goo blog サービス終了のお知らせ 

<鳥獣判別試験対策> 狩猟できます タイワンリス です

2018-11-20 09:10:05 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類



【分布】
東京都の伊豆大島、神奈川、静岡、和歌山県友ヶ島などに分布。
東南アジア原産の移入種。
ペットなどが野化したもの。

【特徴】
頭胴長約20cmで、
尾も同程度の長さ。
雌雄同色・同大。
全身が灰褐色。
腹部はやや淡色だが、
ニホンリスやシマリスのように白く見えることはない。
耳の毛は短く、小さく丸い耳が裸出して見える。
尾が太い。

【習性】
平野部から低山の森林や人家の庭、
寺社などで見られる。
シマリスに比べて茂った樹林に多い。
樹上で生活・営巣しているが、
時に電線や人家の塀の上などにも現れる。
ガッガッガッガッという大きな鳴声を頻繁に発する。
敵が接近すると、
木の枝の上で横ばいになって隠れる。
植物食。

【類似種とその識別】
非狩猟獣のニホンリスに体型が似ているが、
ニホンリスは腹部が白色で、耳の毛が長く、尾はより細い。





狩猟できます  ツキノワグマ です

2018-11-13 10:05:45 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類


【分布】
本州、四国、九州に分布。
ただし、九州では絶滅した可能性が高く、
中国・四国地方では生息数が少ない。

【特徴】
頭胴長は約100~150cm。
体重は100kgを超えるものもいる。
雌雄同色。
ややオスの方が大型。
全身が黒褐色で、
ほとんどの個体には、
胸にその名の由来となっている
白っぽい月の輪模様がある。

【習性】
平野部から高山まで広く見られるが、
主として
ブナ林を中心とする奥山の森林に生息する。
木登りが得意で、
ブナやミズナラ、ヤマブドウの実などを
樹上で採食することも多い。
葉の落ちた晩秋には、
その採食跡の
円座(クマダナ)がよく見られる。
暖地に生息する個体などの一部を除いて、
多くの個体は冬眠する。
冬眠は樹洞や土穴などを利用し、
そこで繁殖する。
雑食性で、
農作物や造林木などに加害することがある。

【捕獲制限数】
ツキノワグマについて捕獲等の禁止

現行
・禁止する区域は
三重県、奈良県、和歌山 県、
島根県、広島県、山口県、
徳島県、 香川県、愛媛県、高知県、
福岡県、佐賀 県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県及 び鹿児島県

禁止期間は
平成24年9月15日から平成29 年9月14日

改正案
禁止する区域は
三重県、奈良県、和歌山 県、
島根県、広島県、山口県、
徳島県、 香川県、愛媛県及び高知県

禁止期間は
平成29年9月15日から平成34 年9月14日


狩猟できます タヌキ です

2018-11-11 20:55:29 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類





【分布】
沖縄を除き、
全国的に分布。

【特徴】
頭胴長は約60cm、
尾長は約15cm・
雌雄同色・
オスやや大。
全身が淡褐色で、
眼の周囲と四肢、
尾の先端がほぼ黒色であり、
首の側面や尾などはやや淡色。
体毛が長く、
ずんぐりした体型をしている。

【習性】
郊外の住宅地周辺から山地まで、
林地や草原などの様々な環境に生息している。
春季から秋季にかけては
土中に巣穴を掘って家族群で生活する。
繁殖も土穴。
人里にもよく出没し、
夜行性で、
夜間ゴミ捨て場などをうろつくことも多い。
人気の少ない尾根筋など、
一定の場所に糞をする「タメ糞」と
呼ばれる習性がある。
敵が接近すると、
足跡をくらますために、
ぴょんと横へ跳んで逃げる。
木登りが上手。
雑食性で、
農作物等に
加害する場合がある。

【類似種とその識別】
大きさ、
体型、
体色、
食性、
生息環境などが
狩猟獣のアライグマに似ているが、
アライグマは移入種で
野生化している地域は限られていること、
眼の周囲のマスク模様が
はっきりしていること、
尾には黒色の輪があることなどが異なる。






