昨日3/9は、生憎の雨の中、ＦＴＩさんにアンテナ工事をして戴き、久しぶりにＨＦのビームアンテナを設置。
約4年程、タワーにアンテナ無しの状態が続いていましたが、ＨＦのリモート運用をきっかけに今回は、コンディションのよいバンドにＱＲＶ出来るよう、5バンドの2エレＣＱとしました。
これが意外に調整が大変でして14/18/21/24/28MHzの5バンドですが、24MHzが非常にクリチカルでした。
14/21/28で１本の同軸ケーブル、18/24で１本の同軸ケーブルの2本の同軸ケーブルを使います。
24MHzは、28MHz等のエレメントの影響を受けるため、24MHzのエレメントをうまく調整しても、14/21/28MHzの同軸ケーブルを接続すると24MHzのSWRが1.2→2.3と悪化
アナライザーでは共振周波数も25.2MHzあたりにシフト・・・
よくよく考えると24MHzのアンテナは、他の２８MHｚ等に影響されるが給電点に同軸ケーブルを付けた時点で反対側（リグ側）がオープンのスタブとして動作するため、ちょっと調整が難しい
と言うか、同軸ケーブル長やリグとの接続環境によって24MHzのアンテナインピーダンスが変動することになる。
このため、最終調整では1.2程度のSWRも最終接続でSWR計やCMFを挿入したため同軸ケーブルの電気長が変化しSWRは1.7程度
こんな状況なので24MHzは、ATU使用での運用となる。
他のバンドは、全般にブロードに良好なSWRとなっている。
とりあえず、これで運用してみることにする。
FTIさん、雨の中 本当に作業ありがとうございました。
毎度毎度、お世話になっております。
いつも丁寧な作業でとても安心できます。