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非狩猟鳥獣 アオバト

2018-11-24 05:28:43 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来ない 鳥類
非狩猟鳥獣 アオバト



山からミネラル求めて海岸に 
海水飲むのは命がけ
全長33cm。
上面は暗緑色、
頭から胸にかけては明るい緑黄色をしています。
オスには翼の雨覆羽に赤褐色があります。
全身ほぼ緑色をしているのでアオバトです。
アオゲラ、アオシギ、アオアシシギなどはいずれも緑色で、
古来日本でのアオは緑色を指しています。
くちばしは青灰色で脚は赤紫色。
「アーーアオーアオー」 「ウーウワァーオー」 などと唸るような声でさえずります。
東北地方ではこの声から”魔王鳩”などと呼ばれていたようです。

ハト類は木の実・草の種を主食にしているため、
ミネラル類が不足します。
そのため、アオバトでは海岸へいって海水を飲むことが知られています。
日本特産種で、
北海道から九州までの広葉樹林に分布し、繁殖しています。
北日本のものは冬には温暖な地方へ移動しています。
巣は樹上に、
小枝を組んで簡単な皿型のものをつくり、
二卵を産みます。
体の大きさに比較し、
二卵しか産まないので、
親の体温がしっかり卵へ伝わるようで、
下から卵が透けて見えるほどの粗雑な巣でも巣の役割は果たせているようです。




<鳥獣判別試験対策> 狩猟できます タイワンリス です

2018-11-20 09:10:05 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類



【分布】
東京都の伊豆大島、神奈川、静岡、和歌山県友ヶ島などに分布。
東南アジア原産の移入種。
ペットなどが野化したもの。

【特徴】
頭胴長約20cmで、
尾も同程度の長さ。
雌雄同色・同大。
全身が灰褐色。
腹部はやや淡色だが、
ニホンリスやシマリスのように白く見えることはない。
耳の毛は短く、小さく丸い耳が裸出して見える。
尾が太い。

【習性】
平野部から低山の森林や人家の庭、
寺社などで見られる。
シマリスに比べて茂った樹林に多い。
樹上で生活・営巣しているが、
時に電線や人家の塀の上などにも現れる。
ガッガッガッガッという大きな鳴声を頻繁に発する。
敵が接近すると、
木の枝の上で横ばいになって隠れる。
植物食。

【類似種とその識別】
非狩猟獣のニホンリスに体型が似ているが、
ニホンリスは腹部が白色で、耳の毛が長く、尾はより細い。





狩猟できます  スズメ です

2018-11-19 20:47:22 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 鳥類



【分布】
全国的に分布。
留鳥。

【特徴】
全長は約14cm。
雌雄同色・同大。
上面は茶褐色で頭部がより濃色、
腹面はくすんだ白色で、
ほおに特徴的な黒斑がある。

【習性】
人為環境との結びつきが強く、
平野部から山地にかけての市街地
、集落、農耕地などに普通に見られる。
人家の軒先などに営巣する。
繁殖期以外は群生し、
特に秋は百羽以上の群れをつくることがある。
雑食性で、繁殖期は虫などを捕食するが、
稲の乳熟期には大害を与えることがある。

【類似種とその識別】
体型や鳴声、
生息環境などが
狩猟鳥のニュウナイスズメにやや似ているが、
ニュウナイスズメは
雌雄ともにほおに
スズメ特有の特徴的な黒斑がない。





狩猟できます  ツキノワグマ です

2018-11-13 10:05:45 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類


【分布】
本州、四国、九州に分布。
ただし、九州では絶滅した可能性が高く、
中国・四国地方では生息数が少ない。

【特徴】
頭胴長は約100~150cm。
体重は100kgを超えるものもいる。
雌雄同色。
ややオスの方が大型。
全身が黒褐色で、
ほとんどの個体には、
胸にその名の由来となっている
白っぽい月の輪模様がある。

【習性】
平野部から高山まで広く見られるが、
主として
ブナ林を中心とする奥山の森林に生息する。
木登りが得意で、
ブナやミズナラ、ヤマブドウの実などを
樹上で採食することも多い。
葉の落ちた晩秋には、
その採食跡の
円座(クマダナ)がよく見られる。
暖地に生息する個体などの一部を除いて、
多くの個体は冬眠する。
冬眠は樹洞や土穴などを利用し、
そこで繁殖する。
雑食性で、
農作物や造林木などに加害することがある。

