じょなこ日記~昭和の野球部女子マネージャー日記

1980年4月~1982年7月の神奈川県立亀尾高校(T高校)の野球部で、日々起こった出来事を日記にしました。

7月22日 (水) 新チーム結成

2015-02-20 | 日記
曇りのちひどい雷雨

部員19人全員

今日は新チームの結成日です。
まず、3ー4の教室に1、2年生が集まって主将を決めました。
その時に、カカシとたけは外して欲しいと、田本さんからの言葉がありました。
主将はアッキー、副主将はサミー君に決まりました。頑張りましょう…!

そのあとOBになった3年生から一言ずつお話がありました。
みんな心にズシンとくるもので、上の方の人がいうことよりも
ずーっと素晴らしいお言葉でした。
田本さんが、「今までうちはずーっと低迷していたけど、今回ちょっとだけ上向きになった。
この少し上がった状態でまた負けてしまったら、今年の勝ちは意味がないんだからな。」
と言いました。
そうですね。私たちは前の代より苦しいです。もっともっと練習しなきゃならないし…。

そのあと部室に戻ってきて片付けをして、ミーティングをしました。
みんな一言ずつやりたいポジションと打順と抱負を言いました。
アッキーは3番を打ちたいそうです。
サミー君は田神さんを目標にしていたけど、今年中に田神さんを抜きたいと言っていました。
カカシくんとたけちゃんはクリーンアップを打ちたいそうです。
あと1番を打ちたいと言っていたのは、遠藤君と大谷君です。

マネージャーも言いました。
私は「怪我に注意して、元気で頑張ってください。」と言いました。
kojieは部活をやってから楽しめと、まなちゃんは勝つ野球と負けない野球のこと、
みーちゃんはタバコは吸わないで欲しいということ、ちーちゃんは健康に注意してください
と言いました。そして、部費のことも言いました。

演劇部の部室に戻ってきて、いろいろと先輩たちとお話をしました。
先輩たちは私たちのおかげだと言ってくれたけど、
私なんか本当に迷惑ばかりかけちゃったし、自由にいろんなことができたのも、
先輩たちの寛大な心があったからできたのだと思います。
私は良い先輩に恵まれて、本当に幸せです。
ノートを読んでいても、先輩の部員に対する温かさがひしひしと伝わってきました。
そこで私は、果たして自分はこんなに部員たちのことを思っているのか…と思いました。
たまに自分勝手になるのが私の悪い癖です。
それを早く直したい…。そして先輩たちみたいなマネージャーのなりたいです。

ところで、ラグビー部の秋山君が、練習中に倒れて亡くなったそうです。
私は彼のことは知ってるし、部活の帰り道に一緒になった時はお話ししながら帰ったから、
すごくショックでした…。
うちの部も気をつけなくちゃ!

先輩たちがいなくなるのが寂しいです。
でも、この寂しさに勝たなきゃ強くなれないよ!
絶対に勝たなきゃね…。

今日、井松先生と、田本さんにお電話しました。

休みは野球のこと忘れたいです。
頭を空っぽにして、一からスタートしたい…。


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2015.2

じょなこ、珍しく野球から離れたがっていたんですね。
始めての夏の勝利→敗戦と経験し、先輩たちが引退する淋しさ、
自分たちが主になってやって行かなきゃいけないプレッシャー、
新チームは格段に戦力が落ちることの不安。
グランド工事になって、練習ジプシーにもなり、
そして、追い打ちをかけるような同級生の死…。
いろんなことが重なって、そんな気持ちになっていたんですね~。


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