警部役)
全米大ヒットコメディ・シリーズ「マイケルのスピンシティ」ステイシー役。シチリア出身の美人でスタイル抜群のセクシーな秘書、なのに男運が悪くって^^;
ケイトリンやニッキーより好きだったので、ずっと出て欲しかったのに…
ロレッタ・ディヴァイン(シャニクア役)
(保険維持機構の損害賠償調査官)
これまた好きなドラマから「ボストン・パブリック」
学校というフィルターを通してアメリカの現代社会をユニークに映し出す、楽しみにしているドラマのひとつ。
ちょっとヒステリックな教師、マーラ役。
この人に大きな声でまくしたれられると迫力満点^^;
season4がFOXで始まったばかりv
アリー3#17にも出てる、グレイ…のseason2にもゲスト出演予定有。
他にも調べていくと、いろんなドラマにゲスト出演している人も多かったが、日本放送済みのものだけ、ちょっとチェックして見ると、
サンディ・ニュートン(TVディレクターの妻)「M:I-2」のヒロイン役、「ER」S10&11では、カーター先生の恋人、ケム役で
マイケル・ペニャ(鍵の修理工)
「フェリシティ」S2、「ロズウェル」S3、「CSI」S5、「シールド」S4…などのゲスト出演多数。
ショーン・トーブ(イラク人と間違えられる雑貨屋の主人)
「新スーパーマン ロイス&クラーク」と「チャームド三姉妹」S3に何度か、「ナッシュ」2#10と「ソプラノズ」3#4にゲスト出演
バハー・スーメク(雑貨屋経営の父を心配する娘、医師)
今後が期待される新進女優、「24」S4#12にゲスト、またこの夏公開の「M:I-3」も控えている。
♬♬♬♬♬
それにしても、この‘連鎖’、「LOST」の人たちが、無人島からL.A.に移ったらこんなになるのかな~なんて思ってしまったw
まるで洋画に出てくるような外観ですね!
映画の思い出って、その作品を観た映画館
も含めて記憶に残ったりするので、こういう
おしゃれな映画館で観られると最高ですよね~。
ほんとうに、美術館のようです。
クラッシュ私は、この映画好きですね。
L.Aに住んでいるのでなおさら、共感する部分もありました。
一言では、語れない映画でした。
スクリーンは広くはないけど、とても、暖かい、アットホームな感じのする映画館ですよv
>mieko様
この映画、「L.A」という街が重要なキャラクターですよね。
…そう、一言では語れない映画でしたが、この映画で見た、登場人物一人一人の「クラッシュ」を通して考えさせるものもありました。
静岡に遊びに行った暁には、是非連れて行って下さいませ♪
で、『クラッシュ』ついに観ましたか・・・
好き嫌いは別にして、脚本の完成度が群を抜いて高く、素晴しかった!まさに非の打ち所がないホンとはこの事ですよ。
役者陣も手堅かったしねぇ。
『ブロークバック』が個人的にはがっかりだっただけに、アカデミーの結果は当然かな、と思えます。
そのうち、是非是非、『しぞーか』で、オフ会やりましょう!
ワタシの場合、こんな‘連鎖’でした。
クラッシュ→衝撃→衝動(何みたい?)→ブレンダン・フレイザーハムナプトラでした(笑
なんでこーなるねんっ!(爆)
じゃあさしずめ私は、
クラッシュ→衝撃→マット・ディロン→ランブル・フィッシュ、かな(笑)