【捕獲制限数】
ツキノワグマについて捕獲等の禁止

現行
・禁止する区域は
三重県、奈良県、和歌山 県、
島根県、広島県、山口県、
徳島県、 香川県、愛媛県、高知県、
福岡県、佐賀 県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県及 び鹿児島県

禁止期間は
平成24年9月15日から平成29 年9月14日

改正案
禁止する区域は
三重県、奈良県、和歌山 県、
島根県、広島県、山口県、
徳島県、 香川県、愛媛県及び高知県

禁止期間は
平成29年9月15日から平成34 年9月14日


狩猟できます タヌキ です

2018-11-11 20:55:29 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類





【分布】
沖縄を除き、
全国的に分布。

【特徴】
頭胴長は約60cm、
尾長は約15cm・
雌雄同色・
オスやや大。
全身が淡褐色で、
眼の周囲と四肢、
尾の先端がほぼ黒色であり、
首の側面や尾などはやや淡色。
体毛が長く、
ずんぐりした体型をしている。

【習性】
郊外の住宅地周辺から山地まで、
林地や草原などの様々な環境に生息している。
春季から秋季にかけては
土中に巣穴を掘って家族群で生活する。
繁殖も土穴。
人里にもよく出没し、
夜行性で、
夜間ゴミ捨て場などをうろつくことも多い。
人気の少ない尾根筋など、
一定の場所に糞をする「タメ糞」と
呼ばれる習性がある。
敵が接近すると、
足跡をくらますために、
ぴょんと横へ跳んで逃げる。
木登りが上手。
雑食性で、
農作物等に
加害する場合がある。

【類似種とその識別】
大きさ、
体型、
体色、
食性、
生息環境などが
狩猟獣のアライグマに似ているが、
アライグマは移入種で
野生化している地域は限られていること、
眼の周囲のマスク模様が
はっきりしていること、
尾には黒色の輪があることなどが異なる。






狩猟出来ます アライグマ です

2018-11-11 20:48:21 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類


【分布】
主に北海道や東海地方に分布。北中米原産の移入種。
ペットなどが野化したもの。

【特徴】
頭胴長は約50cm、
尾長は約30cm・雌雄同色・同大。
体毛は灰褐色で、
眼の周りにはっきりした黒色のマスク模様があること、
尾に黒色の輪があることが特徴。
体毛が長く、
ずんぐりした体型をしている。
手先が器用なため、
各地で脱柵して野化する個体が多い。

【習性】
平野部を中心として、
森林や公園、
農耕地、
市街地などの
水辺に生息する。
河畔の潅木林などに多く、
巣穴を掘って群れで生活し、
陸上や水辺で
果実や小動物などを
採食する雑食性。
夜行性でよく水の中に入る。
木登りは、
タヌキと同様に上手。
土穴で繁殖。

【類似種とその識別】
大きさ、
体型、
体色、
食性、
生息難境などが
狩猟獣のタヌキに似ている。
アライグマの方が
眼の周囲のマスク模様が
はっきりしていること、
タヌキの尾は
ほとんど一様に
淡褐色であることなどが異なる。





狩猟出来る獣類 ミンク です

2018-11-11 06:17:38 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類



【分布】
北海道に分布。
北米原産の移入種。
毛皮獣などとして養殖されたものが野化したもの。

【特徴】
頭胴長は約40cmで、
尾長は約30cm・雌雄同大。
体色は褐色のものが多いが、淡褐色や灰褐色、黒褐色などの変異がある。

【習性】
平野部の海岸付近の
水辺の林地周辺に多く、
湿原や湖沼、
河川沿いでは内陸部にも進出している。
巣は、湖沼や河川の近くに穴を掘ってつくる。
陸上でも活動するが、
河川や湖水中に入って
甲殻類や魚類をよく捕食することが多く、
水面で遊泳する個体を見ることが多い。
イタチの拮抗種となって
イタチを駆逐するとともに、
地上に営巣する鳥類の天敵になっている。

【類似種とその識別】
狩猟獣の
ハクビシン、テン及びイタチ(オス)の他、
非狩猟獣の
イタチ(メス)、クロテン、オコジョ、イイズナ
に体型が似ている。
これらのうち、
イタチ(オス)やイタチ(メス)、オコジョ、イイズナ
の各種は大きさがはるかに小さい。
テンは
夏毛では顔が黒く、
冬毛では白いので、
頭部が観察できれば識別は難しくない。
クロテンは
ミンクの一部個体に似た体色であるが、
四肢と尾が黒っぽく、
頭部が白っぽいことで区別できる。



