エンタメPの独り言

海外20年。エンタテインメント業界(小売、音楽、ゲーム、旅行、教育、料理)を転々とする1プロデューサーの独り言

本は売れることが目的

2019-04-30 12:06:00 | 日記
当然だ、商売なんだから(笑)売れるとは、数多くの人に買ってもらうこと。数多くの人に刺さることを書く。ここがポイント、数多くの人。
何でもそうだが、数を多く売ろうとすると、数多くの人が共通して興味を持つことが対象になる。本当に書きたいことより、数多くの人が共通して興味を持つことを書く。
これでは書く人も読む人も両方、不幸だと思う。書く人は、もちろん本当に書きたいことが書けない。読む人も、多数に共通したことしか読めない。その結果、世に出るものは全て同じようなものになり、得られる満足や知識も似たようなものになる。もちろん、売れるために他と差異化しようとするが、それもまた数多く売るため。
本は好きだ。でも、そういうものだと思って読んだ方がいい。人生に影響力が大きいから。