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『イスラム国』 台頭、米が招く…ヒラリー・クリントン前米国務長官

2014-08-11 23:33:50 | 戦争と平和
2014年8月11日(月)

 【ISIS】 と云う組織の壊滅を目指して米国が空爆をしているらしい。

 【ISIS】 とはどんな組織か解らないとの声も多いようだ。

 【ISIS】 に関しては高遠菜穂子さんが、Twitter で要約している。 曰く

【高遠菜穂子】 @NahokoTakato · 8月8日
アメリカの空爆はじまった。

米の空爆に頼るしかないほどモスルの少数派の状況は最大級に深刻。同時に、ファルージャでのイラク軍の連日の空爆はIS狙いとしながら、タル爆弾は民間人の頭上に。ISはスンニ派市民にとっても恐怖。同時に政府軍によるスンニ派市民狙いも恐怖。もう何がなんだか…。

ざっくり言うと、ISの原型は03年以降米軍の「対テロ作戦」が集中したスンニ派地域アンバールで組織。が、無差別殺傷のため、地元部族に追い出された。北部モスルで暴れ、シリアで勢力拡大後、ISIL(ISIS)となってイラクに戻りシーア派政権の残虐行為に耐えかねたスンニ派武装勢力と合流。 

しかし、ISもシーア派政権同様にあまりに過激な宗派主義のため、スンニ派市民、部族やスンニ派武装勢力でさえも受け入れられないとの声多数。「モスル旅団」などISへの抵抗勢力も出ているが、ほとんどのスンニ派武装勢力は「打倒シーア派至上主義政権」を優先している感じ。




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イスラム国台頭、米が招く…ヒラリー前国務長官
 (読売新聞) - 2014年8月11日(月)23:14
 

 
 【ワシントン=今井隆】ヒラリー・クリントン前米国務長官は、10日の米誌アトランティック(電子版)に掲載されたインタビューで、オバマ政権のシリア政策での「失敗」が、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」の台頭を招いたと批判した。

 インタビューは、オバマ大統領のイスラム国への空爆承認前に行われた。クリントン氏は、シリアのアサド政権に対する反政府勢力を「信頼できる戦闘部隊に構築できなかった失敗」が、過激派組織の勢力拡張につながったと指摘した。

 6月に出版した回想録「困難な選択」では、クリントン氏が反政府勢力に武器供与などの支援をすることを主張したが、オバマ大統領が受け入れなかったと記している。 



「イスラム国」の台頭許す=オバマ政権の失策指摘―前米国務長官
 (時事通信) - 2014年8月11日(月)09:07

【ワシントン時事】米誌アトランティック(電子版)は10日、クリントン前国務長官のインタビューを掲載した。クリントン氏は、オバマ政権のシリア政策を「失策」とし、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の勢力伸長を許したと批判した。

 クリントン氏はこの中で、オバマ政権はイスラム教徒や世俗主義者らの混在するシリア反体制派を「信頼できる戦闘部隊」にまとめるための支援を怠ったと強調。「この不作為によって生まれた大きな真空を、ジハード(聖戦)を唱える勢力が埋めた」と語った。  



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