狩猟出来る アナグマ です

2018-11-10 05:51:43 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 獣類



【分布】
本州、四国、九州に分布。

【特徴】
頭胴長は約50cmで、
尾は短く約10cm。
雌雄同色・オスやや大。
体色はくすんだ淡褐色で頭部淡く、
眼の周囲から頭頂にかけて黒褐色。
ずんぐりした体型で、
四肢が短く暗色。
耳が丸く小さい。
【習性】
丘陵地から山地にかけての
森林や潅木林などに生息。
土中に巣穴を掘って集団で生活する。
繁殖も土穴。
夜行性で、
日中は巣穴や薮の中に潜んでいることが多いが、
時に、夕刻のまだ明るいうちに
活動する個体を見ることもある。
雑食性で地上で餌を採る。
農作物に加害する場合がある。

【類似種とその識別】
ずんぐりした体型から
タヌキやアライグマと混同される可能性があるが、
タヌキはより四肢が長く、
眼の周囲の黒色部は頭頂に達しない。
また、
アライグマも眼の周囲の黒色部が
頭頂部に達しない他、
尾には黒色の環があることで区別できる。



狩猟できます キジバト です (1日 10羽)

2018-11-09 18:31:01 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 鳥類





【分布】
全国的に分布。留鳥。
雪の多い地域では、冬期に南下する。

【特徴】
全長は約33cmで、
胴体はハトぐらいの大きさ。
雌雄同色・同大。
全体が明るい茶褐色で、
首の側面に黒色と淡褐色~灰青色の横縞がある。
翼は黒褐色だが、縁は赤褐色。

【習性】
平地から亜高山にかけての森林や疎林などに生息し、
市街地の公園や民家の近くなどにも普通に見られる。
耕地や人家付近の林に小群で生活する。
デデッボウボウと良く鳴く。
植物食で、
地表の植物質のものを良く食べるため、
豆畑などに加害する。
営巣場所は樹上。
昼行性で、
夜間は樹上の茂みなどでねぐらをとる。

【類似種とその識別】
ハト類では、

シラコバト(非狩猟鳥)は
全身が灰色で白っぽいこと、

アオバト(非狩猟鳥)は
全身が緑色で顔から胸にかけては明るい緑色であること、

カラスバト(天然記念物。非狩猟鳥)は
本州中部以南の太平洋岸の離島などに
ごく少数が繁殖していて全身が黒っぽいことと、

キジバトは全体が
明るい茶褐色で首の側面に縞模様があることなどにより
容易に区別できる。

ドバト(非狩猟鳥)は
キジバトよりやや大柄で、
翼がやや長い。

【捕独制限数】1日10羽


狩猟できます ヨシガモ です(1日5羽(網猟では、猟期を通じてカモ類の合計が200羽)

2018-11-06 05:25:59 | 鳥獣判別試験対策 狩猟出来る 鳥類




【分布】
全国的に渡来するが、
本州中部以南に多い。
冬鳥。
ただし、北海道では少数が繁殖。

【特徴】
全長は約50cmで、
胴体はカラスよりやや小さい中型のカモ。
雌雄異色・オス大。オスは、
灰色の体部、
光沢のある栗褐色の頭部、
長い冠羽、
白いのど、
長くみの状に垂れ下がった三列風切などが目立つ。
メスは、他のカモ類のメスと同様に、
全体が褐色の地味な色調だが、
やや茶色みがかった褐色で、
頭部が灰色がかっている。

【習性】
陸ガモの一種で、
水面に浮いたまま採餌を行う。
植物食。
湖沼や河川、内湾などにいることが多い。
通常、あまり大きな群れはつくらない。
マガモやコガモなどと異なり、
小さな水域には少ない。
夜間、草地や農地などに採食のために飛来するものがある。
オスはピュルルピュルル、
メスはグワッグワッと鳴く。

【類似種とその識別】
メスは地味な色調のため、
識別がやや難しいが、
他種と異なり、
目立たない冠羽と灰色がかった頭部により、区別できる。

【捕獲制限数】
カモ類の合計が1日5羽
(網猟では、猟期を通じてカモ類の合計が200羽)