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神に叫び求める時  part ②

2011年03月24日 | 祈りはきかれる


「あれは確かに神の手だった」とはっきりわかる出来事が、あります。

アメリカでの出産の時の事です。
第4子だったのですが、お産の手伝いもなく(本当は実家の両親を赦せず、黙って出産に臨んでいました)
主人が休みのウィークエンドに計画分娩で行こう、という事になりました。

陣痛誘発剤で陣痛を起こすために、陣痛はそれは激しい痛みになりました。
それまでの3回の出産で、やっと陣痛を乗り切る「呼吸法」をマスターしていましたが、上手に「呼吸法」ができると本当に楽に子宮口が10センチまで開きます。

ところが、人口的に起こした陣痛は、脂汗が出る、痙攣が起きそうな痛みでした。
アメリカ人のナースの「まだまだね!」という冷ややかな視線の中で、子宮口も2センチ位から、なかなか開かず、「もう子宮が破れる!」と限界を感じた私は、思いっきり「神様~!助けてくさだ~い!!」と心の中で叫びました。

するとその瞬間!何も音が聞こえなくなり、真空状態のような中で、

子宮口が何かによって思いっきり両サイドから力強く牽引されていき、するすると開いていくのを感じました。そして破水。

冷ややかだったアメリカ人のナースが
「リ、リーキング…」と形相が変わり、うろたえ始めました。

即座に館内放送が始まり、担当ドクターが分娩室に全速力で飛び込んできて、まさに産まれ落ちる娘をキャ~ッチ!


「グッ、ジョブ!」
「ユーアー、ブレイブ!」とナースに褒められました。

                        byるつママ
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