藤崎小梅の日記帳

藤崎小梅の日常とつぶやき。

ニュース

2007-11-09 16:37:43 | Weblog
興味のない方にはほんっとーにどうでもいい内容ですが(笑)

来年の8月、京都・南座の邦楽舞踊名流会に出ます。
演目は『鷺娘』

ほぼ決まりではないかと。
まだ参加申し込みはしていないのですが。

名流会は、ほんとにプロの方がそろう舞踊会で、本当は名取・師範にしか出ることが許されない会なんだそうです。
私も2年前に同じ稽古場の人が出たので見に行ったのですが、場所の雰囲気に圧倒されました。
だって、京都の花街の舞妓さん、芸妓さんが客席に勢ぞろいするんやもん。
芸妓さんも出演するから後輩達が応援がてら華やかな格好で来るのよね。

ま、そんな大そうな会に出てもええんかいな、って感じですが、ご縁があって出れるようになりました。

ほんとは文楽が終わった時点でお誘いを受けてたのですが、サロメも千姫もあるしいくらなんでもお金が。。。ってことで断ってたんですよね(笑)
新口村の梅川をやるって言う話だったし。
が、なんか今回に限っては親父さまが『南座でたらえーやん。』と軽いノリで言ってきまして。
ま、諸事情あったのですが。

演目も二転三転して『鷺娘』に落ち着きましたよ。

この曲、衣装が4回くらい変わる上、舞台効果もめちゃお金がかかります。
日舞の常識でいうと大体4~500万。
猩猩で700万かかった人もいるくらいやから下手したらそれくらいかかる可能性もあり。
が、今回は師匠がどうしても鷺娘をさせたいらしく、NOAHを買う金額くらいで落ち着きそうです。

日本舞踊をやってる人からしたら若いうちにやっておきたい憧れの曲ではあるんだけど、体力的にも金銭的にもハードルが高くなかなかできないんですよね。
それを今回できるなんてほんとに感謝。
感謝しきれないくらい恵まれてます。

実は私が尊敬する坂東玉三郎の十八番でもあるこの曲。
DVDを持っているので収録場所を見るとなんと南座でした(笑)
同じ舞台で同じキャラクターを演じることができるなんて最高です。

久々の地方さんの会。
大好きな(笑)ろくぞーさんの三味線じゃないのはちょっと残念かな。
ろくぞーさん、横柄やけど男前なんやもん。

さて、可能ならばギミックも入れて派手にかましてやろうかと思ってます。
どうせ嫌われてるなら目立ったモン勝ちじゃない?(笑)

雪娘のときみたいに知らない人から感動しました!!!って握手もとめられたいな。
お光は不評だったけど(笑)