「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのかー有料座席列車導入は鉄道活性化のカギ

こんにちは。大塚良治『「通勤ライナー」はなぜ乗客にも鉄道会社にも得なのか』(東京堂出版)で鉄道活性化策を提言しています。

「生活バスちばにう」本日運行開始!

2014-06-09 22:46:22 | 日記
皆様、こんにちは。

本日平成26年6月9日(月)、北総線千葉ニュータウン中央駅~新鎌ヶ谷駅間を300円の運賃で結ぶ「生活バスちばにう」が運行を開始しました。

昨年2月に交通権学会前田善弘会員(現、NPO法人交通まちづくり戦略会議理事)のアイデアを私が千葉ニュータウン住民に伝えたことがきっかけで検討が始まり、印西・鎌ヶ谷両市の地域公共交通会議での承認を得て、本年5月末に、道路運送法第4条の路線バスとして国土交通省の認可を得ることができました。



朝の便には、印西市長や印西市議も視察にお見えになったとのことです。また、NHKやテレビ朝日、読売新聞など多くのマスコミが取材に来ていました。

また、私も千葉ニュータウン中央駅北口での発車式が始まる前にアルカザール前の「生活バスちばにう」のバス停付近で「友の会」メンバーとともにチラシ配布を行いましたが、多くの方に受け取って頂き、関心の高さを感じました。

午前10時より発車式を催しました。「お試し乗車券」を先着100名様に無料配布することを告知していたこともあり、100名を超えるご参加を頂きました。お試し乗車券は即時配布終了となりました。



発車式には来賓として、北総線沿線が地盤の、椎木保衆議院議員、滝田敏幸県議会議員、および藤代政夫県議会議員のご臨席を賜りました。私も「生活バス友の会」顧問としてご挨拶をさせて頂きました。



発車式に続いてテープカットを行い、10時30分発新鎌ヶ谷駅行きを見送りました。

運行初日にもかかわらず、大勢のお客様にご乗車頂くことができました。高齢の方や主婦はもちろんのこと、女子大生をはじめとする若い女性にもご利用頂きました。また、所要時間もほぼ30分に収まる便が多く、さらなる利用増が期待されます。

「生活バスちばにう」は千葉ニュータウン住民と鎌ヶ谷観光バス有限会社がタッグを組んで実現した小さなバス路線です。皆様のご支援で大きく育てていただければと強く願っております。

なお、時刻表や回数券はバス車内の他、 千葉ニュータウン中央駅付近のコンビニエンスストア等でもお買い求め頂けます。販売箇所は、鎌ヶ谷観光バスホームページでご確認できます。

※写真2枚目・3枚目:「生活バスちばにう友の会」土屋氏撮影


※以下、過去の関連記事です。

「全てのステークホルダーに『メリット』を―『生活バスちばにう』が目指すもの」

「『生活バスちばにうミニ・シンポジウム』が開催され、コーディネーターを務めました」

「千葉ニュータウンバス運行を目指して行われたバス社会実験を振り返る」