飛んでけ、水曜日!

文学とか言語とか。ゆるく雑記。

天狗になりたい!

2024-09-12 19:41:55 | 日記

小学校低学年のころの私は、大人には現実的な将来の夢を語りながらも、心中では天狗か仙人になりたいと思っている子供だった。

しかも、それは神通力を持ちたいとか空を飛びたいとか楽しい考えからくるものでもなく、俗世から離れたいという理由からだった。幼稚園を卒業してまもないちびっ子だったにもかかわらず!

きっかけはよく覚えている。学校で生物と天体について学んだ時だ。幼い私は世界の広さに目を輝かせた後、この地球、この宇宙にも終わりがくるなら生物がいくら生命を繋げたって何にもならないではないか、と絶望した。

それで、天狗か仙人になりたい、だ。

なれないとは思いながらも、立山にも大天狗・越中立山縄垂坊がいることなどを調べて修行した暁にはもしや…と思い、欲は持たないように、欲しがらないように、蚊であっても殺生はしないようになどと心がけてはいた。

しかしそこは子どもなのでそのうち忘れてしまい、いつの間にやら他の子と同じようにクリスマスプレゼントをねだって遊んでいたけれども…


目標に向かって

2024-09-05 13:45:52 | 日記

今、新しい目標に向かって勉強している。

なんとかやってきていたが、また数年ぶりに精神面の不調に陥っている。何がそんなに私を落ち込ませているのか、口に出せる理由はいくつかあるが、どれも大したことではなく、本質ではない。

今解決できないことに対して、頭では気軽に考えたり、考え方を変えるようにしたりすることはできるが、どうしても心が追いついてこない。むしろ考え方を変えるよう意識するほど頭と心が離れていく気さえする。

人に生きてく気力が足りてない、もっと気張ってしゃんとするよう言われたことがある。

生きてく気力が足りない。私には子どもの頃から常にどこかそういうところがある。落ち込んだり失敗したりした時だけでなく、上手くいっていたりまだまだやりたいことがあると思っていたりする時でさえ、心のどこかでもう終わりにならないかなという感じがある。

生きていくことは不思議で、疑問で、疲れる。とはいえ死にたいわけではないし、むしろ長生きしたい。

こんな調子でいることに対して、まだ青いからだと言う人もいる。確かにまだ20代のひよっ子だ。もう少し気力が満ちてくる日もくるだろうか。

目標に至れなかったら、今度こそどうしていいか分からなくなるだろうから、なんとかやっていきたい。

聞き苦しい愚痴を最後まで読んでくださってありがとう。