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善意の寄付金を 『自己宣伝』 につぎ込む 【国境なき医師団】

2012-10-23 08:46:44 | 医療・福祉
2012年10月23日(火)

 西鉄バスのバス停に又も【国境なき医師団】 の広告が現れた!



善意の人々が一人でも多くの命を救って欲しいと寄託した浄財が、

【国境なき医師団】 自体の自己顕示欲のために使われている。

とんでもないことだ!

 以前もこれについて書いた (2012/8/28) が、

西鉄バスの【バス・シェルター広告】 は、70面あって、

どうやら1面づつ掲示契約できるのではなく、一括契約らしい。

 その費用は、掲示経費など込みで、434万円/2週間



 これだけあれば、どんなに多くの人々の生命を救えることだろうか?

 【国境なき医師団】はダイレクトメールで、何百円かでワクチンを摂取できて、子どもの命が助かるとか言って寄付を求めているのに、何万人もの命が救えるはずの寄付金を広告宣伝に使うという本末転倒な使い方をしている。(8/28 記事再掲)

 よほど大金が集まると見えて、医療現場では使い切れないのだろう。

 多くの人々からのお金の集まってくる処では、『AIJ投資顧問』のように、

着服・流用するという不正が起こりやすい環境になる。

 【国境なき医師団】で着服・不正をしているかどうかは知らないが、少なくとも

本来ワクチンや薬、医療機器や医療従事者の生計費等に使われるべき寄付金が、

自己宣伝の広告費に流用されている ことだけは確かである。

 一方的に送り付けてくる詐欺まがいのダイレクトメールでも名簿会社から

高額でリストを買取り、郵送費を使って無差別に送ってくるという無駄な金の

使い方をしている。

 最近のやり方は、当初のミッション(使命)と随分ズレている風である。

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【国境なき医師団】 Q&A ページより 

Q.寄付はどのように使われますか?
A.国境なき医師団の活動資金はほとんどを民間からの寄付(国境なき医師団日本は100%)でまかなっています。いただいた寄付は当該年度の予算に基づき国内外の医療・人道援助活動に充てさせていただいております。主な活動は以下の通りです。

1.医療・人道援助活動費および国内でのプログラム・サポート費
  (人件費はここからか?)
2.広報活動費 (バス停広告などもここからか?)
3.募金活動費 (ダイレクトメール送付はここからか?)
4.マネジメントおよび一般管理費  


  これを見ると、1より2.3.4に重点が置かれているようにさえ見える。

 【2011年版活動報告書】 を見ると

  寄付金収入:53.1億円。 支出:49.4億円 (差額3.6億円は何処に?)
  支出のうち、上記1.に使われたと報告されているもの 69.5%
  2.3.4. に使われたと報告されているもの 30.5%。 約15億円



 単純比例計算で、1万円寄付したら3千円は、2.3.4.に使われている訳。

  何か違うのではないか?!

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