津軽ジョンがる電源日記

『KOJO TECHNOLOGY』 電源メーカースタッフ日記

「ふしぎ発見」

2007-07-30 16:57:28 | インポート

ジョンがる隊長です~(@_@) もうジョンがらなくなりそうでした。39度台の熱が続き、この年になってからの高熱は辛かったです。種無しになっちゃうかも知れんもんね。(今更必要ねぇーか)

でもホント動けなかった。今日も本調子ではなく熱が引けたと思ったら、今度は咳き込んでしまって(>_<)苦しいーーー。いいかげんにしてくれーーー。

さて、先日まで「Fairy」の生産が行われており、最終の検査をしていたところ、なにやらいつもの「Fairy」と様子が違うという報告が耳に入った。「Fairy」は既に、電気的特性としては完成されており、いつもと違う様子(動き)となると、回路定数などを疑うことになるのだが、いくら調査しても原因が分からないと言うのだ!(全バラまでしたのに・・・)

こうなってくると、個々の部品を疑う(不良)必要があり、地道な作業ではあるが実行してもらった。

Dsc01716_2見よこのスガタ!これは、以前紹介した大型化されたチョークコイルの中身(コア材)だが、4箇所のクラックが確認できた。この手の不具合は、部品外観から見つけ出すのは不可能で、インダクタンス値を測定しても、負荷電流が少ないため正常値を表示してしまう。それでいて、実際に回路を動作させるとまともに動かないっつうんだから厄介だよね!

クラックの原因は、コア材そのものがフェライト(パウダー状の酸化鉄を焼き固めたもの)となっており、落下させたりすることで簡単にわれてしまうことから、線材を巻く段階で強い衝撃が与えられたのではないかと推測している。

これじゃ、上手く動作しないよね!(>_<)

何はともあれ一件落着。 助さん角さん、はっ はっ はっ はー。月曜夜八時は、「見て肛門!」 



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