チームメンバーの杉ちゃんも同じスケジュールで行けるので、心強い。宮崎カップはチーム対抗戦の形も取っていて、杉ちゃん、Nさんと「90’sグラスホッパーズ」というチームを作った。旅は徒然、仲間のいるサーフトリップは楽しい。時にバカ話をし、時には波乗りの真剣な話をし。
宮崎に立つ前に、チームメンバーに「大会の核になる選手はM本さんとI田さんだと思う」と、自分の考えを話した。M本さんは、サーフカヤックを始めた頃から、直近の動画や写真を見て、大会で勝つためのもの一番持っている選手だった。I田さんがサーフカヤックに初めて乗った日(2年半前)、僕は宮崎でその姿を見た。そして、その3ヶ月に宮崎の波でセッションさせてもらったが、愕然とした。たった3ヶ月の間に、とんでもなく上手くなってた。その後、2年ちょっとたってる。上達度は計り知れないと思っていた。

他に、ライディングを見たいと思ってた人がいる。まずA田さん。今回、大会に出れなかったけど、サーフカヤックのポテンシャルを最も引き出してる人だと思っている。宗像のI川さん。彼のライディングを見て、スタイルが確立していて、一番カッコ良かった。見本にすべきサーフカヤッカーだと思った。関西のMさん。自身ののブログで動画を公開しているけど、ボトムターンがきれいで、初めて見た時びっくりした。誰から教わったんだ?? そして御大二人。チーム熊本の水野さん、福支部をリードするmoritomoさん。水野さんとは大会終了後の日曜にセッションできた。気持ちい波だった。moritomoさんのファイナルのベストライドを見れた。なぜか僕はとってもうれしい気持ちになった。
そして、同じ関東から参加の選手。近いのに交流がないので、大会でライディングが見れて良かった。千葉の大Kさん。長いカヤックで豪快なライディング。世界戦に参戦しているO西さん。パワーとスピードのあるサーフィンを見せてもらった。

11月22日、東国原知事人形が来訪者を迎える宮崎空港に降り立った僕と杉ちゃんは、レンタカーを借り、運送会社の支店でカヤックをピックアップ。海を目指して車を走らせるのでした。