狩猟出来ます アライグマ です

2018-11-11 20:48:21 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類


【分布】
主に北海道や東海地方に分布。北中米原産の移入種。
ペットなどが野化したもの。

【特徴】
頭胴長は約50cm、
尾長は約30cm・雌雄同色・同大。
体毛は灰褐色で、
眼の周りにはっきりした黒色のマスク模様があること、
尾に黒色の輪があることが特徴。
体毛が長く、
ずんぐりした体型をしている。
手先が器用なため、
各地で脱柵して野化する個体が多い。

【習性】
平野部を中心として、
森林や公園、
農耕地、
市街地などの
水辺に生息する。
河畔の潅木林などに多く、
巣穴を掘って群れで生活し、
陸上や水辺で
果実や小動物などを
採食する雑食性。
夜行性でよく水の中に入る。
木登りは、
タヌキと同様に上手。
土穴で繁殖。

【類似種とその識別】
大きさ、
体型、
体色、
食性、
生息難境などが
狩猟獣のタヌキに似ている。
アライグマの方が
眼の周囲のマスク模様が
はっきりしていること、
タヌキの尾は
ほとんど一様に
淡褐色であることなどが異なる。





狩猟出来る獣類 ミンク です

2018-11-11 06:17:38 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類



【分布】
北海道に分布。
北米原産の移入種。
毛皮獣などとして養殖されたものが野化したもの。

【特徴】
頭胴長は約40cmで、
尾長は約30cm・雌雄同大。
体色は褐色のものが多いが、淡褐色や灰褐色、黒褐色などの変異がある。

【習性】
平野部の海岸付近の
水辺の林地周辺に多く、
湿原や湖沼、
河川沿いでは内陸部にも進出している。
巣は、湖沼や河川の近くに穴を掘ってつくる。
陸上でも活動するが、
河川や湖水中に入って
甲殻類や魚類をよく捕食することが多く、
水面で遊泳する個体を見ることが多い。
イタチの拮抗種となって
イタチを駆逐するとともに、
地上に営巣する鳥類の天敵になっている。

【類似種とその識別】
狩猟獣の
ハクビシン、テン及びイタチ(オス)の他、
非狩猟獣の
イタチ(メス)、クロテン、オコジョ、イイズナ
に体型が似ている。
これらのうち、
イタチ(オス)やイタチ(メス)、オコジョ、イイズナ
の各種は大きさがはるかに小さい。
テンは
夏毛では顔が黒く、
冬毛では白いので、
頭部が観察できれば識別は難しくない。
クロテンは
ミンクの一部個体に似た体色であるが、
四肢と尾が黒っぽく、
頭部が白っぽいことで区別できる。



狩猟出来る アナグマ です

2018-11-10 05:51:43 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類



【分布】
本州、四国、九州に分布。

【特徴】
頭胴長は約50cmで、
尾は短く約10cm。
雌雄同色・オスやや大。
体色はくすんだ淡褐色で頭部淡く、
眼の周囲から頭頂にかけて黒褐色。
ずんぐりした体型で、
四肢が短く暗色。
耳が丸く小さい。
【習性】
丘陵地から山地にかけての
森林や潅木林などに生息。
土中に巣穴を掘って集団で生活する。
繁殖も土穴。
夜行性で、
日中は巣穴や薮の中に潜んでいることが多いが、
時に、夕刻のまだ明るいうちに
活動する個体を見ることもある。
雑食性で地上で餌を採る。
農作物に加害する場合がある。

【類似種とその識別】
ずんぐりした体型から
タヌキやアライグマと混同される可能性があるが、
タヌキはより四肢が長く、
眼の周囲の黒色部は頭頂に達しない。
また、
アライグマも眼の周囲の黒色部が
頭頂部に達しない他、
尾には黒色の環があることで区別できる。