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リモート運用(パソコン、スマホ、タブレット、iPodタッチ)でHF/WiRES/EchoLinkを楽しんでいます。

FT4TA これまで参戦して学んだこと

2014-11-08 03:07:56 | アマチュア無線
FT4TAのペディが10月末からスタートし、FT5ZMのペディのように強力な信号を送り込んでくれると期待していました。
しかしながら期待は、見事に裏切られ厳しい状況でした。
当局は、ローバンドをやっていないので、あくまでもハイバンドでの状況について言及します。

•伝搬の特徴•
全般的に短時間しか強く入感しない。
一旦信号が落ち始めると、背後からEu勢が参戦してくる。

•運用の特徴•
物凄い幅広いスプリット運用
なかなか地域指定をせず広い地域からの信号に対応(パスの通りのいいEuをピックアップする事が多い)

•運用ポリシー•
怒濤のパイルなので、交信レートを維持するため幅広いスプリットでの運用を基本としている。

•パイルに参戦して面食らったこと•
とにかくつかみどころのない幅広いスプリット、どこで呼んだらいいか最初は戸惑うばかり。
適当にスプリットアップを設定して呼んでも、それは1m先から針の穴に糸を通すようなもので、コールバックがあるわけない。

•再三撃沈の連続で学んだ対処方法•
とにかく撃沈の連続を続けていると何となく攻略法がわかってきました。
ベアフット運用なのでEu勢のパイル参入が始まったら厳しい状況になるので、基本は信号が強く入感している短時間に捕まえる事。

運用ポリシーが交信レートを落とさないように幅広いスプリット運用と言うことは、言いかえればドパイルとなった周波数で局をピックアップするより空いている周波数でピックアップするという事です。

このためピックアップした周波数にこだわる事は、止めて空いた周波数を早く選択してコールする事です。
コールバックがないからとピックアップされた周波数に戻る事はしないこと、そこは既にドパイル、もうピックアップポイントではありません。

この運用スタイルにしてからやっとコールバックがあるようになりました。

だだしいつも強く入感している訳ではなく、弱く入感している方が多いです。
殆どEuをピックアップしていることが多く、ベアフット運用では出番がありません。
きっぱりと諦める。

聞いていてJAをピックアップしてくれている場面があれば、チャンスはあるのでパイルに参戦する。
とにかくピックアップしている周波数をまずは探すこと。
ピックアップした周波数より更に上を聞く傾向がある。
少々のUpは、同様な動きをする局が多くいるので、思いきったUpの設定のほうがよい。

待ち受けで仕掛けてみる。
実は昨日お昼頃から28.485に出てくると予想してスプリットもUp5に設定してワッチ。
ノイズしか聞こえないので、途中睡魔に襲われながらも聞いていると、フォックス タンゴ アルファと弱く聞こえ始めた。
お!CQを出し始めた、直ぐにUp5でコールしてピックアップしてもらえた。
クラスターに上がる前なので空いている。作戦成功でした。
次に21.285に出てくるかと予想してワッチ、これも予想は、ビンゴでしたがJAにパスは無く聞こえませんでした。

•まとめ•
だらだらと書いてしまいましたが、今回のような厳しい状況ではこちら側の運用スタイルも変えて対応しないとなかなか上手くいきません。

当局、今は病気入院中なので病棟からiPodタッチのリモート運用です。
頻繁にスプリットアップ設定を行わないと厳しい今回のペディ対応では手元に無線機があれば、どんなに楽なことかと思いましたがそれも叶いませんので、2手程先読み予想をしたスプリットアップ設定でなんとか対応してきました。

FT4TAは、来週月曜日朝の9時には島を離れるため、日曜日から撤収作業に入るそうです。
このため実質あと土曜日1日です。
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