35mmサイズ撮像素子搭載で低価格化が始まると
本当にAPS-Cサイズ以下は消滅するのだろうか?
撮像素子を一枚のウエファから切り出す現在の
製造方法だと、同種類ならどんなにフルの単価が
下がっても取れる枚数から他のサイズ素子も安くなる。
電子部品としての35mm撮像素子はAPS-Cクラスに比べ
コストがかかりすぎ大量生産にあまり向かず、
フルの単価を4万円とすると35mmフル(4万円)
>APS-H(8千円)>APS-C(4千円)>4/3
(2千円)位と、これらの単価でAPS-C機と機能、
価格を同じ仕様でやろうとすると3万6千円分
何処かでコストを下げないといけない。
それが品質なのか人件費なのかは判らない。
デジ一眼では撮像素子の大小が話題になるが電子
部品としてみると光を電気信号に変える部分の
開口率はCCDで半分CMOSでは35%前後と少なく見た目と
大差がある。
ISO100前後のサンプル画像を見ると撮像素子の
大小や画素数よりレンズ、処理ソフトの影響が
大と判る。
撮像素子は電子部品で35mmフイルムと同じサイズで
特性も同じと考えるのは無理が有るように思えてきた。