じゅんなおひとのつぶやき

主に中学と高校のスポーツ観戦記になると思いますが掲載していきます 一応、ジャンルはオールマイティのつもりなのですが(笑)

コラム 海外の高校ラグビーから感じた日本代表ワールドカップ制覇への道

2024-05-05 20:23:14 | 高校ラグビー
今大会惜しくも3位4位はたまた下位に沈んだ豪州ニュージーランドイングランドのチームでしたがその迫力たるや日本のチームの追随を許さぬものがありました セント オーガスティンズ カレッジ対サウスランド ボーイズ ハイスクールの3位決定戦は他の試合とはスケール感が違いましたしそのサウスランド ボーイズ ハイスクールと準決勝で相まみえた大阪桐蔭との試合はまさに激闘好ゲー厶 さらには大阪桐蔭対トルロ カレッジのグループリーグ初戦も大阪桐蔭が勝ちましたが力勝負では苦戦を強いられてました 勝った日本の高校は精度で勝って見えました これら外国のチームはタッチキック等ひとつひとつのプレーがどこか大雑把でともすれば粗い 日本の高校と違ってまだそこまで細かいこと教わってないようにも見えました 日本の高校と違ってこれらの国では高校レベルでは大きな大会がないのかもしれませんね だとすれば彼らがプレーの精度を上げて細かいこと教われば日本の選手は立ち打ちできなくなるということかと思われます 裏を返せば日本の高校もその年代ではあまり細かいことを教えずプレーの精度に過度にこだわらず身体を作って力強さを身につける事に今以上に重きを置くこと 精度や細かいプレーは大学以降いやトップリーグに入ってから?といった指導に大きくシフトチェンジすれば良いのかも知れません そうすれば日本もワールドカップ制覇出来るなんて単純なものではないでしょうが、そこへ向けてのひとつのヒントを上記3校のラグビーから見て取れましたし、サッカーよりはラグビーの方が世界一への道はまだ近いのかもなと思いながらサニックスワールドユース2024をみてました この大会とても清々しく華やかさもある良い大会ですね

東海大相模 大分東明 東福岡 御所実 大阪桐蔭 桐蔭学園

2024-05-05 16:58:31 | 高校ラグビー
※東海大相模
敗れはしましたが選抜での大阪桐蔭戦同様FWの重たいあたりが印象的でスクラムは終始優勢 そこに鋭さも加われば この日は相手の個の強さを前面に活かしたラグビーへの対応の遅れが致命傷となり0-33からの猛追及ばず チーム対チームでは勝って 見えただけに惜しまれます 相手のラグビーを感じ取りいかに素早く対応するかが今後の課題なのかも知れません 


※大分東明
右プロップがガツンとあたり留学生で優位なポイントを作ってバックスのスピードを活かしてトライ このパターンで序盤からトライ量産も相手に慣れられてからは猛追をうけ前半で奪った33点のリードを守るのがやっとの状態に グループリーグでの大阪桐蔭戦のようにそうした強い選手との戦いを避けられるなど早い段階で対応されても勝負出来るよう スクラムなどチームとしてのラグビーの強さを上げていくことが全国で勝ち進むには必要不可欠かと思われます



※御所実
近畿大会は強さというより巧みさ強かさで勝ち進んだ印象が残ったがこの日はスクラムで終始圧倒するなど九州王者に力勝ち 大阪桐蔭や桐蔭学園相手にも力勝負で渡り合えるようになれば全国制覇も狙えるレベルにくるかと思われます。


※東福岡
御所実相手にスクラムで終始劣勢等接点の攻防に課題があるように観じました 九州大会の時から一貫してその課題が見て取れるかとおもわれます そこのレベルが上がってくれば例年より目立つ失点の多さも解消されてくるのではと思われます



※大阪桐蔭
二冠達成となりましたが選抜に続き手放しで喜べる優勝ではなかったように思いました 桐蔭学園との差は選抜の時以上に縮まって見え 冬の全国選手権制覇し史上初の3冠達成に向けてキックでいくのかつなぎでいくのかの判断を今以上に瞬時にできるようになる事や攻撃がワンパターンになって相手が守りやすくならないようにする はたまた攻め込んだ時に気持ちも含めて攻め急いで反則をしないなど特に攻撃面でさらなる進化は必要不可欠かと思われます 私は大阪桐蔭の優勝をただただ喜びたいと思います。


※桐蔭学園
この日も相手FWから遠ざける展開ラグビーと常に低く刺さり続けたことが高いボール保持率につながりロースコア勝負に持込めた要因に見えました ただそれをいかに得点力に結びつけていくかという課題は未だ残ったままに見えました 現状二冠の王者大阪桐蔭に最も対抗できる学校であることにかわりはないとは思いますがスクラムで終始劣勢だったことから今後力勝負の強度を上げる必要はあるかと思われますし相手の圧力に屈してノックオンすることなく攻撃を継続できるようになる必要はあるように感じました