エンタメPの独り言

海外20年。エンタテインメント業界(小売、音楽、ゲーム、旅行、教育、料理)を転々とする1プロデューサーの独り言

ネットのいじめ対策

2019-11-25 00:27:00 | 日記
ネットのいじめについて議論しているTV番組を見て、いじめ自体は昔から変わっていないと思った。当たり前だが、いじめの対象はいつも、何かしらが弱者な人だ。でも、この「弱者」とは何に比べてなのだろうか?

強弱や上下には基準がある。でも、その代表格「役職」や「点数」ですら、感覚的なものだと思う。社長が強いのか?株主が強いのか?70点は上なのか下なのか?好きか/嫌いか、良いか/悪いか、許すか/許さないか、などの基準も全て感覚だ。感覚は、経験が形づけるもの。経験は、生まれた条件(環境、容姿、性格、得意/不得意など)から始まって、多種多様である。よって、感覚も多種多様、比較の基準も多種多様だ。

弱者とは、その多種多様な基準の中で、一方的に決めつけられたものでしかない。何の根拠も意味もない。無視すればいい。気にしなければいい。そんな一方的な決めつけなんか。ネットの書き込みもそうだ。ブロックして、読まなければいい。退会すればいい。でも、どうしても気になる、読んでしまう。人が自分をどう見ているか、どう比較されているか。何故?

自分をしっかり持て!他人が何と言おうと自分が正しいと思うからやる/間違っていると思うからやらない、好きだからやる/嫌いだからやらない、それでいい。人に迷惑をかけない限り。

弱者とは、自分の感覚(基準)を持っていないことだ。それに自信を持っていないことだ。自分は何者なのかが分からず、不安であること。弱者とは、人が決めることではなく、自分で決めていることだ。


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