goo blog サービス終了のお知らせ 

狩猟鳥類 スズガモ

2018-12-25 06:35:42 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 鳥類






【分布】
全国的に渡来。
冬鳥

【特徴】
全長は約45cmで、
胴体は
カラスよりやや小さい中型のカモ。
雌雄異色.
オス大。
オスは頭部から胸部にかけてと
尾部の周辺が黒色で、
灰色の背部と
純白の脇腹との明瞭なコントラストが目立つ。
頭部の丸みが強く、
眼は金色で、
くちばしは大きく、
鮮やかな青灰色だが先端は黒色。
メスも
基本的にオスと同様の配色だが、
より地味な色調で全体が黒褐色。
くちばしも
黒褐色で、
先端近くに鈍い青灰色のバンドがあり、
付け根の周囲が白色帯に囲まれている。

【習性】
海ガモの一種。
内湾や河口、港湾などにいることが多いが、
内陸の湖沼や大河川などでも見られる。
ホシハジロやキンクロハジロと一緒に
大群をつくっていることが多い。
主に動物食で、
水中に潜水して水底の貝類などを食べる。
あまり鳴かないが、
オスはククーと
小声で鳴き、
メスは
クルルクルルと鳴く。

【類似種とその識別】
オスメスとも色調が狩猟鳥のキンクロハジロによく似ている。
キンクロハジロは、
小型で冠羽があること、
頭部が扇平に見えることなどにより、
スズガモと区別できる。
また、オスについては、
背部が、
スズガモでは明るい灰色だが、
キンクロハジロでは黒色であることなどによっても区別できる。
非狩猟鳥の
ホオジロガモ、
アカハジロ、
ビロウドキンクロ、
シノリガモなどのメスも、
スズガモのメスと似た
黒褐色の地色をしているが、
いずれもスズガモのメスのような
くちばしの付け根の
白色帯を欠くことで区別できる。

【捕獲制限数】
カモ類の合計が1日5羽(網猟では、猟期を通じてカモ類の合計が200羽)