飛んでけ、水曜日!

文学とか言語とか。ゆるく雑記。

職員室が怖かった

2020-12-26 16:51:36 | 日記

愚痴のようなことをあまり書きたくないのだが、いやな気分を解消したくて書いてみる。

私は高校生の初めの間、職員室によく質問しに行ったり、先生方積極的に話したりする、どちらかと言えば勉強熱心な学生だったと思う。けれど高校2年生の途中から、職員室が怖くて近づけなくなった。原因はよく覚えていないが、何かきっかけはあったように思う。

自分からは職員室に行かなくなり、だんだん先生に呼び出されたとしても怖くて職員室に近づけなくなった。連絡が伝わってなかったのか、と会ったときに笑って流す先生もいたが、怒る先生もいた。怒られて、ますます職員室と先生が恐怖の対象になっていった。職員室のある棟そのものを遠回りしてでも避けるようになり、職員室から見える道路もなるべく通らなくなった。服装違反をしているわけでもないのに、服装検査から逃げ回り、激怒された。あげく、どうしても避けられず職員室に行かなければなくなったときは、泣きながら先生に受け答えしていた。誰もそれを気にしてはくれなかったのだけど…

3年生の途中からは、なぜか先生方の名前を思い出せなくなったので、どの先生もただ「先生」と呼んでいた。複数の先生が同時にいるときは、呼びかけるのに困って友達に「あの先生の名前は何だったっけ?」と聞いた。大抵の友達は「どうしたの?○○先生じゃない」と少し笑いながら答えてくれるので、そんな感じで卒業まで乗り切った。

卒業した今、あの恐怖感は何だったのだろうと思うし、勝手に避けまくって先生方に申し訳なかったという気もするが、今でも出身高校付近の道を通るときは知っている先生に会うかもしれないとヒヤヒヤしている。