JUNSKY blog 2015

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テレ西・九条の会 発足記念講演会 開催!

2007-04-22 22:10:43 | 憲法
昨日もこのブログでご案内いたしました、下記の催しに40名(主催者側も含む)が参加し、日本国憲法成立に至る過程を再度フォローして理解を深めました。

テレ西・九条の会 発足記念講演会
日 時:2007年4月22日(日)午後3時開会
ところ:中央市民センター・第一会議室(福岡市・中央区)
テーマ:日本国憲法は押し付けられたか?
講 師:榊山 惇 氏
      九州大学同窓生9条の会・事務局次長
      JMIU福岡地本書記次長
主 催:テレ西・九条の会


 講演開始にあたり、講師は先日政治テロの犠牲になった長崎市長伊藤一長氏へ哀悼の意を評し黙祷を呼びかけました。

 今回がこのテーマでの講演が4回目になる講師は、1時間半に亘って日本国憲法とこれにまつわるエピソードを豊富な資料を元に解説しました。

 今回のテーマは「日本国憲法は押し付けられたか?」&チャプリン礼賛と題して、前半40分間に亘り「チャプリンの独裁者」を中心にしたエピソードを紹介。

 この映画の最後の6分間の演説の逐語訳(講師の和訳)を解説した後、「独裁者」のビデオから、演説部分を一緒に視聴。
 そして、「独裁者」が制作された時代状況や、チャプリンが実体験したエピソードも交え、この映画の成立過程を紹介しました。

 講師は、つづいて「独裁者」の演説とジョン・レノンの「イマジン」、ベートーヴェンの「第九」の歌詞の脈絡を熱く語りました。

 後半は、鈴木安蔵を中心とする憲法研究会による「憲法草案要綱」の内容を、2月10日に放送されたNHKの「焼け跡から生まれた憲法草案」と現在上映運動が進められている「日本の青空」にも触れながら、ここの条文も示しながら詳しく紹介。

 最後に、鈴木安蔵が下敷きにしたという植木枝盛の「国憲按」も主な条項を示しながら詳しく解説し、これに至る自由民権運動などの時代背景にも触れて紹介しました。

 参加者は、「日本国憲法は日本の先人の智慧の結晶」であり、決してGHQの押し付けではないという講師の話に確信を得ていました。
 
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